東京ゲームショウ 2011レポート
グラスホッパー、Mobage向けソーシャルゲーム3本を含む新作を発表
Kinect専用野球アクションゲーム「DIABOLICAL Pitch」もプレイアブルで登場!
CEO須田剛一氏。今日のファッションは、金色の靴がポイントだそうだ |
マイクロソフトスタジオズ ジャパン スタジオマネージャー リチャード・ニューマン氏 |
株式会社グラスホッパー・マニファクチュアは、初公開となる新作タイトルを含めた8本のタイトルをお披露目するプライベートパーティーを六本木で開催した。
「ノーモア★ヒーローズ」など国内よりもむしろ海外での人気が高いグラスホッパー・マニファクチュアのパーティーには、多くの外国人記者の姿が目立つ。パーティーの冒頭にCEOの須田剛一氏がステージに立ち「東京ゲームショウに向けて今日は酒と食事を楽しんでほしい」とフランクな挨拶を行なった。
パーティーではハンガリーのデジタル・リアリティと共同開発した横スクロールシューティング「SINE MORA(シネモラ)」と、飛び出す絵本のようなゴシックな雰囲気のダークファンタジーアクションゲーム「BLACK KNIGHT SWORD」という日本初公開のタイトルがムービーで紹介された。
この2本はドイツのゲームショウ「Gamescom 2011」で発表されたもので、日本では今回が初のお披露目。今回は映像だけだったが、16日にあるプレスカンファレンスでは試遊台とともに、さらに詳細な発表がある予定なので、そちらの記事にもぜひ注目して欲しい。
今日が正真正銘の初登場というKinect対応のクレイジーな野球アクションゲーム「DIABOLICAL Pitch(ディアボリカル ピッチ)」は、プレイアブルでの発表。マイクロソフトスタジオズ ジャパン スタジオマネージャー リチャード・ニューマン氏は「日本で組むといえば須田さんしか思い浮かばなかったので、一緒に仕事ができて嬉しい」と挨拶した。
上記の新作に加え、9月22日に発売を控えたプレイステーション 3/Xbox 360用アクション「シャドウ オブ ザ ダムド」(エレクトロニック・アーツ)、9月29日に発売されるPSP用リズムアクションゲーム「ヱヴァンゲリヲン新劇場版 3nd Impact -サウンドインパクト-」(バンダイナムコゲームス)、チェンソーを持ったチアガールがゾンビと戦うというPS3/Xbox 360用異色アクション「ロリポップチェンソー」(KADOKAWA GAMES)など、すでに日本で発表されているタイトルについても改めてお披露目された。
COOのデラトロベ・ヘンリー氏(左)とDeNAの取締役小林賢治氏(右) |
サウンドディレクターの山岡晃氏 |
ゲームの紹介に続いて、グラスホッパーの新規事業として、株式会社DeNAが運営する「Mobage」向けに、3タイトルのスマートフォン向けソーシャルゲームを提供することも発表された。
提供予定タイトルは「FROG MINUTES for Mobage(仮称)」、「人間 vs. ゾンビ(仮称)」、「エイリアンバスターズ(仮称)」の3本。2011年冬から順次スマートフォン向けのMobageオープンプラットフォームに配信される。
ステージではグラスホッパー・マニファクチュアのCOO、デラトロベ・ヘンリー氏、サウンドディレクターの山岡晃氏、DeNAの取締役、小林賢治氏が挨拶。「我々にしかできないことを海外に向けて発信していきたい」と語った。
今回はタイトルの発表のみだったが、「FROG MINUTES for Mobage(仮称)」は3月にiPhone用のアプリとして配信を開始した「FROG MINUTES」を新しい切り口でソーシャルゲーム化したものに、「人間 vs. ゾンビ(仮称)」はグラスホッパーならではのモバイルゾンビゲームになるらしい。「エイリアンバスターズ(仮称)」については山岡氏が「本当に新しいゲームになります」と力説していた。
□グラスホッパー・マニファクチュアのホームページ
http://www.grasshopper.co.jp/
□CESAのホームページ
http://www.cesa.or.jp/
□「東京ゲームショウ 2011」のホームページ
http://tgs.cesa.or.jp/index.html
(2011年 9月 15日)