米Valve、新作FPS「Counter-Strike: Global Offensive」を正式発表
チームベースFPSの金字塔が復活! 2012年初頭リリース予定
米Valve Softwareは現地時間の8月13日、同社の代表作であるチームベースFPS「Counter-Strike」の続編にあたる新作FPS「Counter-Strike: Global Offensive (CS: GO)」を正式発表した。開発はValveとHidden Path Entertainmentとの共同開発。発売プラットフォームはプレイステーション 3、Xbox 360、Windows PC、Macで、いずれもオンライン配信を予定。リリース時期は2012年初頭を予定し、価格は未定。日本語版についても未定ながら、Windows PCおよびMac版についてはSteamを通じて英語版と同時展開することが予想される。
「Counter-Strike」は、同社の「Half-Life」シリーズのマルチプレイMODとして1999年に誕生し、チームベースの対戦にこだわった斬新なゲーム性がFPSファンの間で話題となり、瞬く間に本家を凌ぐ人気となった伝説的なFPS。世界中のFPS大会のリファレンスゲームとして今なお愛され続け、直接的、間接的に影響を与えたタイトルは数知れない。まさにFPS界の金字塔と言えるタイトルである。
今回発表された「CS: GO」は、「CS」が1999年8月にβテストを始めてから12年ぶりの新作となるもので、「CS」をベースに新マップ、新キャラクター、新ウェポン、そして「de_dust」等のマップを始めとした旧「CS」コンテンツのアップデートバージョンを提供。さらに完全新規の要素として新しいゲームモードや、マッチメイキングシステム、リーダーボードなども提供するという。
「CS」には「CS: Source」、「CS: Condition Zero」、「Counter-Strike: Online」等、複数の派生バージョンが存在するが、現時点ではどの「CS」がベースになるのかは明確ではなく、使用するエンジンについても明らかにしていない。「CS: GO」はPAX PrimeおよびEurogamer Expo 2011でのプレイアブルの出展を予定しており、まもなく詳細が明らかになる見込み。日本でも非常に人気の高いFPSだけに発売が楽しみだ。
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(2011年 8月 13日)