CJIJ、オンラインアクション「LOST SAGA」メディア向け発表会開催
個性的なキャラが100体以上登場するオンラインゲーム、対戦を中心にシングルプレイ、協力プレイも盛りだくさん!
CJインターネットジャパン株式会社は7月12日、東京神田のビジョンセンター秋葉原にて、新作オンラインアクションゲーム「LOST SAGA(ロストサーガ)」のメディア向け発表会を開催した。本作のサービススケジュールは7月12日~20日まで限られたユーザーによるファミリー&フレンズテスト、8月11日~8月24日まで応募枠3,000名でのクローズドβテスト、8月25日~9月7日までオープンβテストを実施し、9月8日より基本プレイ無料アイテム課金の正式サービスを行なう予定。
「LOST SAGA」は剣士やガンマン、忍者など多彩な能力を持ったヒーロー達が戦うオンラインアクションゲーム。プレーヤーは1度に何体ものヒーローを使うことができる。対戦がメインだが、協力モードやシングルプレイさらにはサッカーなど多彩なゲームモードを搭載している。発表会ではテストに先がけタイトルに触ることもできた。
■ アニメとのコラボレートなどで、年内に100体のプレーヤーキャラクター実装を
本作のプロデューサーを務めるCJインターネットジャパン パブリッシング事業部ゲーム事業チームの弥永勝彦氏 |
かわいらしいキャラクターが派手な技で戦いを繰り広げる |
サービススケジュール。9月頭に正式サービス予定だ |
メディア向け発表会では本作のプロデューサーを務めるCJインターネットジャパンパブリッシング事業部ゲーム事業チームの弥永勝彦氏が「LOST SAGA」の概要を説明した。
「LOST SAGA」は韓国IO Entertainmentが開発したオンラインアクションで、剣士やガンマン、忍者、格闘家、魔法使い、さらにはナースなど多彩なキャラクターを使うアクションゲーム。プレーヤーは最初1人のキャラクターを所持しているが、クエストの報酬やゲーム内マネーさらに課金ポイントなどで使用キャラクターを増やし、多彩なキャラクターを使用していく。ステージを所狭しと動き回り、乱戦のさなかで敵プレーヤーの隙を狙って攻撃を繰り出す感覚は、サイバーステップの「ゲットアンプド」シリーズを彷彿とさせるところがある。
クローズドβテストの段階で15キャラクターが用意される予定で、今後どんどん増やしていく。韓国では50前後のキャラクターが実装されており、1カ月に2体のペースで追加されているという。
各キャラクターの装備には技が設定されており、カスタマイズすることでより自分好みのキャラクターにすることができる。例えば剣士の場合、メインウェポンは剣のままだが、防御技が使えるマントではなく、2段ジャンプができるマントという感じで、自分なりの技の組み立てができる。またゲーム中いつでも他のキャラクターと交代できる。魔法使いで相手を上に跳ね上げ、ガンマンで追撃、落ちてきたところにバーサーカーで突撃するなど、複数のキャラクターでのコンボなども可能となっている。
ゲームの操作はシンプルで、カーソルキーで移動し、Aでジャンプ、Sでガード、Dで攻撃、A+Dなど同時押しで装備の技を使う。ゲームパッドにも対応しており、コンシューマーゲームのような感覚で操作できる。キャラクターの変更は数字キーなどで瞬時に行なえる。
「LOST SAGA」はゲーム性の充実も大きな特徴だ。最大で8vs8が楽しめる対戦は「チーム対戦モード」、バトルロイヤルの「デスマッチモード」、味方チームのストーンを守り敵のストーンを破壊する「ブレイクストーンモード」、プレーヤーのうち1人の能力が大きく強化され他のプレーヤーと1vs15の戦いを繰り広げる「ボスレイドモード」、相手チームを倒して捕虜にするかフィールドから落として復活させなくする「プリズナーモード」と、対戦だけでも5つのゲームモードが用意されている。
さらに仲間と共に協力して敵を倒していく「デスタワーモード」など対戦以外のメニューも用意されている。「デスタワーモード」は2人で挑戦できるEasy、4人でできるNormal、8人で参加できるHardの難易度がある。戦うことでキャラクターを育てたり、ゲームマネーを稼げたり、レアアイテムを入手できる。この他にもサッカーができる「サッカーモード」や、王冠を奪い合う「クラウンキープモード」といったユニークなゲームモードも搭載している。
加えて1人で遺跡を探索し、アイテムを獲得できる「遺跡探索モード」、釣りをしてアイテムを得る「フィッシングモード」等も用意されている。「LOST SAGA」は対戦、協力プレイ、そしてシングルで遊べる要素もある盛りだくさんなオンラインアクションゲームなのだ。
弥永氏は、本作はゲームファンだけでなく、アニメやイラストが好きなユーザーも取り込んでいきたいと語った。「LOST SAGA」に登場するキャラクターはかわいらしかったり、ユニークなデザインで装備に加え、髪型や髪の色、顔のデザインアクセサリーなどバリエーションを多くし、自分だけのキャラクターを作ることができる。また、韓国では格闘ゲームの「ギルティギア」のキャラクターなども登場している。日本でも様々な作品とコラボレーションを行ない、作品のファンを取り込んでいくという。
そしてSNSサービスによるユーザーの交流もはかっていく。「SDガンダムカプセルファイターオンライン」でのSNS運営実績を活かし、SNS活動を通じて獲得できる「マイレージシステム」を搭載し、マイルによるアイテムなども展開していく。SNSと連動させることでより一層のプレーヤー社会の活性化を図っていく。
弥永氏は「とにかくキャラクターの数をセールスポイントにしていきたいです。韓国では現在50体ですが、日本では年内に100体の実装を目指していきたいと思います」と語った。プレーヤーキャラクターの多彩さ、というところでは「SDガンダムカプセルファイターオンライン」があるが、「LOST SAGA」ではまたひと味違った展開も見せそうだ。タイアップは現在既に進行しており、今後発表予定ということで、こちらも楽しみである。
シンプルな対戦だけでなく、非常にたくさんのアイデアが盛り込まれている |
【プロモーションムービー】 |
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■ 簡単で爽快な攻撃! カスタマイズとキャラ選択の奥深さも併せ持つ
プレーヤーキャラクターが並ぶ「Myアイテム」の画面。クローズドβテストでも15体のキャラクターが実装されるという |
こちらは「広場」。1ルームに32人まで入れる |
発表会ではテストに先がけて実際にゲームに体験することができた。まず驚かされたのが自分が持っているキャラクターを見られる「Myアイテム」画面。待機ルーム一杯にキャラクターがいる。数字キーで動かすキャラクターが変更できるほか、ゲームパッドのスティックでも変更することができた。
ショップでは、髪型や顔のパーツ、インナーなどを購入できるほか、別のキャラクターが装備しているアイテムを購入できる。アイテムは1日、10日、30日という期限が設定されていたが、「永久購入」も可能とのこと。キャラクターも入手だけでなくレンタルすることも可能だ。
今回はナイトのキャラクターを選択し、カスタマイズに挑戦してみたのだが、まずキャラクターの性別を変えるには「女性」というアイテムを購入する必要があった。デフォルトではフルプレート姿だが、マントや鎧、ブーツなどを変えてみると、全く違う雰囲気になった。さらに忍者のマフラーを装備すると2段ジャンプが可能になり、操作感まで変わる。自分なりの組み合わせを考えるのはかなり楽しそうだ。
対戦を体験してみたが、最初は操作に戸惑ったものの軽快な操作性と気持ちの良いレスポンス、派手な技でかなり楽しめた。6vs6での戦いだったが相手の後ろに回り込む攻防が楽しい。魔法使いは効果範囲が広い魔法を使うが隙が大きかったり、剣士は素速く攻撃できるがリーチが短い。また鎧のスキルは防御用、といったカテゴリ分けも使ってはじめて実感した。ベースの職業に何を組み合わせるかなど、攻略は奥が深そうだ。
また離れて戦う場合はガンマン、近付かれたら剣士、相手が一カ所に固まっていたら魔法使いで範囲攻撃、といった具合に状況に合わせたキャラクターチェンジも有効だと感じた。ただし各キャラクターにはレベルが設定されていて、個別に育てる必要がある。何キャラクターを育てて組み合わせるかも考えていく必要があると感じた。
面白いのは体力が少なくなると、自分の装備が外れてしまう点だ。相手の落ちた装備を奪うこともできる。そうなると戦い方が全く変わってくる。相手の装備を外してコンビネーションを封じるという戦い方も有効かもしれない。
「デスタワーモード」も体験してみた。Easyでは2人で挑戦可能で出てくる敵は1体。このため1人が敵を引き付けもう1人が後ろから攻撃するのが有効で、きちんと連携ができたときは爽快だった。モンスターはキャラクターの職業に対応するように様々な武器を使ってきて、それを奪うのが楽しいのだが、敵が全部スケルトンなのはもう1つだと感じた。「デスタワーモード」自体はエキサイティングなコンテンツであり、今後の一層の充実に期待したい。
他にも32人が入れる交流用の広場もあり、ゲーム要素は充実している印象を受けた。ゲーム性はガチガチの対戦というよりも、ワイワイ楽しむ間口の広いものに感じた。キャラクターの数の多さ、多彩なゲームモード、今後のコラボレーションの広がりなど魅力的な要素の多いオンラインゲームだと感じた。
「Myアイテム」とキャラクター選択画面。ここでも技の練習ができる | ||
「ショップ」他のキャラクターのパーツなどが買える | ||
「チーム対戦モード」。仲間との連携も重要だ | ||
「デスマッチモード」は全てのプレーヤーが敵となる | ||
協力プレイの「デスタワーモード」。敵をどうコントロールするかが鍵に |
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(2011年 7月 12日)