ニンテンドー3DS、遂に発売(池袋編)
ビックカメラは予約分のみ早朝販売。LABI1池袋モバイルドリーム館には長蛇の列
ビックカメラ池袋本店では8時30分から予約者に限っての発売開始となった |
2月26日、ついに任天堂の新型携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」が発売された。裸眼3D立体視を搭載し、世界で1番最初に発売されることもあり大きな注目を集めていた。
1月20日に量販店をはじめとした各店舗で予約が行なわれたこともあったが、やはり発売日には都内各地などで行列ができあがった。池袋にはビックカメラ池袋本店やヤマダ電機LABI1池袋モバイルドリーム館など、ゲームの販売大手が軒を連ねる。ビックカメラでは、予約販売者のみ通常10時からの販売開始を前倒しし、8時30分から販売し始めた。
一方、ヤマダ電機LABI1池袋モバイルドリーム館は通常販売分を10時から販売開始すると告知。朝7時50分の段階で購入希望者が同店舗のビルをぐるりと取り囲み、裏路地にまで列が伸び、ついにはJRの線路沿いにある公園にまで行列が達した。約400人強の行列となったところで警備員の方が完売を宣言。新たに来た人達にニンテンドー3DSを販売できない旨を告げていた。
ビックカメラの行列の先頭に並んだ方は、予約したにもかかわらず前日の21時頃から並び始めたという。なぜ徹夜で並んだのかというと、やはり新しいハードが発売されるということは「お祭り」といった側面があるからだという。この方は池袋店をよく利用していたことから愛着があり、新しいハードが出るとこの店舗で購入することに決めていると言い、ニンテンドーDSのシリーズは全て池袋本店で購入しているのだとか。
ちなみに3DSの魅力について伺ったところ、裸眼3D立体視はもちろん、これを実現するためのグラフィックス機能の向上、すれちがい通信といったネットワーク機能の充実、各種センサー機能の向上を挙げた。すれちがい通信については「ある時、いつの間にか知人とすれ違っていた」ということで、知らない人とすれ違うのは当然あるが、気付かないうちに知っている人とすれ違い、データのやり取りが行なわれていたことに驚きとおもしろさを感じたという。
同時購入ソフトは「nintendogs + cats 柴&Newフレンズ」と「リッジレーサー 3D」。「nintendogs + cats」についてはわかりやすいことがあるが、「リッジレーサー 3D」については操作性のわかりやすさと対戦を購入する理由として挙げた。実際、購入者を見ていると「nintendogs + cats」を購入する人が多かったようだ。
ビックカメラ池袋本店では、8時半から店員さん達の大きな声でのカウントダウンに合わせて予定通り販売が開始された。
【LABI1池袋モバイルドリーム館】 | ||
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LABI1池袋モバイルドリーム館の先頭の張り紙。かなり早くから行列ができていたようだ | 行列は同店舗をぐるりと取り囲むように伸び、線路際の公園まで続いていた | 7時50分頃には400名強が列をなし、結果完売のお知らせが出された |
(2011年 2月 26日)