サイバーフロント、PSP「DEARDROPS DISTORTION」

バンド内の人間関係を描く青春音楽系アドベンチャー


2011年1月27日 発売予定

価格:6,090円(通常版)
   8,715円(限定版)



描き下ろしの限定版パッケージイラスト
ゲーム画像

 株式会社サイバーフロントは、PSP用アドベンチャー「DEARDROPS DISTORTION」を2011年1月27日に発売する。価格は通常版が6,090円で、限定版が8,715円。

 「DEARDROPS DISTORTION」は、2010年6月にオーバードライブから発売されたPC用タイトル「DEARDROPS」をPSPに移植した作品。“音楽”や“バンド”を題材にバンドでの人間関係などを描いた青春音楽系アドベンチャーゲームとなっている。

 移植にあたっては、新規に書き下ろされたシナリオが追加され、ボリュームが30%アップ。エンディング曲は新規に録音しており総入れ替えとなっている。イベントグラフィックスは約20点の描き下ろし画像を追加。また、通常版に加え限定版には、PSP版特製ヴォーカル曲音楽CDと、PSP本体を収納できる特製ギターヘッド型ケースが同梱される。

 主人公は、海外のオーケストラ(ドイツ・フィル)で将来を嘱望されたバイオリニストの菅沼翔一。しかしとある事情で楽団での居場所を失い、音楽家としての道を閉ざされてしまう。さらに翔一はヴァイオリンすら手放したことで親の逆鱗に触れ、勘当同然の身となってしまう。

 そんなとき、地元「撫子町」のライブハウス「ライブスペース696」に住み込むこととなり、そこで知り合った様々な経歴を持つ人物達と出会い、自分の知らなかった世界に触れることとなる。翔一達はバンド“DEARDROPS”を結成し、過去のしがらみや様々な問題を乗り越え成長していく。

 攻略可能なヒロインは、主人公の幼なじみでボーカル担当の桜井かなで、ギターの達人で主人公にギターを教えてくれる大場弥生、再婚した親と軋轢のある少女・珠野りむ、人との付き合いが苦手なクールビューティー・芳谷律穂となっている。アドベンチャーゲームと言うことで選択肢を選ぶことでシナリオが分岐していくが、特に前半部分における選択はストーリーに決定的な影響を及ぼし、その後の展開が大きく変わり、一通りではないシナリオ展開になるという。


【イベント画像】




【登場キャラクター】

 

■ 菅沼翔一(すがぬま・しょういち)

 担当はGuitar。本作品の主人公で、幼少の頃からヴァイオリンを習得し、中学生の時に国際ヴァイオリン・コンクールで優勝するほどの腕の持ち主でドイツへ音楽留学をするが、とある事情により帰国することとなる。


■ 芳谷律穂(かぐや・りほ)

 担当はVocal。人との付き合いが苦手なクールビューティー。セレーネ女子学園の1年生であるが、見た目からは想像ができないハスキーボイスの持ち主。


■ 桜井かなで(さくらい・かなで)

 担当はVocal。律穂とは正反対の声質を持ち、歌うことが好きな翔一の幼馴染。頼まれると断れない優しい性格の持ち主。


■ 大場弥生(おおば・やよい)

 担当はGuitar。セレーネ女子学園の3年生。人見知りしやすい性格であるが、趣味が合う人とは打ち解けられる。ギターをこよなく愛している。


■ 権田英嗣(ごんだ・えいじ)

 担当はBass。年齢不詳のベーシスト。強面のため周囲から恐れられておりそれによるトラブルも少なくない。


■ 珠野りむ(たまの・りむ)

 担当はDrums。隣町にある青羽学園の2年生。猫耳のようにはねている髪が特徴。1人でいると何かと交信をしているように見られるような性格(いわゆる不思議ちゃん)の持ち主。


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(2010年 10月 14日)

[Reported by 船津稔]