バンダイナムコ、PSP「AKB1/48 アイドルと恋したら…」
47人のメンバーをフッて、真の“推しメン”を決める!!
制作発表会にはメンバー19名がズラリ勢揃いした |
「AKB1/48 アイドルと恋したら…」のロゴ。自分の中の推しメンを選ばなければならない、DD(誰でも大好き)にとっては地獄(極楽?)のようなゲーム |
株式会社バンダイナムコゲームスは、アイドルグループAKB48との恋愛が楽しめるゲーム「AKB1/48(エーケービーヨンジュウハチブンノイチ) アイドルと恋したら…」を12月23日に発売する。
「AKB1/48 アイドルと恋したら…」は“究極の恋愛妄想ゲーム”として制作が進められており、AKBのメンバー全員がプレーヤーのことを大好きなところからスタート。プレーヤーはメンバーの告白をフリ続け、いちばん好きなメンバーを最終的に選択することとなる。
ゲームは基本的にアドベンチャー形式で、PSPがAKBのメンバーと繋がるためのツールとなる。メンバーから電話などがかかってきてデートに出かけたり、メンバーから告白されたりといった展開となる。
今回かなりの素材が収録されており、撮影総数が10万枚以上、使用写真は1万枚以上、収録ムービーも合計80分以上となっている。さらには美しく撮影するためにハイスピードカメラを導入したり、クレーンを使い空中からの撮影、告白シーンの撮影のために50名ものエキストラの動員など、かなり気合いの入った内容となっている。
今回は多数のパッケージセットが用意されているのも特徴の1つ。ゲームソフトに初回生産特典として生写真1枚が同梱された通常版が5,229円。2011年3月までの期間限定生産版としてゲーム未収録映像UMDビデオ(1枚、約120分を収録予定)が付いたものが7,329円(生写真3枚同梱)。さらに、ゲーム、ゲーム未収録映像UMDビデオ、生写真10枚、メイキング映像DVD 2枚組(240分収録予定)、1/1リアルサイズキスマークステッカー(48枚、メンバー全員分)、着せ替えジャケット(24枚両面印刷48種類)、特製収納BOXをセットにした「AKB1/48 アイドルと恋したら… 初回限定生産版 一度しか生産しません!オークション出品不可 BOX」が10,479円。
さらには「一度しか生産しません!オークション出品不可 BOX」に加え、ブロッサムピンクのPSPをベースにロゴなどの入った「PSP-3000AKB」を同梱した「AKB1/48 アイドルと恋したら… Premier Special Pack」も発売が予定されている。このセットには、着せ替えキスマークバッテリーカバーが48種類付くため、推しメン仕様のPSPに仕立て上げることが可能となっている。
発表会にはAKB48のメンバー19名が登場。代表して大島優子さん、板野友美さん、河西智美さんが制作秘話などを披露した。
1人2,000枚以上の撮影を行なっていることについて、河西さんは「いろんな表情を撮ったんですよ。惚れ顔とかキス顔、怒った顔、泣いている顔とか何パターンも撮ったのがすごく恥ずかしかったですね」と感想を述べた。板野さんは告白シーンを好きな海で撮影したと言うが「メンバーで告白シーンの雰囲気が違うと思うのですが、私のときはサーファーさんとかいる中でお弁当を持って行くという設定で恥ずかしかったですね」と、告白となるとやはり恥ずかしい撮影だったようだ。逆に言えばそれだけ素の表情が撮れているのかもしれない。
今回、ゲームはフルボイス仕様となっているため、アフレコが行なわれているが、「経験がないわけではないのですが、演技をするわけではなく普段の自分を入れていくということで、逆に難しかったですね。あと、恥ずかしい台詞を入れているので、普段の自分にはない面も収録されています」と大島さん。
AKB48のゲーム化については「メンバーもうなずいていますがゲーマーが多いので、逆に自分がゲームになることがみんなうれしかったですね」とコメントしたところでプロデューサーの広野啓氏が「しかもフラレるという……」と話をふると、大島さんは「そこなんですよねぇ(苦笑)。告白するというゲームはあっても、ふるゲームはなかなかないじゃないですか。私たちもフラレまくり放題なので、それも楽しみですね(笑)」とコメント。
広野氏の「メンバーの誰をフリたいですか?」の問いに大島さんは「メンバーがいる前でその娘をフリたい」とコメントし、河西さんなどほかのメンバーから非難囂々。でも大島さんは「私たちにしか味わえない」と切り返した。
フラれるシーンの撮影について河西さんは「私は彼の部屋まで行ってフラれるんです。ひどくないですか!!」とショックな状況だったという。しかし大島さんが「そのフラれるときの表情もかわいいんでしょうね」とフォロー。フラれる表情も必見なようだ。
最後にビデオレターでの挨拶となった総合プロデューサーの秋元康氏は「ファンの皆さんの妄想ですね。こんなかわいい娘達から好きですと言われたらどんな嬉しいかと言うのをゲームにしてみました。1人1人から告白されるのですが、断わっていく。最後に残ったのが真の“推しメン”と言うことで、ハラハラドキドキ、何回も繰り返してゲームを楽しんでもらえると要素がいっぱい。メンバーは忙しいのですが、丁寧にミニドラマを構成しております」と締めくくった。
【神告白(ムービー切り出し)】 | ||
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(2010年 9月 14日)