任天堂、DS「ラストウィンドウ 真夜中の約束」
取り壊しの迫るアパートを舞台に2つの過去を巡る物語が展開


2010年1月14日 発売予定

価格:4,800円

CEROレーティング:B(12歳以上対象)


 任天堂株式会社は、ニンテンドーDS用アドベンチャー「ラストウィンドウ 真夜中の約束」を、2010年1月14日に発売する。価格は4,800円。CEROレーティングはB(12歳以上対象)。

突然送られてきた、差出人不明の謎の手紙。「レッドスターを探せ」という依頼が書き記されていた

 「ラストウィンドウ 真夜中の約束」は、DS用「ウィッシュルーム 天使の記憶」のホテル・ダスクで起こった出来事から1年後の、ロサンゼルスにあるケイブウェスト・アパートメントを舞台にしたアドベンチャーゲーム。取り壊しが1カ月後に迫ったアパートの住人である元刑事に、謎の人物から「レッドスターを探せ」という依頼が舞い込むところから物語が始まる。

 主人公は、「カイル・ハイド」、34歳。頑固でクールだが、何かに夢中になると我を忘れるという一面がある。4年前までニューヨーク市警の刑事だったが、警察を裏切った同僚を撃ったことの責任をとり刑事を辞める。現在は、レッドクラウン商会のセールスマンとして働く。

 ゲームでは、アパートの13年前の過去に絡むという「レッドスター」を探すために、アパートを探索する。アパートを探索する中で、「レッドスター」の正体と謎に包まれた父親の死の真実が、徐々に明らかになっていく。

 アパート内の探索では、主に住人たちに聞き込みを行なう。相手の心理を探りながら会話して重要な情報を引き出していく。会話の最中には、次の話題に繋がる選択肢が表示され、適切なものを選ぶことによって新たな情報を得ることができる。

 また、ゲームを進めていくと小説「ラストウィンドウ」が完成に近づいていく。この小説では、主人公の足どりを本編とは異なる形で読み進められる。細かな情景描写やその時々のカイルの心情、アパートの住人のエピソードなどが描写される。

【会話シーン】
会話の最中に不審な言動が見られた場合は、さらに追求することもできる。追求することで新たな情報を聞き出せる可能性があるが、面倒なことに巻き込まれてしまうこともある。なお、会話中に相手に不快感を与えると、心を閉ざしてしまい先へ進めなくなる(ゲームオーバー)
【謎解きシーン】
ゲームでは、アパート内に仕掛けられたさまざまな謎を解いていく場面も用意されている
【小説「ラストウィンドウ」】
物語を進めていくことで、小説「ラストウィンドウ」が完成していく小説の袋とじとして、本編で行き詰まったときに役に立つ秘密のメモが、各章の最後に付属される。次章の謎を解決するための糸口などが簡単に解説されている



【スクリーンショット】


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(2009年12月22日)

[Reported by 中野信二 ]