ハドソン、Wii「CALLING~黒き着信~」

ジャパニーズホラーをテーマーにしたアドベンチャー


11月19日 発売予定

価格:6,090円

CEROレーティング:B(12歳以上対象)



パッケージイメージ

 株式会社ハドソンは、Wii 専用ソフト「CALLING(コーリング)~黒き着信~」を、11月19日に発売する。価格は6,090円。CEROレーティングはB(12歳以上対象)

 「CALLING~黒き着信~」は、ジャパニーズホラーをテーマにしたアドベンチャー。死者の記憶の断片が散在している異世界「境界」を舞台に、噂になっている「黒のページ」と呼ばれるサイトから「境界」に魂を取り込まれた登場人物たちが、謎を解きながら「境界」からの脱出を試みる。

 ゲームを進めていく途中では、様々な「霊」と遭遇するが、「霊」は倒すことはできないため、プレーヤーは登場人物たちを操作し、「霊」から逃げる方法を探していく。また、「霊」に捕まると恐怖ゲージがたまり、ゲームオーバーになってしまうという。

 操作方法は、Wiiリモコンとヌンチャクを使用。Wiiリモコンのポイントデバイスを画面に向けることで、ポインター部分が「懐中電灯」の明かりのように表示され、その中から見つかった部分に対してWiiリモコンを「引く」、「振る」、「スライドする」などのアクションを駆使して、異世界から脱出する手掛かりを探していく。

 また本作でのWiiリモコンは、ゲーム中では「携帯電話」としての役割も果たしており、プレイ中に「着信」があると、Wiiリモコンのスピーカー部分から「霊」の声が聞こえてくるほか、自分の「携帯電話」から別の「携帯電話」へ発信することによって、今いる場所から発信先に移動できる「転移システム」などを搭載。さらに「携帯電話」で「録音」した「霊」の残留思念を聞いたり、写真を「撮影」してWii伝言板に送ることができるなど、「携帯電話」を駆使したストーリーが展開されていく。

 「CALLING(コーリング)~黒き着信~」は、そのほかにも、「CALLING」のキーワードでもある携帯電話のコンテンツとして、「CALLING」のモバイルサイトがオープン。モバイルサイトでは、「CALLING」のアナザーストーリーをケータイ小説として無料で配信されているほか、デコメ絵文字なども配信予定。また、同サイトから「着信★うた♪」へとリンクされており、こちらはゲームのオープニングに使用されている米サンフランシスコ出身のTrifonicによる「DeadLine」、末廣健一郎氏作曲のエンディング「約束の呼び声」が購入できる。


【登場キャラクター】
左から涼谷しんいち(すずたにしんいち)、神楽凛(かぐらりん)、岸辺千代(きしべちよ)。彼らを操作し、「境界」からの脱出を試みる

【スクリーンショット】

(C)2009 HUDSON SOFT

(2009年 11月 2日)

[Reported by 鬼頭世浪]