株式会社バンダイナムコゲームスは、本日発売のプレイステーション 3/Xbox 360用3D対戦アクション「鉄拳6」において、オンラインモードの詳細などの新情報を公開した。

　本作では、ネットワークに接続することでオンライン上で対戦相手を探したり、自分の設定した条件で対戦相手を募ることができる。オンラインでの対戦記録はデータとして記録され、情報はいつでも見ることができる。「ONLINE MODE」に収録されているモードは、以下の通りとなっている。また、「ONLINE MODE」ので対戦には、「ロビーを使う対戦」と「ロビーを使わない対戦」の2種類が用意されている。

　「ロビーを使う対戦」では、最大4人で対戦を行なうことができる。プレーヤーはチャンピオンに1人づつ対戦を挑み、対戦を行なわないプレーヤーは試合を観戦する形となる。「ロビーを使わない対戦」では、対戦相手を検索してそのまま試合開始となる（対戦の観戦はできない）。

【「ONLINE MODE」】
「ONLINE MODE」のメニュー画面。6つのモードが用意されている	ロビー画面では回線状態の様子を知ることができるアンテナも確認できる
「ONLINE MODE」の楽しみ方の1つでもあるランキングも用意されている。自分の腕がどのくらいのレベルかを知ることもできる。プレーヤーデータも見れるようだ

　本作では、プレーヤーの腕前を判定する指標として「段位システム」を採用している。段位は、オフラインモードではゴーストバトルなどで初段まで段位を上げることができる。しかし、初段以上の段位を獲得するためには、オンラインモードのRANKED MATCHに挑まなければならない。RANKED MATCHでは固定されたレギュレーションで近い実力を持ったプレーヤーが自動的にマッチングされる。また、段位は勝敗によって変動するので、負けが続くと段位が落ちてしまうこともあるようだ。

【「昇段試合」】	【「ゴーストバトル」】
RANKED MATCHで対戦を行なっていくと、「昇段試合」と呼ばれる試合が組まれることがある。この試合に勝てば段位が上がる	ゴーストをダウンロードすれば、他のモードに敵としてゴーストが登場する。これもオンラインを利用した本作の楽しみの1つとなっている

　オンラインでの楽しみ方はまだまだたくさん用意されている。例えば、カスタマイズも他のプレーヤーにカスタマイズしたオリジナルキャラクターを見せて、反応を楽しむことができる。カスタマイズは、ファイトマネーを使って購入し、装備させることでキャラクターの見た目が変化する。購入する以外ではシナリオキャンペンモードで手に入れることができる。ここでは、特殊な効果の付いた装備アイテムを手に入れることもできるという。

【カスタマイズ】
カスタマイズできる部分は15カ所もある。衣装などは同じものでも色違いも用意されており、かなりのカスタマイズパーツが用意されているようだ。なかにはファイトマネーでは購入することができないカスタマイズパーツもある!?
【カスタマイズされたキャラクター達】
ひと目見ただけでは元キャラがわらないという人も多いのではないだろうか

　特殊な装備品が手に入るシナリオキャンペーンモードでは、本来の「鉄拳」とは違ったスタイルで「鉄拳」を楽しむことができる。このモードでは、鉄拳特有のコマンド操作を駆使して敵と戦う以外に、鉄パイプ、ガトリング砲、火炎放射器などの武器を使った戦いも楽しむことができるという。通常の対戦ステージとは異なり、3Dマップ型のステージを移動しながら敵と戦っていき、ステージの最後にはボスキャラクターも登場する。

【「アリーナ」】
シナリオキャンペーンモード内にはアリーナと呼ばれる闘技場があり、そこではシナリオキャンペーンでクリアしたエリアボスが使用可能になる。アリーナで勝ち進むことで、各キャラクターのプロローグやエンディングムービーを手に入れることができる

【リアルタイムムービー】
シナリオキャンペーンモードでは、随所にリアルタイムムービーが挿入され、演出を盛り上げてくれる。このムービーを見るだけでも一見の価値はあるのではないだろうか

■ 三島重工製拠点防衛兵器「NANCY-MI847J」登場

　アーケード版ではボーナスキャラクターとして登場した「ナンシー」は、本作にも登場することが判明した。全てにおいて規格外とされている「NANCY-MI847J」こと「ナンシー」の正式名称は、「Mishima Heavy Industries “BLOODY NANCY” Type 847 Japan」。

【アーケードモードでのナンシー戦】
最強クラスの敵キャラクターであるが、本作ではちょっとお茶目なシーンも用意されている？

■ シリーズではお馴染みの要素「10連コンボ」

　「鉄拳」シリーズではお馴染みの「10連コンボ」も、本作には用意されている。10連コンボとは、タイミングよく指定されたボタンを押すことで発生する連続攻撃。キャラクターによっては、分岐したり、数パターン用意されていることもある。戦術的にも何発目まで攻撃を仕掛けるかという意味では、簡易的な2択を迫ったり、相手にプレッシャーを与えることもできる。

【10連コンボ】
割り込みポイントを知らないと脅威の攻撃となってしまうので、各キャラクターの10連コンボは覚えておいて損はないだろう。途中で止めて違った攻撃を仕掛けるといった使い方も有効

■ 山口貴由氏がデザインするエクストラコスチューム

　著名アーティストによるデザインされたコスチュームも魅力である本作。今回は「覚悟のススメ」、「シグルイ」などを手掛ける人気漫画家・山口貴由氏がデザインした「三島一八」のコスチュームを紹介する。

【デザイン画】

【スクリーンショット】
全身を覆う鎧のような迫力がある衣装。カラーバリエーションも豊富で「銀」、「金」といったメタリックなカラーが、10色ほど用意されている

【登場キャラクター紹介】
BRYAN FURY （ブライアン・フューリー）	王 椋雷 （ワン・ジンレイ）	DRAGUNOV （ドラグノフ）
国籍：アメリカ 格闘スタイル：キックボクシング	国籍：中国 格闘スタイル：心意六合拳	国籍：ロシア 格闘スタイル：コマンドサンボ

JACK-6 （ジャック6）	MARSHALL LAW （マーシャル・ロウ）	Roger Jr. （ロジャー・ジュニア）
国籍：不明 格闘スタイル：力まかせ	国籍：アメリカ 格闘スタイル：マーシャル・アーツ	国籍：なし 格闘スタイル：コマンドレスリング

DEVIL JIN （デビル仁）
国籍：なし 格闘スタイル：不明

【対戦シーン】

■ アートブックの紹介

　10月29日に発売されるコレクターズボックス版に同梱されている「鉄拳6」アートブックの中身を少しだけ紹介する。アートブックには、各キャラクターのイラストをはじめ、貴重なラフ画、設定などが細かく掲載されている。「鉄拳」ファンならずとも、1度は見て見たい内容となっている。

【アートブック】
キャラクター数だけでも40人は登場しているので、相当なページ数になるかもしれない。貴重な1冊になることは間違いないだろう

■ 鉄拳15周年×ウルトラジャンプ10周年を記念したコラボ企画

　「鉄拳」シリーズ誕生15周年とウルトラジャンプ誕生10周年を記念し、漫画家：高遠るい、原作/監修：バンダイナムコゲームスのコラボレーション企画として「鉄拳」のコミカライズ化が決定した。Webコミック「ウルトラジャンプエッグ」にて、2009年10月19日より「鉄漫 TEKKEN COMIC」が連載を開始した。毎月19日に更新され無料での観覧が可能となっている。第1回更新分は1話と2話の同時公開となっている。気になる人はWebコミック「ウルトラジャンプエッグ」のページをチェックしてみるといいだろう。

【作品あらすじ】

＃1：不死鳥伝説[33P]

　風間仁の独立国家樹立宣言及び宣戦布告から1年――新頭首風間仁が率いる財閥は世界を掌握。その後各地で鉄拳トーナメントを開催していた――。その中のある大会に颯爽とチャリで現われたのは……なんと風間飛鳥だった!! 果たして飛鳥は仁のいるトーナメントで何をしようとしているのか!?

※画面は開発中のものです。
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「鉄漫 TEKKEN COMIC」
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