ガーラジャパン、WIN「RAPPELZ」
大型アップデート「EPIC6:黄金の君主」を9月に実装


9月 実装予定


 株式会社ガーラジャパンは、Windows用MMORPG「RAPPELZ(ラペルズ)」において、大型アップデート「EPIC6:黄金の君主」を9月に実装する。

 「EPIC6:黄金の君主」は、5月に実装された「EPIC6:ナビスラミア」に続く第2弾となるアップデート。4部作となる「EPIC6」において、プロローグ的な位置づけだった「ナビスラミア」の系譜を継ぐ。

 「EPIC6:黄金の君主」の軸となるのは、「エル=カシア」と呼ばれる古代種族が残した黄金に輝くダンジョン「エルカシア」。このダンジョンは、高級奴隷として追われていた「エル=カシア」の最後の楽園で、「黄金の君主」と呼ばれる存在が待ち構えている。

 またこのアップデートでは、新クリーチャーの追加や露店専用エリアの新設、高ランク用アクセサリーアイテムの追加などが実施される。なお、アップデートの実施日やこのほかのアップデート内容の詳細については、後日改めて明らかにされる。

【バックストーリー】
金眼族とエル=カシアにまつわる伝説

・愛玩奴隷
 古代人が繁栄を謳歌した時代。ガイア大陸には、独特の姿をした少数民族がいた。数ある少数民族の中でも、とりわけ美貌と小ささから愛玩目的で取り引きされた金眼族がいた。金眼族は金色に光る瞳を持つのが特徴で、ムードによってその明るさが変わった。貴族の愛玩奴隷としての人気が高くなるにつれ、金眼族は自衛の為に人里を離れていった。そして、いつしか他の種族との交流を断絶した。

・太陽信仰
 闇に隠れるようにして生きる彼らは、光を渇望した。特に太陽に憧れた金眼族は、自らが黄金に輝く太陽のようになりたいと熱望するようになる。金眼族は建物の壁や床に太陽の紋章を刻み、太陽の紋章の形をした装飾を好んだ。また、魔法を用いて巨大な向日葵を育てたり、自らの身体に金粉を塗ったりと、生活の隅々まで太陽信仰を取り入れた。

・エル=カシア
 奴隷狩りを避ける為に、金眼族は地中に住居を構えた。しかし太陽を信仰する彼らは、地下にも太陽の光が射し込み植物を育てられる環境を整えた。また、侵入者に備えるために要所要所に分岐を設け、トラップとモンスターを配置し、外部との連絡を遮断した。永い歳月が過ぎ、古代人は滅亡し、金眼族もまた行方を消した。


 ダンジョン「エルカシア」は、太陽の紋章を模した構造となっており、中央部の巨大なホールと6個の部屋で構成されている。6つの部屋は、部屋の目的によって「金の間」、「毒の間」、「水の間」の3種類に分類されており、そこに生息するモンスターのスキルの傾向も異なる。

    【エルカシアの概要】
    ・ダンジョン位置 マルドゥカ滝前
    ・ダンジョンランク 6ランク
    ・ダンジョンレベル 145Lv
    ・中間ボスモンスター なし
    ・ボスモンスター オシリス
    ・ボスモンスターレベル 145Lv
    ・ダンジョンシージ 金曜日22時~24時
    ・レイド可能人員 2パーティー(16名)
    ・シージ可能人員 攻撃2パーティー(16名)+防御2パーティー(16名)

マルドゥカ滝の前に建てられている「英雄アロドボリス」の銅像の前にダンジョンへの入り口があるダンジョンの俯瞰図金の間

 エルカシアには、金眼族が自分たちを守るために呼んだモンスターやエルカシアの財宝を狙う獣人族が徘徊している。さらに、エル=カシア独自の採光技術によりダンジョン内でも花が咲く向日葵や環境と一体化している魂遊石が存在する。これらは、外部の侵略者から自分たちを守るために金眼族が作ったトラップで、冒険者が近寄ると容赦なく攻撃する。

【モンスター】
エデル=オージュ
魔力を帯びた笛音で攻撃する「エデルオージュフロット」と、吹き矢を飛ばして攻撃する「エデルオージュブロー」の2種類が存在する
オシリス
黄金のマスクを被ったアンデッド。古代にエデル=オージュがエル=カシアの守りとして召喚したが、詳細は不明

【トラップ】
向日葵(左)と魂遊石(右)。状態異常やダメージを与える

 新たに開設される露店専用エリアは、「マリキャットマーケット」。主要な町からテレポーターを通じて誰でも移動可能な空に浮かぶ島で、ここに露店を出すとほかのエリアで露店を開設できなくなる。また競売は通常通り運用されるので、用途に合わせて取引方法を選べる。

マリキャット。暇つぶしに浮遊島を1つ購入し、「マリキャットマーケット」を作った謎多き貴婦人俯瞰図イメージイラスト



【スクリーンショット】


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(2009年9月8日)

[Reported by 中野信二 ]