デル、ゲーミング用ノートPC「Alienware M17x」の販売を開始

NVIDIA GeForce GTX260M SLIやRAID0/1に対応したハイスペックPC


6月3日 発売

価格:239,800円より



「Alienware M17x」

 デル株式会社は、ゲーマー向けハイスペックノートPC「Alienware M17x」(エイリアンウェア)を6月3日より販売を開始する。価格はBTOにつき最低価格は239,800円から。

 Alienwareは、ゲーマー向けハイスペックPCを製造・販売するメーカー。2006年にデルに買収され、その傘下で同ブランドを継続し展開。日本への進出は今回発売された「Alienware M17x」が初となる。

 米国ではノート、デスクトップのいずれのモデルも販売されており、本体に彩られたLEDによるイルミネーションや、本体前面にあるエイリアンの顔をあしらったトレーマークなどの外見的特徴に加え、機能面ではゲーマー向けのハイエンドモデルCPUやGPUなどを搭載、ゲーマーご用達の各種ツール・インターフェイスなども組み込まれ好評を博しているブランドとなる。

 「Alienware M17 x」は、本体のデザインに同ブランドらしいLEDを使ったイルミネーションを継承しており、キーボードのバックライト、タッチパッド周辺、スピーカー、ホットキー、トレードマーク、電源ボタンや各種アクセスランプなどが発光する。これらのバックライトは、OS起動時に組み込まれている「COMMAND CENTER」と呼ばれるユーティリティを利用することで、青や赤はもとより黄や緑など、20色からそれぞれのボタンを好きな色を設定できるほか、バッテリー駆動時には、残容量を同LEDのカラーで表現できる。また、バッテリー稼働時など、内蔵グラフィックスカードを切り替える「Stealth」モードを使って消費電力を抑えることも可能。

 最小構成は、CPUにCore 2 Duo P8600(2.4GHz)、メモリ4GB、NVIDIA MCP79チップセット、グラフィックスにGeForce GTX 260M(1GB)、250GBのハードディスク、DVDスーパーマルチドライブ、1,440×900ドット(WXGA+)表示対応17型ワイド液晶ディスプレイを搭載。

 BTOオプションにより、CPUはCore 2 Extreme QX9300(2.53GHz)、メモリは最大で8GBを搭載でき、グラフィックスにはGeForce GTX 280M×2(SLI構成)などのハイエンド向けの構成も選択可。OSもWindows Vista Home Premium、またはUltimate(いずれも64bit)を選択できる。キーボードは、日本語フルキーボードまたは英語の切り替えも可能。最高スペック時の価格は898,150円となる。

 I/Oポートには、ExpressCard/54スロット、SDカード/MMC/メモリースティック(PRO)対応カードリーダ、USB 2.0×4、eSATA/USB 2.0コンボポート×1、HDMI出力、DisplayPort、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、音声入出力などを搭載。本体カラーはスペース・ブラックかソーサー・シルバーが選択可能。


本体カラーはスペース・ブラックかソーサー・シルバーが選択可能
本体左側には外部ディスプレイ用にミニD-sub15ピン、MDMI、LANポート、USBなどを配置右側にはカードスロットや各種ピンジャックなどを配置
本体裏面上部パネル本体背面

「COMMAND CENTER」により各種発光色を変更可能。内覧会時での「Alienware M17x」は、βバージョンの「COMMAND CENTER」を使用していたためキーボード部分は発光していない

(2009年 6月 3日)

[Reported by 鬼頭世浪]