今年はバギーも活躍！ USJ夏イベント「ワンピース・プレミアム・サマー2025」ネタバレなしレポート

　ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは6月30日、毎年恒例の夏のお楽しみ、「ワンピース・プレミアム・サマー2025」のプレ上演を行なった。「ワンピース」のプレミアムステージは2007年から開催されている夏のUSJの定番アトラクション。今年は7月1日から10月6日までから上演される。

満席の招待客

　会場は約3,000名が収容できるウォーターワールドの水上ステージ。今年もルフィと麦わらの一味が勢ぞろいし、さらに千両道化のバギーや海軍も登場しての三つ巴の戦いが繰り広げられる。

　このレポートではネタバレのない範囲で「ワンピース・プレミアム・サマー2025」について紹介したい。

　半円形のシアターには、正面と左右の3カ所にステージが作られ、そこと、水を挟んだ奥のステージでストーリーが進んでいく。炎や水しぶき、火薬、電飾を使った派手な演出で戦闘シーンは大きく盛り上がる。観客席に飛び散るほどの水柱を噴き上げての見栄切りなど、舞台ならではの演出が光る。遠くで吹き上がっているのに、顔に火照りを感じるほど巨大な炎も迫力満点だ。

　ストーリーでは、数多くの情報を持つ謎の男「スニッチャー」が登場する。麦わらの一味やバルトロメオ、そしてバギー海賊団と、いつも以上に豪華な面々が揃っており、ここにコビーをはじめとした海軍も加わって、大立ち回りが演じられる。

バルトロメオたちの前に現れたスニッチャー

千両道化バギーも登場

　いかにも2.5次元らしいキャラクター同士の掛け合いも頻繁に盛り込まれており、お気に入りのキャラクターが登場すると、わっと歓声が上がっていた。「ワンピース」ファンを狙い撃ちにするようなサプライズも数々仕込まれているので、最初から最後まで目を離さないようにしたい。

　客席の通路も頻繁にステージとして使用され、キャラクターたちが駆け抜けたり、そこで戦ったりとすぐ間近でキャラクターを見ることができる。客席とステージが近いからこその一体感は「ワンピース・プレミアム・サマー」でなければ味わえない瞬間だろう。

ブルック

ジンベエ

　本イベントに合わせて限定版のマフラータオルも発売されている。劇中でもある場所で使用するので、持参していくとより楽しめるかもしれない。前列で見る人は、ポンチョなど水しぶきへの対策が必須だ。

サンジ、ナミ、ゾロ

ルフィ

麦わらの一味が今年も大暴れする