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「ポケモン生態図鑑」が本日発売! 2人の博士がポケモンの生態について新たな視点で解説

カイリュウやラプラスなど1,000種類を超えるポケモンたちが掲載

【ポケモン生態図鑑】
6月18日 発売
価格:1,430円

 小学館は、書籍「ポケモン生態図鑑」を6月18日に発売する。A5判で、価格は1,430円。

 本書は、ポケモンの観察や研究の成果がつまった公式図鑑。1,000種類を超えるポケモンたちがどのように生活しているのか、生態学や行動学の視点から、違い、共通点、法則、つながりといったキーワードに注目して分類、解説している。

「ポケモン生態図鑑」

 本書は「ポケットモンスター」シリーズに登場する「ポケモン図鑑」に記載された情報をもとに、ポケモンの飛行速度が視覚的に比べることができるほか、ポケモン同士の特徴的な協力関係がイラストで見られるなど、ポケモン達の新しい側面が発見できる内容となっている。またすべてふりがな付きで、子どもから大人まで楽しめる。

 本書では、注目する内容ごとに、様々なレイアウトでポケモンの不思議に迫る。1,000種類を超えるポケモンたちが、いったいどのように生活するのか、体の特徴や食事、睡眠、他のポケモンとのつながり、移動能力など、専門家の見地から、ポケモンを観察・分析。「ポケットモンスター」シリーズに登場する「ポケモン図鑑」を読み解き、ポケモンごとに生態の「違い」・「共通点」・「法則」・「つながり」などに注目し、大きく4つの視点に分けて解説する。

カイリューやゴルーグなど空中を移動するポケモンたちの飛ぶ速さを比較したページ

第1章 ポケモンのすがたや形

 オス・メスの違い、リージョンフォームなど生息環境によって変わるすがた、フォルムチェンジや進化のひみつなど、体の特徴と生態の関係を紹介。

第2章 ポケモンの生活

 えさを取るための様々な工夫、体温調節の方法、昼夜・月の満ち欠け・季節などの変化に合わせた生活リズム、睡眠の特徴などを解説している。

第3章 ポケモン同士の関わり

 協力関係、相手をだます戦略、なわばり争い、群れなど、ポケモン同士の関わり合いを解説。人との共存についても注目していく。

第4章 ポケモンの移動能力

 走る、泳ぐ、空を飛ぶなど、多種多様にわたる移動方法は、ポケモンの大きな魅力のひとつ。その能力を観察し、比較することで、生態の違いを紐解いていく。

ポケモンの生態を米原善成氏が解説。イラストはきのしたちひろ氏がフルカラーで描き下ろし

 本書で、ポケモンの生態を解説するのは、博士(農学)であり、現在はポケモンに勤める米原善成氏。生態にフォーカスを当てるにあたり、その特徴や違いをわかりやすくするために、ポケモンのイラストはフルカラーで描き下ろされる。新イラストは、多くの動物生態本のイラストを手掛けてきた、きのしたちひろ氏が担当する。

 米原氏、きのした氏、ともに東京大学大学院農学生命科学研究科で動物の行動や生態を研究して博士号を取得。ポケモンという生き物を観察する視点は本格的。2人の博士がポケモンの生態について、新たな視点でせまる。