親子で楽しもう！「マインクラフト」。“マイクラ部 全国キャラバン”スタート！

大きな画面でPS4を使って一緒にゲームを楽しむことができるコーナー

　ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア（SCEJA）は、「マインクラフト」を使ったイベントを3月21日より日本全国で順次開催する。

　「マインクラフト」はMojang ABが開発した“冒険・ものづくりゲーム”。ブロックを積み上げるようにして様々なものを作り上げることができるのが大きな魅力で、世界中に多くのユーザーが存在する。すでに日本では各種プラットフォームで発売されているが、ここのところ注目を集めているのが、PlayStation Vitaで若年層に広がりつつあるところだ。

　実際、1月から2月にかけて行なわれた「次世代ワールドホビーフェア」の会場でも数多くの小学生のファンがブースに詰めかけ、1時間以上待ちの状態なんてざら。1人で黙々と一心不乱に遊んでいる子もいれば、みんなで一緒に共同で物作りに励んでいる子もいる。そして実況中継まで行なう強者もいる。子供の頃から！

　デジタル時代の「レゴ」と言うこともできる「マインクラフト」。大人が考えているよりもずっと子供達に浸透しているようだ。すでに、プレイステーション・プラットフォームで発売されている「マインクラフト」シリーズは日本国内累計50万ダウンロードを突破しているという。

　今回のイベントでは“親子キャンプin『マインクラフト』”と題し、親子で一緒に楽しめる体験ワークショップや、参加者全員でそれぞれのご当地名物のクラフト制作にチャレンジする場などが設けられている。それぞれ時間帯によって行なわれることが異なるので、詳しいタイムテーブルは現地で確認して欲しい。今回取材した銀座ソニービル8階OPUSでは、入場自体は無料だが、前述のアトラクションを体験する場合は、整理券が必要となっていた。

　次世代ワールドホビーフェアの時もゲームの解説ビデオを流すなど、初心者に向けた取り組みも行なわれていたが、今回はよりわかりやすくゲームをどのように楽しめば良いのか、手取り足取りレクチャーしてくれた。パッと見はキャッチーなグラフィックスで入りやすい「マインクラフト」だが、ゲーム自体は自由度が高く、ともすれば何をすれば良いのかわからない人も出てくるだろう。会場では親子でゲームに触れて、まずはドアを作るところからレクチャー。取ってきた素材をどうすれば良いのか? どうすれば物が作れるのか? わかる人はどんどん楽しめるし、わからない人には白衣を着た係員が懇切丁寧に教えてくれる。

　一方で、PS4を使用した「『マインクラフト』ゲーム実況」も行なわれていた。こちらも担当員が一緒に会話を楽しみながら実況を行なうことができ、子供達が楽しそうに笑いながらプレイしている姿が印象的だった。

　会場の待合場所では延々と自分で持ち込んだPS Vitaでゲームをプレイする子供もいて、浸透しつつある印象を受けた。PS Vitaはできることも多いが、大人のゲーマーは比較的ゲームでしか利用しない人が多いのではないだろうか？ しかし子供達は写真を撮ったり様々なことに利用しているようで、そういったエンターテイメントの入り口として、PS Vitaは十分機能しているようだ。

　また、なぜ子供達にこれだけ「マインクラフト」がウケているのかというと、入り口はYouTubeで大量に流れるゲーム映像だという。現在ではYouTubeを普通にテレビを見るように見ている子供達も多く、その中の実況映像などから「マインクラフト」に興味を持ったというわけだ。逆に言えば、それがゲーム実況予備軍を作り上げているので、良い関係でループし始めていると言うことだろう。

　今回のイベント「親子キャンプin『マインクラフト』」は日本全国で行なわれている。もし近くで行なわれていれば、少しのぞいてみると良いかもしれない。

大きな画面でゲームを一緒にプレイしながら、手取り足取り、どのようにゲームを進めていけば良いのか説明してくれる。素材集めから物作り、寝て起きて……このレクチャーさえ受ければ、約50分でゲームの楽しみ方は子供でも理解できるだろう

ゲーム実況ブース。担当の人と一緒にゲーム実況を体験することができる

実況は1回の申し込みで30分ほど体験可能だったが、博士からの指令に挑戦する一幕も

次の回のアトラクションを待つ人たち。土曜日の午前中から数多くの人が訪れていた

「銀座 ソニービル」会場のタイムテーブル。かなりぎっしりと予定が組まれている

「銀座 ソニービル」の1階を入ったところにも大きなディスプレイがおかれ、ゲームをプレイできる。子供もプレイしていたが、銀座という場所柄か、外国の方も多く、これまた熱心にプレイしておいでだったのが印象的！

メッセージやイベントの感想をつぶやくことで特別な壁紙がプレゼントされる

「銀座 ソニービル」は「マインクラフト」一色……というと言いすぎだが、思ったより大々的に展開している。それだけ「マインクラフト」が認知されていると言うことか？

1階の表には「マインクラフト」の世界観が再現されており、記念撮影を取ることができる

会場のあちこちには大きなフィギュアも置かれていた

銀座 ソニービルのあちこちにスタンプが置かれており、すべてそろえるとプレゼントをもらうことができる

会場ではアンケートもとられていた

【「マインクラフト」親子体験イベント“マイクラ部全国キャラバン”】