【スマホアプリ今日の1本】ド派手演出でバトルを再現「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」

鮮やかな玉が「気」。手前の1つを選択すると戦闘が進む

　テレビアニメの放送が終わって19年が経った「ドラゴンボールZ」。その人気は下降を辿るかと思いきや、2009年からはアニメの再編集版が放送され、2013年には映画「ドラゴンボールZ 神と神」が公開され、今年4月には映画最新作「ドラゴンボールZ 復活の『F』」の公開も控えている。

　ゲーム関連でも盛り上がりは再燃していて、2月5日にはPS4/3/Xbox One/Xbox 360「ドラゴンボールゼノバース」が発売されたほか、夏にはニンテンドー3DS「ドラゴンボールZ 超究極武闘伝」の発売が予告されている。

　一方スマートフォンでは……というわけで、今回ご紹介するのはiOS/Android「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」だ。

バトル画面は漫画的でありアニメ的。キャラクターたちが高速で動き回る

　「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」は、アニメ「ドラゴンボールZ」に登場するキャラクターを仲間にしてチームを編成し、敵と対戦してストーリーを進めていくRPG。1つのステージはすごろく形式でコマを進めていき、ステージの最後にはボスが待ち構える。

　戦闘は画面に表示される「気」をタッチしていくというもの。「気」は属性ごとに何色かにわかれていて、同種類の「気」が連続して並んでいる場合、これらを一気に獲得できる。「気」を獲得した数に応じて、攻撃力が上昇する。

　戦闘はアニメのバトルシーンを再現したようなド派手な演出となっており、キャラクター同士が画面中を駆けまわり、「ズドドドッ」などといった擬音ともに超高速格闘戦を行なう。画面を良く見ると完全なアニメーションではなく、アニメに登場したポーズの静止画を上手く繋ぎあわせてそれらしく見せていると思われるのだが、キャラクターの「戦っている躍動感」が良く出ていて思わず見入ってしまう。

　また「気」を溜めるとベジータなら「ビッグバンアタック」、天津飯なら「気功砲」などキャラクターごとに必殺技が発動してこれがまた派手なほか、敵を倒すとこちら側に吹き飛んできて「画面に激突してヒビが入る」という演出もあって“いかにバトルを派手に見せるか”を研究したような内容となっている。

　戦略面では、キャラクターと同じ属性の「気」を溜めることで2倍多く溜まったり、関連あるキャラクター同士を攻撃順の前後に入れ替えることで攻撃力などにボーナスが発生するなど、その場その場での判断も勝敗を左右するようになっている。

　ボスキャラクターには桃白白やラディッツなど、やはり「ドラゴンボールZ」の敵が総登場して待ち構えているし、バトルのテンポが良いためどんどんゲームを進めていける。さらにガチャを利用すれば新たな仲間が増えていくというわけで、「ドラゴンボール」ファンはぜひ触れてもらいたい1本だ。

【スクリーンショット】