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「ぷよぷよ」シリーズ24周年記念「ぷよきねんテレビ」配信!

豪華声優陣と「ぷよぷよ」トーク&バトル!過酷な罰ゲームも!?

放送日時:2月7日 13時~21時

収録場所:ニコニコ本社 イベントスペース(池袋P'PARCO B2F)

8時間ぶっとおしの生放送で「ぷよぷよ」24周年をお祝い! 目指せ2424周年!?

 セガは、「ぷよぷよ」シリーズの24周年を記念した番組「ぷよきねんテレビ」を、2月7日21時までニコニコ生放送にて配信中だ。

 8時間におよぶ「ぷよきねんテレビ」では、「ぷよぷよ」に関する情報盛りだくさんに様々なコーナーが用意されているほか、その裏では昨日20時より放送されている、有名プレーヤーによる「『ぷよぷよテトリス』24連勝するまで帰れません」にも挑戦中など、24周年を記念したお祭り的なイベントとなっていた。

 番組総合プロデューサーにぷよぷよシリーズ総合プロデューサーの細山田水紀氏、番組パーソナリティを渡辺浩弐氏が務めたほか、ゲストに声優の園崎未恵さん(アルル、クルーク他役)、仲西環さん(カーバンクル、ユウちゃん&レイくん役)、逢坂力さん(サタン役)、石狩勇気さん(まぐろ役)、佐倉薫さん(ウィッチ役)が登場。「ぷよぷよ」や「ぷよテト」にまつわるエピソードや、対戦コーナーを行なった。

ゲストに声優の園崎未恵さん(アルル、クルーク他役)、仲西環さん(カーバンクル、ユウちゃん&レイくん役)、逢坂力さん(サタン役)、石狩勇気さん(まぐろ役)、佐倉薫さん(ウィッチ役)が登場!

プロデューサーの細山田水紀氏、番組パーソナリティを渡辺浩弐氏が担当。磯部玲奈さんは放送中に7連鎖ができるよう特訓!
「ぷよぷよ」シリーズへの思い入れ、ボイス収録時のマル秘エピソードなど、「ぷよぷよ」にまつわるトークを披露した

 逢坂さんは、シリーズ作を最初にプレイしたのがメガドライブ版の「ぷよぷよ」で、カートリッジの頃にボイス音声があるだけでも驚きで、ましてやそれに自分が声優として関われるようになるとはと、感慨深い様子だった。

 石狩さんは24周年という子供がすっかり大人になるほどの長い歴史に感動しつつ、持参していた「まぐろのけん玉」を使ってけん玉の腕前も披露。難しい技も見事に成功させ、お祝いムードに華を添えた。

 佐倉さんは「ぷよぷよ」と同じ24歳。小さい頃には家族と、特に強かったおばあちゃんと対戦して楽しんだという。また、「ぷよぷよ」シリーズでのボイス収録が声優として初めての仕事だったということもあり、身近かつ特別な思い入れを語った。

 仲西さんは普段はあまりゲームをやらないということだが、それでも「ぷよぷよ」はプレイしたことがあり、大好きなカーバンクルの声を演じることになり、とても喜んだそうだ。ただ、妹さんには「ぐーぐー言ってよ」と、カーバンクルのセリフを求められ、いじられるのだとか。

 園崎さんは当時、某雑誌の付録に収録されていた「魔道物語」シリーズを学生時代にプレイしていたそうで、1番最初にボイス収録をした時には、「魔道物語」から続く主人公アルルのイメージに近づけようと意識したそうだ。だが、そんな想いで望んだ収録だったのに、現場に向う途中で自転車でこけ、肩から流血しつつの収録になってしまったのだとか。

まぐろ役の声優を担当する石狩さんは、トレードマークのけん玉を持参。見事に難しい技を1発成功させてお祝いムードを盛り上げた

 エピソードトークに続き、スペシャルドラマも声優陣による生アテレコで披露された。ドラマは2つあり、ひとつは、前髪に隠されたまぐろの素顔に迫る、ピンチと夢落ち、そしてループというちょっとドキドキな内容。そしてもうひとつは、「ぷよぷよ」24周年を祝おうとサタン、アルル、うぃっち、そしてカーくんがこれからの目標を話し合う、というもの。

 発売中のドラマCDのテイストを生で楽しめるものになっており、声優陣のプロの演技に会場のファンは釘付け。これに続き、ドラマCD第2弾の制作も発表された。

新ドラマCDの制作や、小説、ヴァイスシュヴァルツへの参戦など、今後の展開も発表された

 細山田プロデューサーと声優ゲスト陣との「ぷよぷよテトリス」対決も行なわれた。最初は、園崎さん、仲西さん、佐倉さんの女性声優陣と、「回転禁止」という過酷なハンデを背負った細山田氏の4人個人戦で対戦した。

 回転が禁止ならいっそのこと……ということでコントローラー片手持ちでプレイする細山田氏。両脇に縦に積んでいき、横付けしていく形でなんとかぷよを消していく。さすがに厳しい状況も何度か訪れていたのだが、なんとかしのぎきって勝利!さすがのプレイに会場も大きく盛り上がった。

 続いては、細山田プロデューサーVS仲西さん、逢坂さん、石狩さんの1対3なチーム対戦。細山田氏はテトリスを選んで、ねばりにねばるも、さすがにこのハンデは覆しきれず敗北。罰ゲームに、梅干しやらレモンやら、酸っぱいものを大量に食べさせられ、悶絶の表情を見せた。なお、それから次のコーナーに移ってもグロッキー気味だった細山田プロデューサーだったが、レッドブルでなんとか立ち直っていたあたりはさすが。体を張って24周年を盛り上げる姿には、会場のファンも、ニコ生を観ている人も、笑いつつも拍手の気持ちだったのではないだろうか。

1戦目は回転禁止のハンデを背負いつつも見事に細山田プロデューサー勝利!しかし2戦目は1VS3のハンデチーム戦にさすがに崩れた。罰ゲームの酸っぱいもの尽くしを男らしくかきこむも、悶絶していた。そのぷよ魂に拍手の想いだ

 2月6日20時から2月7日20時までの24時間内に、オンライン対戦の挑戦者を相手に24連勝を目指すという「『ぷよぷよテトリス』24連勝するまで帰れません」。ぷよテトドリームチームこと、「Red Bull 5G 2013」と同「2014」からファイナリストのくまちょむさん、Kamestryさん、Selvaさん、HBMさん、せーはさんが挑むも、猛者が襲い掛かっているのか、取材した13時時点ではまだ達成できておらず。昨晩には22連勝まではいけたということなのだが……。

 なお、「ぷよきねんテレビ」にはRedBull5Gプロジェクトアドバイザーの松井悠氏が登場し、「Red Bull 5G 2015」にも「ぷよぷよテトリス」が競技に入っていること、そして毎年、東西王者の激しい戦いが繰り広げられている、その魅力を語った。今年もその熱戦に期待したい。

「『ぷよぷよテトリス』24連勝するまで帰れません」の24時間チャレンジの模様。ステージにはRedBull5Gプロジェクトアドバイザーの松井悠氏も登場し、「ぷよテト」頂上決戦の熱さを語った

(山村智美)