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「マリオカート8」DLC第1弾&「amiibo」プレイレポート
「エキサイトバイク」、「F-ZERO」、「ゼルダの伝説」etc……ギミック満載の新コース!
(2014/11/12 00:00)
11月13日より配信予定のWii U「マリオカート8」用ダウンロードコンテンツ第1弾を、先行して体験プレイする機会を得たので、どんな魅力のあるものになっているか、お伝えしていこう。
DLC第1弾では、ゲームファン歴の長い方は注目せざるを得ない新コース「エキサイトバイク」をはじめ、「F-ZERO」がモチーフとなった「ミュートシティ」、「ゼルダの伝説」シリーズがモチーフの「ハイラルサーキット」などなど、新コースが8種類追加される。また、「リンク」、「タヌキマリオ」、「ネコピーチ」のキャラクター3人が登場。さらに、「F-ZERO」の「ブルーファルコン」や、リンクが乗るのにぴったりな「マスターバイク」などの新マシンも4台追加される。
追加コンテンツ第1弾とあわせて、ゲームと連動するキャラクターフィギュア「amiibo」(アミーボ)の第1弾を読み込ませると入手できるMii用のオリジナルスーツもチェックしてきたので、そちらも紹介しよう。なお、「amiibo」についてより詳しく書いたものや「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」との連動に関する体験レポートについては、こちらの記事をご覧頂きたい。
「エキサイトバイク」、「F-ZERO」、「ゼルダの伝説」などがモチーフの、ギミック満載の8コース!
追加される新コースの8種類は、グランプリでは「たまごカップ」4コースと、「ゼルダカップ」4コースずつとなる。順にコースの特徴と、プレイしての印象をお伝えしていこう。
「たまごカップ」
【GC ヨッシーサーキット】
「GC ヨッシーサーキット」はシリーズ作でも人気が高かった、コース全体図がヨッシーのシルエットになっている復刻コースだ。海岸沿いの街周辺を走るようになっていて、そこかしこに色とりどりのヨッシーがギャラリーしているほか、ヨッシーが食べそうな実がなっている樹木があったり、トンネルの名前がヨッシートンネルだったりと、ヨッシーづくし。起伏はなく、反重力ゾーンも設けられていない。景色を楽しみつつ純粋なライン取りを突き詰められるスタンダードなコースだ。
【エキサイトバイク】
たまごカップ第2戦は話題となった「エキサイトバイク」コース! 大きなエキサイトバイクのドット画付きスタートゲートや、観客のいるスタンド、土色のコースに芝生と、「エキサイトバイク」を「マリオカート8」の世界にストレートに再現したコースになっている。
コース全体図はシンプルなオーバルになっているのだが、“プレイするごとに坂やジャンプ台などの配置が変わる”という、エキサイトバイクのコースエディットをイメージした仕掛けになっている(タイムアタックでは配置が固定)。
その懐かしさもさることながら、坂やジャンプ台は「マリオカート8」のシステムにしっかり馴染んでいるし、遊ぶたびにランダムにコースレイアウトが変わるだけに対応力が求められる。「エキサイトバイク」の原作にもあった道幅が半分だけになるゾーンは、互いをぶつけあっての順位争いが起きやすくなるなど、シンプルゆえの順位争いが楽しめそうなコースだ。
【ドラゴンロード】
「ドラゴンロード」は、空を飛んでいる龍の体のような道を走り抜けるという新規のコースだ。龍の体は長くスクリュー状に曲がりくねっていて、それがそのまま、うねるようなコーナーの連続になっている。反重力ゾーンも多く、連続ジャンプからの反重力ひねりつきS字カーブが最後には待ち受けていたりと、非常にダイナミック。全体が中華風のテイスト&BGMになっていて、それだけにコースも、カンフーアクション的なダイナミックさだ。
【ミュートシティ】
たまごカップ最終戦は、シリーズ作をプレイしていたファンにはたまらない「F-ZERO」の「ミュートシティ」。コース全体が反重力ゾーンになっていて、DLCのマシン「ブルーファルコン」は反重力状態が速いという特徴もあるのでうってつけ。ダッシュボード(乗ると加速)も多く配置されているハイスピードコースだ。なお、スタートゲート付近のコース脇にあるピットエリア(原作ではエネルギー補給ゾーン)は、通るとコインがもらえてスピードアップできるというものになっていた。
なお、BGMはジャズ&ロックアレンジされた「MUTE CITY」で、こちらも必聴の出来。プレイ後には「もっと『F-ZERO』のコースを作って欲しい」と思うこと間違いなしのコースだ。