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最終ジャンルまでもつれ込んだ大接戦! 「Red Bull 5G FINALS」レポート

元チームメイトと因縁の対決。チームの連携が勝敗を分けた「FPS:『Halo 4』」

元チームメイトと因縁の対決。チームの連携が勝敗を分けた「FPS:『Halo 4』」

堅く握手を交わす両チームのリーダー

 「FPS:『Halo 4』」は東西それぞれが4人1チームで、東軍からは「Next DimensioN」 、西軍からは「FANATIC」が出場した。この2チームには少なからず因縁があり、「FANATIC」リーダーのVEXATION選手は元「Next DimensioN」のメンバーだったという関係がある。

 その穴を埋めるために新メンバーをリクルートした「Next DimensioN」と、独立してチームを作った「FANATIC」、どちらが勝負を制するのかも注目となった。

 ルールは敵チームの旗を奪い自陣に持ち帰ってくる「キャプチャー・ザ・フラッグ」ルールで、先に5ポイント取得したチームが勝利となる。このルールは旗をめぐる両チームの攻防が試合の見所となる。

 試合を観戦していて、AIM能力や立ち回りでは大きな実力差は感じなかったが、味方との息のあった連携プレーという点で勝敗が分かれたように感じた。それを印象づけたのが西軍、東軍が4:2ポイントで迎えた試合終盤。西軍が、シールドが強力になる補給物資「オーバーシールド」をタイミング良く回収し、これを機に勝負を仕掛けて周囲の東軍を一掃、旗を奪うという攻勢があった。

 直後に旗持ちのメンバーが倒され旗を落としてしまったものの、旗が消える前に間髪を入れずに旗を回収していく。鮮やかに繋がっていく旗のバトン劇に、会場からも大きな歓声が上がった。そしてそのままの勢いで自陣に旗を持ち帰り、西軍がポイントを取得。その瞬間に西軍「FANATIC」の勝利が決まった。

【試合の様子】
旗をめぐる攻防が熱く、観客の盛り上がりも一際だった

(八橋亜機)