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「ニコニコ超会議2」会場レポート

各ゲームメーカー各種が最新作を出展

アトラス

中央ステージでは様々なイベントが企画されている

 アトラスブースは、中央にステージを配しその両端に3DS「真・女神転生IV」と3DS「デビルサバイバー2 ブレイクコード」の試遊台を設置していた。試遊台は各20台ずつ用意されていたが、常に40分程度の待ち時間は発生していた。

 「真・女神転生IV」は最新体験版の試遊となるため、人気を集めていた。開発中の最新版ということでここでしか遊べないバージョンということもできる。なお、「デビルサバイバー2 ブレイクコード」については、オリジナル「デビルサバイバー2」のストーリーの体験版となる。体験するとジャックフロストのラバーストラップをプレゼント。さらには抽選で10人にニンテンドー3DSがプレゼントされる。

 ステージでは「真・女神転生IV」の開発Q&Aトークライブや「デビルサバイバー2 ブレイクコード」声優トークライブが実施されている。また、「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」の生ライブも開催される。時間を調べて参加していただきたい。

 このほかにも、ブース裏には大きなグラフィックスが飾られており、そこで写真を撮影することができるようになっていたり、「真・女神転生IV」の展示コーナーなども用意されているので、お見逃し無きように。

「真・女神転生IV」の体験コーナーと「デビルサバイバー2 ブレイクコード」の体験コーナー。それぞれ20台の試遊台が用意されている
ブース裏には、「真・女神転生IV」の展示コーナーと撮影コーナーが用意されている

セガ

 セガは基本的には初音ミク一色だ。

 そんな中、なんと言っても注目なのは初めての試遊台の出展となる「初音ミク Project mirai 2(仮)」だろう。「初音ミク」主演の3Dリズムアクションゲームで、CGモデルは、グッドスマイルカンパニーの人気フィギュア「ねんどろいど」のデザインを採用している。3DSタイトルだが、ムービーを大きなディスプレイに表示させ、来場者にもアピール。

 このほかにも、PlayStation Vita「初音ミク -Project DIVA- f」、PS3「初音ミク -Project DIVA- F」、そしてアーケードゲームの「初音ミク Project DIVA Arcade」と「maimai」も出展されている。特にアーケードタイトルの人気は強く、かなりの行列が出来上っていたのが相変わらず印象的だった。

コンシューマータイトル「初音ミク Project mirai 2(仮)」、「初音ミク -Project DIVA- f」、「初音ミク -Project DIVA- F」を通路側に展開

相変わらずアーケードタイトル「初音ミク Project DIVA Arcade」、「maimai」が強いセガ。毎回イベントではプレイ待ちの長蛇の列が出来上る

ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアはPS Vita一色だ。出展タイトルは基本的には「SOUL SACRIFICE」のみ。5月2日に配信される予定のダウンロードコンテンツ「ゴースト」と「ウロボロス」を楽しめる。

 中央にステージがあり、ここではイベントが企画されており、基本的には人気の生放送主さんを招いてプレイ実況が行なわれる。少し変わっているのは、対決の構造が作られており、来場者にどちらが勝つか予想してもらう。もし予想が的中すればタオルがもらえる。ちなみに今日プレゼントされたタオルは青だが、明日は赤になる(PS Vitaのカラーリングに合わせられている)。

 その中央のステージを取り囲むように四隅に「SOUL SACRIFICE」の試遊台が用意されている。それぞれ「ゴースト」に挑戦できる試遊台と、「ウロボロス」に挑戦できる試遊台は違うので注意して欲しい。

 ちなみにステージは大人気で、毎回通路まで人が埋まるほど。人気の生放送主さん目当ての人も多く、ファンが駆けつけているようだ。同社によれば昨年はオーソドックスなブース展開だったが、ゲームの魅力が伝わりにくかったということで、今回はゲームの楽しさを伝えるためにこういった構成になったのだとか。そういった意味では十分成功していると言えそうだ。

イベントは常にこんな具合に大人気
試遊台は15分待ちから20分待ち程度。先行体験なので、プレーヤーはここでコツを掴んでおくといいだろう

 ちなみに、同社の拡張現実感技術「SmartAR」を使用して制作された「Miku Miku Hockey」が、7ホールの「初音ミクとピアプロ展」ブースで体験できる。ブースに初音ミクはいないのだが、PS Vitaを壁に向かってかざすと、画面の中には初音ミクが登場し、そのミクとエアホッケーを遊んでいるかのような体験が可能となる。

 「初音ミクとピアプロ展」ブースの裏側になっており、少しわかりずらいので奥まで進んでいただきたい。4台設置されているが、整理券制となっているので早めに行くと良いだろう。ちなみに27日は、午後になると全ての整理券が配布済みとなっていた。

 プレイした人にはイベント参加証明カードがプレゼントされる。

プレーヤーの前の空間には何もないのだが、PS Vitaには動く初音ミクが表示されている
かなり人気で整理券はなくなっていた。早めにブースを訪れた方がいいだろう

その他

【バンダイナムコゲームス】
基本的には「GOD EATER 2」のステージが中心。最新情報も公開されるので、28日に別項でお伝えする

【スパイク・チュンソフト】
ブースで物販が行なわれている。人気の品は午後には売り切れ。ブースには時々、モノクマが登場することもある。記念写真を撮ってもらうことも可能なので、足繁く通ってみてはいかが?

(船津稔)