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パニーニとバンダイ、「パニーニフットボールリーグ」
プレス発表会を開催。ゲストに中山雅史氏と北澤豪氏が登場!
(2013/2/20 22:15)
イタリアPanini S.p.A(以下:パニーニ)と株式会社バンダイは、オンラインカードゲーム「パニーニフットボールリーグ」シリーズ第1弾「パニーニフットボールリーグ01[PFL01]」を2月22日に発売する。価格はブースターパックが315円(3枚1セット)、自販機ブースターが200円(2枚1セット)。カードとウエハースが1枚ずつ封入された「パニーニフットボールリーグ01 ウエハース[PFL01]」が2月下旬に発売予定。価格は105円。
発表会では、プロモーション映像が流された後、バンダイ カード事業部 ゼネラルマネージャーの川田裕二氏とパニーニ Group Licensing DirectorのPeter Warsop氏がそれぞれ挨拶。続いて本作のプロデューサーを務める猿舘修氏からゲーム概要や今後の展開などが説明された。
「パニーニフットボールリーグ」は、パニーニとバンダイによる共同開発商品。猿舘氏は「日本国内の海外サッカーファンは約1,000万人(バンダイ調べ)いるが、その大半はサッカーゲームになじみがない。そうした人たちに気軽に楽しんでもらえるゲームを作ろうと思い立った」と説明。
「サッカーファンの会話に自然に出てくるような、好きな人たちが“妄想”を膨らませながら遊べる場所。たとえば、香川選手をサイドではなくセカンドトップで使いたいとか、自分なりのゼロトップを試したい! などの会話が生まれるものにしたい」といい、それを表現したCM映像が流された。
ゲームには、世界を代表するクラブチーム「16チーム」が登場。第1弾のアソートは全191種類。3枚1セットのパック版(315円)、バンダイが展開するトレーディングカード自動販売機「カードダス」で購入可能な2枚1セットの自販機ブースター(200円)のほか、カードとウエハースが1枚ずつ封入された「ウエハース版」が全国のスーパーやコンビニエンスストアにて105円で発売される。
選手カードには「レギュラー」、「スター」、「スター+」、「スーパー」といった4種類のレアリティが存在。裏面にはプレイエリア、能力パラメーター(20段階)、特殊能力などの各情報を記載。プレイスタイルや能力は、2012-2013シーズンの結果が反映されている。
【第1弾に収録されるクラブチーム(全16チーム)】 | |
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FCバルセロナ | レアル・マドリード |
バレンシア | ボルシア・ドルトムント |
バイエルン・ミュンヘン | バイエル・レバークーゼン |
ユベントス | A.C.ミラン |
インテル | ASローマ |
マンチェスター・ユナイテッド | パリ・サンジェルマン |
アヤックス | ボカ・ジュニアーズ |
サントスFC | クラブアメリカ |
プレイ料金は無料で、まずは公式サイト(http://paninifootballleague.com/)にて会員登録を行なう。PC、スマートフォン(iOS、Android)どちらも利用可能。ロゴやチームカラーを設定して自分のクラブチームを創設し、カード裏面に記されたシリアルコードを入力して各選手を登録。カードがないときはレンタルカードが配布される。
興味深いのは、選手カードの配置が任意という点。チーム編成画面のフィールド上に選手カードを好きなように配置。サッカーゲームの多くは4-4-2、4-5-1などフォーメーションが固定されているが、本作はプレーヤーが好きなように選手を配置できる。フォーメーションだけでなく、特定の選手カードの組み合わせにより能力が上昇する「コンボ」、カードそれぞれに設定された特殊能力「スキル」も重要になってくる。
ゲームは最大100人までの「リーグ」単位で進行。リーグは5ディビジョンにわかれており、シーズンごとに昇格・降格が発生。試合は9時、12時、15時、すべて同時刻開催。緻密なシミュレーションエンジンにより、選手の動きを忠実に再現した試合がLIVEで展開されるという。試合終了後は、ボール支配率、シュート数、パス数、評価点、パスカット回数、走行距離など詳細なリザルトデータが確認可能。
今後の展開として、猿舘氏は「カップ戦」の開催に言及。予選リーグを勝ち抜いたクラブチームだけで戦う決勝トーナメントで、勝者には景品が用意される。第2弾は、C・ロナウド、イニエスタ、イブラヒモビッチなど“全選手新規収録”。5月発売予定となっている。
スペシャルゲストの中山雅史氏と北澤豪氏が“神イレブン”で対戦!
発表会には、スペシャルゲストとして元日本代表選手の中山雅史氏と北澤豪氏が出席。会場全体で行なわれたカード開封式で中山氏が引き当てたカードは「ルーニー」、「シャビ」、「長友」の3枚。“持っている男”の見事な引きに、会場全体から「おお!」とどよめきの声があがる。
事前にプレイされたという中山氏は、一流選手を監督として自由に配置できることを聞かれると「いやもう、移籍金なしで取れるわけですからね! こんな楽に選手が取れることはありませんよ。しかも一流選手を自分の配下における。文句も言わない。こんな使い勝手がいい選手はいませんよ!」と会場を笑いの渦に巻き込む。
イベントのメインは、中山氏と北澤氏それぞれが選んだ“神イレブン”対決。選出ポイントやチーム作りについて聞かれた中山氏は「どちらかというと、ボールポゼッションを高めてサイドから崩していけたらな、と。サイドからのボールに対して、中がどう反応し、どうゴールに結びつけるか。ただ、サイドばかりでは点がとれませんし、中からの突破、そこに出すパスも必要。色々なよくばり感覚を実現してくれるんじゃないか? というメンバー構成にしたつもり」と説明。
特に注目している選手を聞かれると「サイド攻撃を重視したいので4-4-2。どちらかというと右サイドが多いかと思ったので、左サイドに守備に長けた選手を置いてバランスを考えた配置になっていると思う。エジルの左足にも期待している」と各ポイントを挙げた。
選手やコンセプトを聞かれた北澤氏は「長友をうまく活かしていきたいな、と思います。あと、中盤の並びですよね。普通はフラットに並べるじゃないですか。けど、これはちょっと斜めにしている。このほうが(力を)発揮しやすい。右から左に流れていく感じ。」とコメント。
本対決は、今回限りのスペシャルバージョンということで、中山氏、北澤氏それぞれの選手カードが登場。先制したのは北澤イレブンで、監督の分身(?)たる北澤選手がドリブル突破から豪快なシュートでネットを揺らす。一方の中山氏も、後半開始早々に“らしい”ゴールを披露。試合直前に「ごっつあんゴールから逆算で考えてない?」と北澤氏につっこまれていた中山氏の策が見事的中。メッシからのこぼれ球が、中山選手のもとにポロリ。これが決勝点となり、夢の対決は3-2で中山イレブンの勝利となった。
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