ニュース
「次世代ワールドホビーフェア'13 Winter・東京大会」が幕張メッセで開幕
最新のアーケードゲームからコンシューマータイトル、ホビーまでズラリ勢揃い
(2013/1/26 17:00)
キッズやファミリーをメインターゲットとしたホビーイベント「次世代ワールドホビーフェア '13 Winter」が1月26日と27日に幕張メッセ 国際展示場ホール9~11で開催されている。
ここ3年ほど大阪を皮切りに開催されていた冬の「次世代ワールドホビーフェア」だが、今年は1月20日にナゴヤドームで名古屋大会が開催され、今回の東京大会(幕張メッセ)、2月3日に福岡 ヤフオク!ドーム(2月1日付で福岡Yahoo! JAPANドームから改名)で福岡大会、2月10日に京セラドーム大阪で大阪大会が開催される。
「次世代ワールドホビーフェア」は、小学館の媒体を中心にゲームからホビー、アニメ、コミックスまで幅広い分野を対象としている。比較的低年齢をターゲットとした出展内容となっているが、プレイアブルで出展されるタイトルが多いため、ゲームファンであれば楽しめる場となるだろう。もちろん来場者数も多いので、人気タイトルをプレイするにはそれなりの覚悟が必要だ。今回取材した限りでは、整理券の配布を行なっている人気タイトルは11時の時点でほど全て配布終了となっていた。
今回のイベントで目立ったところとしては、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンやセガが出展していないことなど、若干ゲーム機メーカーの出展が後退している印象がある。一方で、ポケモン、任天堂、KONAMI、バンダイナムコゲームス、そしてレベルファイブといったいつものメーカーが軒を連ねている。また、面白いところでは、ユビキタスエンターテインメントがゲームエンジン「enchant.jp」を使ったツール「前田ブロック」を出展している。簡単にゲームを作ることができるツールで、「次世代ワールドホビーフェア」としては面白い出展と言えるだろう。
レベルファイブブースは、「妖怪ウォッチ」を初出展
とにかく盛りだくさんな「レベルファイブ」ブース。今回も多くの来場者で賑わっている。レベルファイブブースでは、表の通路に面したところにステージを設置しており、数々のイベントを行なっている。ソフトがプレゼントされるといった企画もあるようなので、チェックすると良いだろう。
3DS「イナズマイレブンGO2 クロノ・ストーン ネップウ/ライメイ」に関しては、試遊台が用意されているほか、持ち込み対戦も行なえる。持ち込み対戦に勝利すると、ここでしか入手できないという「勝者の証ステッカー」がプレゼントされる。このほかにも会場では、Wii「イナズマイレブン GO ストライカーズ 2013」の試遊台も設置されている。
今回実施されているデータ配信は、アフロディのシュート技「ゴッドノウズ」の秘伝書を始め、キャラクターではDFの「椎名紅絹乃(シナモン)」、MFの「中目 栞(しおり)」、FWの「エディ・バーランド(エディンバ)」の3名のデータが配信されている。3DS本体とソフトを持って、来場していただきたい。また、会場では、同タイトルの更新データの配信も同時に行なわれる。
もちろん、3DS「ダンボール戦機 爆ブースト」、PSP「ダンボール戦機W」の試遊台や持ち込み対戦も可能だ。データの配信も行なわれている。取材した時点では、持ち込み対戦は45分待ちとなる人気だった。
そして注目なのは、「LEVEL5 VISION 2011」でお披露目され、開発が続けられてきたクロスメディアタイトルのDS/3DS用タイトル「妖怪ウォッチ」が初プレイアブル出展となっていることだろう。バトルなどが楽しめ、下画面でタッチペンを使い敵妖怪にレンズを合わせて攻撃を繰り出せるほか、ともだち妖怪の“ひっさつわざ”を指示したり、メンバーサークルから妖怪のメンバーチェンジを行なうといったことも体験できる。
会場の試遊台でプレイしたり、持ち込み対戦を行なうと、「イナズマイレブン GO ストライカーズ 2013」で使うことができる「優一&サンのパスワード付シール」が全員にプレゼントされる。来場する際にはぜひ参加いただきたい。
とにかく人気の高いブースで周りも人だかりになっている。なるべく早く、余裕を持って訪れると良いだろう。
ポケモンブースは3DS「ポケットモンスター X・Y」などをアピール
ポケモンブースでは先日発表された3DS用RPG「ポケットモンスター X・Y」を大きくアピール。残念ながら試遊台はないが、ブース壁面には登場する伝説のポケモン「ゼルネアス」と「イベルタル」が大きく描かれている。また、最初に仲間となる「ハリマロン」、「フォッコ」、「ケロマツ」も描かれており、一緒に写真を撮ることができる。
ブース内では、「ハリマロン」、「フォッコ」、「ケロマツ」のいずれかのサンバイザーをもらって「ポケモンブースでタイプ相性攻略!わざが『こうかばつぐん』なポケモンを探せ!」といった企画も実施されているので、チャレンジしてみるといいだろう。
ゲーム関連では、3DS「ポケモン不思議のダンジョン~マグナゲートと∞迷宮~」の試遊が面白い。3DSのカメラを使って丸いモノを認識させ、ダンジョンを探すという流れを体感できる。会場にはホワイトボードが置かれ、来場者はまずここにフリーハンドで円を描く。そして自分で描いた円が、「ポケモン不思議のダンジョン」で認識されるかどうか試すのだ。
ブースでは、この夏の映画「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ『神速のゲノセクト』」のコーナーも人気を集めている。ポケモンブースだけでなく、様々なブースを巡る「ポケモン映画○×クイズラリー」が行なわれているからだ。また、DS「ポケットモンスターブラック2・ホワイト2」のトーナメント決勝の開催や、とくべつなフェスミッション「イーブイと進化形のポケモンを手に入れよう!」といったイベントも開催されているので、ファンは要チェックだろう。
任天堂ブースはもちろんWii U一色
任天堂のブースは、Wii U用タイトル「New スーパーマリオブラザーズ U」と「Nintendo Land」の試遊ができる。Wii Uの魅力を強力に伝えるこの2タイトルだが、やはりというか特に「New スーパーマリオブラザーズ U」は凄まじい人気で、11時の段階でなんと180分(3時間)待ち。
親子でプレイしている人が目立っていたが、上手く協力プレイを披露すると、係のコンパニオンさんがノリよく「ナイス、バディ」と声を掛けてくれて、気持ちよくプレイできる。「ナイスバディ」の回数によって特典ももらえるようなので、チャレンジしてみると良いだろう。
「Nintendo Land」に関しては、マリオとキノピオの追いかけっこが楽しめる「マリオチェイス」、何度か任天堂のイベントでも説明が行なわれた「ルイージのゴーストマンション」をプレイ可能。こちらも約2時間待ちの110分待ちを記録していた。
このほかに、来場者参加型のステージイベントも開催されている。お子さんには積極的に参加いただきたい。