USRNとインジェニール、iOS「切札大相撲」を配信

大相撲の駆け引きをカードゲームで表現した頭脳戦アプリ


6月20日 配信

価格:170円



錦絵師によるビジュアルで大相撲勝負が体験できる

 USRNとインジェニール合同会社は、iOS用相撲ゲーム「切札大相撲(きりふだおおずもう」の配信をApp Storeにて開始した。価格は170円。対応機種はiOS 4.3以上。

 「切札大相撲」は、21種類の「技カード」を使って300名以上のコンピューター力士と対戦し、番付を上げて横綱を目指すという相撲ゲーム。技カードには「上手投げ」や「下手投げ」といった大技から「突き」や「寄り」などがあり、カードにはそれぞれ「上手投げ」には「+3」、「突き」には「+2」などとポイントが振られている。

 勝負はカードを同時に出し合っていき、ポイントの差分が3ポイントまで開くと勝敗が決する。カードにはポイントを無効にする「我慢」といったものや、中には負けている状況で相手の出したカードのポイントをそのまま返せる「うっちゃり」も含まれている。カードは1度使ったらなくなるので、どのタイミングでどのカードを出すかが鍵になり、また「うっちゃり」によって一発逆転の可能性が常にちらつき、気の抜けない勝負が展開される。

 番付が上がれば使えるカードもグレードアップしていき、大関と横綱だけの特別なカードも存在する。なお力士や行司のイラストは錦絵師の木下大門氏によるオリジナルで、BGMや効果音の檜太鼓は元三役格呼出の琴二氏によるもの。番付の昇格ルールや対戦相手決定までのロジックはできる限り実際の大相撲のルールを採用しているそうで、本物へのこだわりも面白いタイトルとなっている。


【スクリーンショット】
カードを出し合ってポイントの差分を争う大相撲ゲーム。アクションは少ないが、短い勝負の中に多くの駆け引きがある大相撲の醍醐味を再現しており、大相撲ファンにも興味深いタイトルとなっている

iTunesで購入

(2012年 6月 20日)

[Reported by 安田俊亮]