スクエニ、PSP「ファイナルファンタジーIII」

「ルーネス」ら4人のメインキャラクターなどを紹介


イメージCG

9月20日 発売予定

価格:3,990円(UMD版)
   3,300円(DL版)

CEROレーティング:A(全年齢対象)


 株式会社スクウェア・エニックスは、PSP用RPG「FINAL FANTASY III」(ファイナルファンタジーIII)を9月20日に発売する。価格は、UMD版が3,990円、ダウンロード版(DL版)が3,300円。CEROレーティングはA(全年齢対象)。

 「ファイナルファンタジーIII」は、2006年に発売されたニンテンドーDS版をベースに制作。イラストやBGMを自由に視聴できる「ギャラリー」機能などPSP版からの新要素が追加されるほか、2011年より配信されているiPhone/iPod touch版の要素の一部が収録される。

【PSP版の特徴】
・グラフィックスを16:9に再調整
・「FFIII」のイラスト、BGMを自由に視聴できる「ギャラリー」機能の追加
・オリジナル版(8bit)のBGMでもプレイできる
・通常の2倍の速度で自動的に戦う「オートバトル」機能の追加

【iPhone/iPod touch版からの追加要素】
・最強装備やジョブといった隠し要素が通信を行なわず出現する
・モンスター図鑑とやり込みデータの閲覧がしやすくなる
・ジョブを極めるともらえるマスターカードのデザインを一新

【ムービーシーン】



■ キャラクター紹介

● メインキャラクター

○ ルーネス(Luneth)

 辺境の村ウルで長老トパパに育てられたみなしごの少年。好奇心旺盛で前向きな性格だが、どこか少し抜けていて周囲に支えられて力を発揮する。

 言うことは勇ましいが、後になって発言を後悔することもしばしばある。それでも言ったことには責任を持ち、最後までやり遂げようと努力する。

 周囲を鼓舞するムードメーカー的な一面を持っている。



○ アルクゥ(Arc)

 ルーネスの幼なじみであり、ルーネスと同じく長老トパパに育てられた。考え方は後ろ向きで、自分からはじめの1歩を踏み出せない臆病さがある。

 外で遊ぶよりも読書が好きで、その博識ぶりは誰もが認めている。



○ レフィア(Refia)

 カズスの鍛冶屋タカじいさんに育てられた。タカじいさんからの厳しい修行に嫌気がさし、ここ最近は家出を繰り返している。

 容姿端麗でかなりの自信家だが、根は優しい。明るく活発で、ほかの人にも積極的に意見するためルーネスと衝突することもある。



○ イングズ(Ingus)

 サスーン王に忠誠を誓う有能な兵士。城内にその勇敢さを知らない者はいない。

 4人の中ではもっとも冷静で、お兄さん的存在となっている。



● サブキャラクター

【シド】【サラ姫】【デッシュ】
大の冒険好きで発明狂。飛空艇を発明したサスーン王国のお姫様。一見おしとやかに見えるが実は行動力がある。兵士であるイングズとの関係は?記憶を失った謎の青年。ルーネスたちとの旅で、その素性が明らかになる
【エリア】【アルス王子】【4人組のおじさん】
水のクリスタルに仕える巫女。唯一、水のクリスタルの輝きを取り戻す力を持つサロニア王国の王子。幼いがしっかりもので心優しい自分たちを伝説として語り伝えられる4人の勇者だと思っている。ルーネスたちに対抗意識を燃やしている



■ イベントシーン

 光と闇の均衡を保っているクリスタル。世界に4つ存在するクリスタルは、それぞれ風、火、水、土の力を宿し、意思を持つ。だが、それらはある大地震をきっかけに輝きを失っていた……。

クリスタルにより光の戦士として選ばれた4人。旅の果てに自らの使命を知ることになる多くの困難に立ち向かうルーネスたち
ある大地震をきっかけにクリスタルが輝きを失った。その裏には、ある人物の思惑が見え隠れする……自らの住む世界の真実を知り驚愕する4人。果たして彼らが目にしたものとは!?様々な人たちとの出会いや別れを経験し、主人公たちは成長していく



■ バトルシステム

 オリジナル版の「FFIII」で初めて搭載された「ジョブチェンジシステム」。「ファイナルファンタジー」シリーズの原点とも言えるジョブチェンジシステムでは、同じキャラクターでもジョブを変えることにより、まったく別の能力が得られる。

「FFIII」の最大の特長である「ジョブチェンジシステム」では、状況や戦略に応じてパーティー編成を自由に変更できる

【風水師】【魔剣士】【召喚魔法】
大地の力を借りて戦うジョブ。アビリティ「ちけい」は、使用する地形によって発動する効果が変わる「あんこく」は、自らのHPを消費し敵全体に攻撃できるアビリティ幻術師などが使える能力。ジョブチェンジシステムと同じく、オリジナル版で初めて採用された

【スクリーンショット】

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(2012年 6月 14日)

[Reported by 中野信二]