恋人にだまされたダンジョンマスターが、下級レベルのダンジョンから再び這い上がっていく

　株式会社ズーは、Windows用ダンジョンマネージメントRTS「ダンジョンズ 日本語版」を4月28日に発売する。価格は8,000円。販売は株式会社イーフロンティア。

　「ダンジョンズ」では、恋人に罠にかけられてダンジョンのボスの座を追われた地下世界のマスターが、代わってダンジョンロードとなった邪悪で意地の悪い3人のライバルが突きつけてくる無理難題を達成しながら、彼らを蹴落とし再びダンジョンマスターの座を目指す。ダンジョンを設計して勇者を招き入れ、倒してソウルエネルギーを絞る取ることで、よりすばらしいダンジョンを作り上げていく。

　プレーヤーはこのマスターとなり、下級レベルのダンジョンからダンジョン設計を始める。ダンジョンに「ペンタグラム」という魔法陣を設置すると、ガイコツ戦士や吸血コウモリ、スライムなど30種類のモンスターを配置でき、自分のエリアを広げられる。モンスターのほかに、ダンジョンの壁を掘ったり財宝を補充したりと、プレーヤーを補助する存在となるゴブリンも増やしていく。またダンジョン内には、装飾や財宝など300種類のオブジェクトを配置できる。これらを配置すると、ダンジョンの雰囲気作りができるとともに、名声も上昇する。

　ダンジョンの設計が一通り終わったら、外界と繋がる扉を開放して、ダンジョンに勇者を招き入れる。勇者はウォーリアやウィザードなど10種類のタイプがおり、好みに合った装飾品を眺めたり、財宝を得たりすることで満足度が上がり、緑色のバーが増えていく。満足した勇者を倒し、檻に入れると、ソウルエネルギーが手に入る。拷問装置を使えば、さらに多くのソウルエネルギーを搾り取れる。

　ゲーム中に目標をクリアすると、スキルポイントや巻物などが得られる。スキルポイントはスキルツリーに割り振って、攻撃や防御、魔法のスキルを身につけたり、強靭性、俊敏性、知力、体質などの属性のポイントに割り振ってステータスを上げられる。巻物は魔法の効果を1度だけ発動できる。

　ゲームは17のミッションに分かれており、ダンジョンマスターを目指すストーリーが描かれる。ほかにカスタムモードとして、3種類のマップを基本に大きさと目標が異なるいくつかのフリーモードが収録されている。

　対応OSは、Windows XP/Vista/7。動作環境は、デュアルコアで2GHz以上のCPU（2.6GHz以上推奨）、2GB以上のメインメモリ、2GB以上の空き容量を持つHDD、Pixel Shader 3.0以上に対応したビデオカード（GeForce 9000シリーズまたはRadeon HD 4000シリーズ以降推奨）など。

【スクリーンショット】
ダンジョンに財宝を置いたり装飾を施したりして、招き入れた勇者を満足させたところで捕らえる。ただ倒すだけでなく、魅力的なダンジョンを作るのがポイント