ハドソン、DS「桃太郎電鉄WORLD」

シリーズ初の世界編が12月2日に登場


12月2日 発売予定

価格:5,460円

CEROレーティング:A(全年齢対象)



パッケージ

 株式会社ハドソンは、ニンテンンドーDS用ボードゲーム「桃太郎電鉄WORLD」を12月2日に発売する。価格は5,460円。CEROレーティングはA(全年齢対象)。

 「桃太郎電鉄WORLD」は、家庭用ゲーム機向けの「桃太郎電鉄」(桃鉄)シリーズ初となる世界編。プレーヤーは、鉄道発祥の地といわれるロンドンからスタートし、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、アメリカ、オセアニアなど、世界中を旅しながら総資産No.1の座を目指す。

 全世界が舞台となる今作では、マップの広さはもちろん、カードやキャラクターの数もシリーズ最大となっている。マップには、世界各国の名産品や観光地を「物件」として収録。このほか、ゲームの勝敗を左右するイベントやカード、キャラクターなどにも新要素が追加されている。

目的地が決定ロンドンの物件カメルーンの物件

 プレーヤーの邪魔をする貧乏神は、新たな悪行を身に付けて登場。「キングボンビー」に加え、「デビルボンビー」や「チャージボンビー」といった新登場となる貧乏神が取りついたプレーヤーを苦しめる。

キングボンビーデビルボンビーチャージボンビー

 プレイ中に発生するイベントは、「リオのカーニバル」や「サッカー世界大会」など世界的に有名なものに加え、「30問連続首都当てクイズ」や「国旗当てクイズ」などの「桃鉄」オリジナルのものも多数収録されている。

リオのカーニバルサッカー世界大会国旗当てクイズ

 また、「歴史ヒーロー」や「名産怪獣」といったキャラクターも世界編ならではのヒーロー、怪獣が登場。「歴史ヒーロー」では、「ナポレオン」や「ベートーヴェン」といった誰もが知る偉人たちが登場。一方「名産怪獣」では、フランスの「エッフェル塔」やメキシコの「サボテン」などをモチーフにした怪獣が出現する。

歴史ヒーロー「ナポレオン」名産怪獣「エッフェルン」名産怪獣「サボテーン」

 本作では、最大4人まで一緒にプレイできる。対戦方法は、人数分の本体とソフトを持ち寄って対戦する「ワイヤレスで対戦!」、ニンテンドーWi-Fiコネクションを使ってネットワーク上で対戦する「Wi-Fiで対戦!」、1台のDS本体をまわしながら対戦する「1台で対戦!」の3種が用意されている。

 ゲームモードは、最長50年まで設定可能な「いつもの桃鉄」と、短期決戦モード「桃鉄3年決戦!」の2種が収録されている。

3種類の対戦方法から好きなものを選べるゲームモード選択画面対戦中にメッセージを送信できる

 なお、11月25日より、東京、名古屋、大阪の各地域でTVCMの放映が開始される。出演者は、前作に引き続き「桃鉄」のメインPRキャラクターを務める山本梓さんと、世界をまたにかける戦場カメラマンの渡部陽一さんの2名となっている。


(C)HUDSON SOFT

(2010年 11月 24日)

[Reported by 中野信二]