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映画ファンなら絶対楽しい、USJの春プログラム「ジュラシック・ワールド・ジャーニー」レポート
2025年3月14日 09:02
- 【ジュラシック・ワールド・ジャーニー】
- 開催期間:3月14日~8月31日
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、映画「ジュラシック・ワールド」そのままのリアルな恐竜との触れ合いを体験できる新プログラム「ジュラシック・ワールド・ジャーニー」を3月14日より8月31日まで開催する。
前日となる3月13日には、一足早くメディアへの公開が行なわれた。このレポートでは、恐竜たちと間近に触れ合うことのできる3つのアトラクションや、一新されたディスカバリー・レストランの新メニューなど、春の新先フードの一部を紹介したい。
「ジュラシック・パーク・ダイナソー・ミート&グリート」が3種類のコンテンツに生まれ変わった
2025年1月に終了した「ジュラシック・パーク・ダイナソー・ミート&グリート」が、3種類の別個のアトラクションとして生まれ変わった。「ジュラシック・パーク・ダイナソー・ミート&グリート」は、ステゴサウルス、ヴェロキラプトル(以下、ラプトル)、トリケラトプスの赤ちゃんと触れ合うことのできるアトラクションだったが、これが新たに「ジュラシック・ワールド・ベイビー・ディノ・アドベンチャー」、「ジュラシックワールド・ディノ・エンカウンター」、「ジュラシック・ワールド・ラプター・アラート」という3つのアトラクションに再編された。
大きな変更点の1つは、ベースにしている作品が「ジュラシック・パーク」から、続編の「ジュラシック・ワールド」へと変更されたことだ。これによって「ジュラシック・ワールド」で象徴的に扱われているラプトル「ブルー」をモチーフにした個体が登場したり、「ジュラシック・ワールド」の主人公オーウェンが作中でヴェロキラプトルを訓練するために使っていたクリッカーが使われていたりと、作品世界を生かした作りになっている。
また1つだったアトラクションを、かわいい赤ちゃん恐竜とのふれあい、巨大だが大人しい草食恐竜とのふれあい、狂暴で少し怖い肉食恐竜とのふれあいという3つに分けたことで、赤ちゃんは可愛いけれど大きな恐竜やラプトルは怖いという小さな子どもが参加しやすくなっている。
3匹の赤ちゃん恐竜がかわいい「ジュラシック・ワールド・ベイビー・ディノ・アドベンチャー」
「ジュラシック・ワールド・ベイビー・ディノ・アドベンチャー」 は、生後1ヶ月のトリケラトプスの赤ちゃん、アンキロサウルスの赤ちゃん、ラプトルの赤ちゃんと触れ合う事がきでるアトラクション。「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」の正面辺りに作られた、「BABY DINO ZONE」で1日に数回開催される(雨天の場合は場所変更)。
最初に恐竜の卵を持った飼育員が現れ、手にしているのが何の恐竜の卵かを聞いてくる。そのクイズが終わると、ワゴンにのって布にくるまれたトリケラトプスの赤ちゃんが現れる。赤ちゃんは体や目が細かく動いており、非常にリアル。近づくと小さな鳴き声も聞こえる。
続いてアンキロサウルスとラプトルの赤ちゃんが飼育員に抱かれて登場する。ゲストは3匹に触ったり、一緒に記念撮影をしたりして触れ合うことができる。どの恐竜も非常にリアルで、首を振ったり小さく唸ったりとかわいい仕草を見せてくれる。
ラプトル赤ちゃんが、飼育員がクリッカーをカチカチと鳴らすと音に反応して、そちらに目を向ける様子などは、本当に映画の世界に飛び込んだ気分にさせてくれる。約20分弱のグリーティングが終了すると、近くに止めてあるジープの側で記念撮影をした後、赤ちゃんたちは飼育室に戻っていく。
成長すると人間をはるかにしのぐサイズに成長する恐竜でも、生まれたての子供は飼育員が楽々と抱えられるサイズであり、非常にかわいい。実際に体験する機会があれば、ぜひ耳を澄ませてかわいい鳴き声を聞いてみて欲しい。
「ジュラシック・ワールド・ディノ・エンカウンター」
超大型の草食恐竜トリケラトプスとステゴサウルスが悠々と動き回るさまを楽しめるグリーティング。
恐竜たちはディスカバリー・レストラン前の広場を約15分ほどかけてぐるりと周回する。巨大な3本の角や、ステゴサウルスの尻尾についた棘、背中の板は迫力満点だ。
途中、植え込みの植物に気を取られて足を停めたり、飼育員から餌の草をもらって食べたりする。食べている間は近づいてお腹に触わる事ができる。
自分たちの身長よりもはるかに大きい巨大恐竜の出現に、参加していたゲストの子どもたちは大興奮。恐竜が立ち止まると我先にと近づいて体に触っていた。
「ジュラシック・ワールド・ラプター・アラート」
飼育員がゲストに巨大な琥珀の中に入った蚊を見せて、恐竜を復活させた方法を説明していると、アラートが鳴り響き、逃げ出した3匹のラプトルが現れる。
好き勝手に暴れまわるラプトルをなんとかなだめようと飼育員が四苦八苦していると、ブルーに似た青いラインの入ったラプトルが現れて、映画と同じように鳴き声でコミュニケーションを取って他の3匹を落ち着かせてくれる。
その後4匹はゲストとのふれあいに応じてくれるようになる。おとなしく触らせてくれることもあれば、いきなり牙を見せて驚かせてくることもある。多くのゲストは映画でオーウェンがやっていたように、ソロリソロリと手を近づけてラプトルに触れていた。
いずれのアトラクションも、映画「ジュラシック・ワールド」の雰囲気をそれぞれに味わうことができる。恐竜が好きなら、ぜひオーウェンになり切って楽しんで欲しい。
ディスカバリー・レストランのメニューが一新
ジュラシック・パークエリアにあるディスカバリー・レストランではこの春にメニューを一新して、ハンバーガーレストランへとリニューアルした。
巨大な黒いバンズにビーフパテやローストビーフがこれでもかと詰め込まれ、挟まれたオニオンブロッサムがティラノサウルスの牙を思わせる「T-REX バーガーセット」、バンズの上に分厚いペッパベーコンが乗った「ラプトル・バーガーセット」、トリケラトプスに乗ったバーガーに、小さなクッキーがついた「トリケラトプス・キッズバーガーセット」など、恐竜や映画の世界観を意識したボリューム満点のバーガーやドリンクが揃っている。
パークサイド・グリルがリニューアル
本格的なグリルメニューを味わえる「パークサイド・グリル」がリニューアル。アンガスビーフを使ったステーキとイタリアンのコースメニューや、本格ピザなど、イタリアンとグリルが融合したメニューが揃う。
ディナータイムにだけ注文可能な特別メニュー「パークサイド・グリル プリフィックス・コース」では、好きなメニューをチョイスして、自分だけのコースを作ることができるというもの。
今回は前菜「モッツァレラチーズのカプレーゼ」、スープ「ミネストローネ」、メイン料理「グリル・サーロイン 125g」、デザート「バナナタルト バニラアイスクリーム添え」&コーヒーという組み合わせ。
コクのあるアンガスビーフはレモンのあっさり味で肉本来の味わいをたっぷり楽しめる。「バナナタルト バニラアイスクリーム添え」は、パークサイド・グリルの定番デザード。パリパリに焼いたパイの上に、酸味のある焼きバナナと滑らかなバニラアイスクリームが乗った極上の一品。
さらに、店内にはバーエリアが新設され、オリジナルカクテルを楽しめる。4月26日から6月30日まで、「サントリー ザ・カクテルアワード 2024」グランプリに輝いた森崎和也氏と準グランプリの生田理実氏が考案したオリジナルカクテルを飲むことができるほか、4月25日には1日限定で、両氏が手ずからシェイカーを振るこの日にしか飲めない特別なカクテル「ビヨンド・ザ・タイム ~ビターシトラス~」と「ポップスター ~ストロベリーミルク~」を飲むことができる。
森崎和也氏考案の「ビヨンド・ザ・タイム ~ビターシトラス~」は、時空を超えて様々な作品が集まったパークをイメージしたカラフルなカクテル。クラフトジン「六」をベースに柑橘系、ミント、ローズ、コーヒーという様々な味がグラスの中で融合している。
口を付けると最初にふわりとコーヒーの香りが広がり、その後柑橘系の濃厚な味がするおしゃれな味わいがする。
生田理実氏考案の「ポップスター ~ストロベリーミルク~」は、ウイスキー「AO」をベースにシェイクした甘いピンク色に、キャラメル味のポップコーンがのった可愛らしいカクテル。見た目は淡いピンク色だが、飲むとしっかりとしたウイスキーの香りがずっと残り、意外性に驚かされる。
他にもグループで飲める「シェアカクテル ~スパークリング・サングリア~」やカラフルな「フルーティ・カクテル」など見た目も楽し気なカクテルが揃っている。
ジャイロスフィアのフォトスポットや謎ときラリーなど、他にもお楽しみ盛りだくさん
今回体験した以外にも、家族で恐竜の世界を探検する謎解きラリー「ジュラシック・ミッション・ウォーク」や、映画に登場したジャイロスフィアの前で写真が撮れるフォトスポットも登場する。また、1月に再開した「ジュラシック。パーク・ザ・ライド」も水しぶきマシマシで、これからの温かくなっていく季節を盛り上げてくれるはずだ。
今年の8月にはシリーズ最新作「ジュラシック・ワールド/復活の大地」も公開する。恐竜好きが間違いなく盛り上がれる今夏に向けて、USJで恐竜たちとのふれあいを体験して欲しい。
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