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セルアニメ再現のビジュアルがすごい! ギャグアニメ「キャッ党忍伝てやんでえ」のゲーム化が決定
オリジナルの声優陣が再結集したトレーラーも公開
2025年2月21日 11:30
- 2月21日 発表
2025年に放送開始35周年を迎えた1990年のギャグアニメ「キャッ党忍伝てやんでえ」を題材とした新作ゲーム「Samurai Pizza Cats: Blast from the Past!(原題)」が制作されることが決定した。現在、複数のプラットフォーム向けに初期開発中だという。
「Samurai Pizza Cats: Blast from the Past!(原題)」は、アニメと同じエドロポリスを舞台に、秘密忍者隊ニャンキーのメンバーを瞬時に切り替えながら、それぞれのキャラクターの能力を駆使してパズルや戦闘にチャレンジしていく2DアクションRPG。オランダのゲームスタジオBLAST ZEROが開発し、アラブ首長国連邦のRed Dunes Games社によって全世界配給されることが決定している。
また、オリジナルの声優陣が再結集したトレーラーが公開された。トレーラーでは、原作アニメーションそっくりのセル風アニメが高クオリティで再現されているほか、開発中のゲームの映像も一部公開。「キャッ党忍伝てやんでえ」のシリーズ構成を務めたあかほりさとる氏が脚本の翻訳監修を務め、オリジナルの声優陣である山口勝平さん(ヤッ太郎)、折笠愛さん(プルルン)、沢木郁也さん(狐塚コーン守)、龍田直樹さん(カラス幻ナリ斎)、堀内賢雄さん(ナレーター)が再集結。スカシー役はオリジナルで声優を務めた小杉十郎太さんと同じ事務所の後輩である山下誠一郎さんが務めた。
ギャグアニメ「キャッ党忍伝てやんでえ」について
1990年2月1日に日本で放送が開始された「キャッ党忍伝てやんでえ」は、動物型ロボットたちが暮らす“エドロポリス”を舞台に、街の平和をおびやかす悪の忍者軍団・カラカラ一族と、それを取り締まる秘密忍者隊ニャンキーとの活劇を描いた、かわいらしくてかっこいいSF時代劇ギャグバトルアニメ。
海外でも90年代初頭から「Samurai Pizza Cats」というタイトルで世界各地でテレビ放送された。
キャストコメント紹介
――今回久しぶりに 「キャッ党忍伝てやんでえ」のヤッ太郎としてのボイス収録をされた感想はいかがでしたか?
ヤッ太郎は乱馬と並ぶ声優としての僕のルーツですから、ゲームを作っていると情報として聞いていたときから、もうめちゃめちゃ演りたかったですし、実現して本当に嬉しかったです。 オランダでというのは驚きでしたが(笑)、久しぶりの「天下無敵の大勝利!!」気持ち良かったー!ヤッ太郎が大好きなんです!!
――オリジナルキャストの皆さんと集結しての収録の感想を教えてください。 また、今回スカシー役として新しく山下誠一郎さんが参加されましたが、いかがでしたか?
コンちゃん、ゲンちゃんの楽しいやり取りや、 賢雄さんの軽妙なナレーション、ニャンキー達の胸躍る名乗り。 一瞬で、あの頃のスタジオにいるような、幸せな収録でした。トレーラーが原作のセル画アニメーションをそっくり再現していた事にも驚きましたし、オランダのスタッフの方々の愛も感じました。今回スカシー役として新しく参加された山下誠一郎さんもありがとうございました!
――放送から35周年を経てもなお、日本はもちろん、海外でも「Samurai Pizza Cats」として根強く愛されている「キャッ党忍伝てやんでえ」ですが、35周年に際してのコメントをお願いします。
「キャッ党忍伝てやんでえ」35周年、おめでとうございます! 放送当時から時が経つにつれて、「『てやんでえ』好きでした!」 と言われる事が増えてきている気がします。海外からも愛され続けているんだなぁと、しみじみと嬉しく思っています。 今までもこれからも大切にしていきたい作品であり、 ヤッ太郎は僕にとってかけがえのない大切なキャラクターなのです。
――今回久しぶりに 「キャッ党忍伝てやんでえ」のプルルンとしてのボイス収録をされた感想はいかがでしたか?
まず映像を見てそのクオリティに感動しました! ゲーム制作チームの作品への愛をとても感じて嬉しかったです。コーン守と幻ナリ斎の掛け合いにもワクワクしましたし、久し振りにプルルンの決め台詞を気持ちよく言わせて頂きました。
――オリジナルキャストの皆さんと集結しての収録の感想を教えてください。 また、今回スカシー役として新しく山下誠一郎さんが参加されましたが、いかがでしたか?
35年も前とは思えないくらい、私の中でも色褪せていない大好きな作品です。勝平さんをはじめ素敵なレギュラーの面々とスタジオに入りましたら、プルルンのセリフは自然と出てきました。新キャスト・スカシー役の山下さんも、とても雰囲気を掴んでいらして、カッコいいスカシーでした。
――放送から35周年を経てもなお、日本はもちろん、海外でも「Samurai Pizza Cats」として根強く愛されている「キャッ党忍伝てやんでえ」ですが、35周年に際してのコメントをお願いします。
飲み会(笑)も楽しかった~。そんな制作陣の良い雰囲気は、きっと視聴者の皆さまにも伝わっていたと思います。35年経っても沢山の方々に愛されている作品に関われたこと、とても幸せです。これからも「キャッ党忍伝てやんでえ」をよろしくお願い致します。
――もともと「キャッ党忍伝てやんでえ」という作品はご存じでしたか? 今回のトレーラー収録の感想を教えてください。
失礼ながら、今回のお話を機にはじめて作品のことを知りました。自分が生まれる前の作品に携わるというのは滅多にない事で、不思議な感覚です。トレーラーは山口勝平さんをはじめ全員で収録することが出来、大先輩方の芝居を間近で浴びるという幸せな空間でした。
――事務所の先輩である小杉十郎太さんからスカシー役を引き継いだことについての心境や手ごたえを教えてください。
僕の中では「引き継いだ」というのは今も畏れ多いです。誰かが演じた役を演じることは初めてで、ファンの皆様の中にあるスカシー像を崩さぬよう色々と考えて演じました。製作スタッフの方々からのお言葉に救われましたし、得難い経験となりました。
――放送から35周年を経てもなお、日本はもちろん、海外でも「Samurai Pizza Cats」として根強く愛されている「キャッ党忍伝てやんでえ」ですが、35周年に際してのコメントをお願いします。
作品はずっと世界のどこかで、誰かの心に残り続けている。そしてその愛が形となりました。こんなに素敵なことはありませんし、この縁は僕の役者人生にとって大きな宝物です。これまでも、そしてこれから応援よろしくお願いします!
(C)SOTSU ・ Tatsunoko Production
BLAST ZERO