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「餓狼伝説CotW」×「スト6」SNK&カプコンの開発者がコラボの経緯を配信番組で語る【TGS2024】

【餓狼伝説 City of the Wolves】

2025年4月24日 発売予定

価格:7,920円

 日本最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ2024」の配信番組「【TGS2024】SNKスペシャルプログラム」にて、「餓狼伝説 City of the Wolves」と「ストリートファイター」のコラボの経緯などが語られた。

 配信番組には、本作のチーフプロデューサーであるSNK 小田泰之氏と、SNKアーティストで主に本作のキャラクターアニメーションを手がける副田陽一郎氏、カプコンから「ストリートファイター6」のプロデューサーを務める松本脩平氏、「ストリートファイター6」のディレクターを務める中山貫之氏が登場。Q&A形式でコラボの経緯などについて語った。

 今回のコラボにいたった経緯について小田氏は「2~3年前のラスベガスで行なわれた『EVO』でコラボイラストを発表した際に、カプコンさんからお話を頂いた。そこから少しずつ、実現化のために継続的にやり取りを続けてきた」と語った。

 コラボキャラクターの選抜理由について小田氏は「色々な意見がでたが、キャラクター同士が一番自然に絡んでユーザーの方に喜んでいただけるキャラクターとして、ケンと春麗にさせていただきました」と述べた。また、中山氏は「スト6」にコラボキャラクターとしてテリーと不知火舞が選抜された理由について「ゲストキャラクターを大事にしたくて、シリーズの主人公であるテリーとヒロインの舞を選抜した。特に不知火舞は、春麗の青色に対する舞の赤色といった対比があることや、『CAPCOM VS. SNK 2』でのテリーとケンの特殊イントロの掛け合いなどもあり、熱烈なラブコールを送りました」と語った。

 別タイトルのキャラクターを登場される際の拘りや苦労話について、副田氏は「他者様のキャラクターを扱う際にはリスペクトが大前提となるので苦労することが多いです。また、キャラクターのファンをがっかりさせてはいけないので、プレッシャーも大きいです。ただ、コラボキャラクターもSNKのファンの皆さまに楽しんでいただけるよう様々なアイデアを練りながら、キャラクターの魅力を最大限引き出せるよう心がけています」、「クリエイターとしては、他のタイトルのキャラクターに挑戦できるのは楽しい経験だと考えています」と語った。中山氏は「制作の際にはモーションキャプチャーの現場にSNKさんの担当者に立ち会って貰ったり、『ライジングタックル』の『タックル』は何を指すのかで半日かけた」、「切磋琢磨しながら、いいものになるように協力しながら開発ができました」という話も飛び出した。

【【TGS2024】SNKスペシャルプログラム】