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SteelSeries、完全ワイヤレスイヤホンとハイエンドキーボードを発表!【TGS2024】
40時間駆動の「Arctis GameBuds」と進化した「Apex Pro Gen 3」シリーズが登場
2024年9月26日 17:30
- 【東京ゲームショウ2024】
- 会期
- ビジネスデイ:9月26日・27日 10時~17時
- 一般公開日:9月28日 10時~17時
- 9月29日 9時30分~16時30分
- 会場:幕張メッセ 展示ホール1~11(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
SteelSeriesは、東京ゲームショウ2024において、同社初となる完全ワイヤレスイヤホン「Arctis GameBuds」と、人気ゲーミングキーボードの最新作「Apex Pro Gen 3」シリーズを発表した。
「Arctis GameBuds」は、2.4GHz帯の高速無線通信とBluetooth 5.3の両対応、業界最長40時間のバッテリー持ち、IP55準拠の防塵防水性能を特徴とする高性能ゲーミングイヤホン。価格は28,310円で、10月29日より順次発売される。
「Apex Pro Gen 3」シリーズは、新開発の「OmniPoint Switch 3.0」を採用し、ハードウェアとソフトウェアの両面で大幅な改良を施したゲーミングキーボード。フルサイズモデルの価格は49,420円で、全モデル共通で2024年10月29日に発売予定だ。
本稿ではそれぞれの詳細についてお届けしていく。
業界最長40時間駆動の完全ワイヤレスイヤホン「Arctis GameBuds」登場
「Arctis GameBuds」の特徴は、2.4GHz帯の高速無線通信とBluetooth 5.3の両方に完全対応している点だ。これにより、ゲームをプレイする際は2.4Ghz帯を使った低遅延通信を、日常使いやエクササイズなどではBluetoothを使うという汎用性を両立させている。
音質面では、4つのマイクを搭載したアクティブノイズキャンセリング機能を実装。周囲の雑音を効果的に遮断し、ゲームに集中できる環境を提供する。また、イヤホンの形状は6万2000件の耳の形状をスキャンしたデータを元に設計されており、長時間の使用でも快適な装着感を実現している。
バッテリー性能も特筆すべき点だ。イヤホン本体で10時間、充電ケースと合わせて最大40時間の連続使用が可能となっている。これは現在のゲーミングイヤホン市場において最長クラスの駆動時間だという。
さらに、IP55等級の防水防塵性能を備えており、軽い雨や汗にも耐えられる設計となっている。これにより、ゲーミングだけでなく、ジョギングなどの軽い運動時にも使用可能だ。
カスタマイズ機能も充実しており、専用のモバイルアプリを通じてイコライザー設定や各種機能が調整できる。2.4GHz接続時とBluetooth接続時で別々の設定を保存できるなど、使用シーンに応じた設定ができるとした。
価格はいずれも28,310円で、PS5対応の「Arctis GameBuds Black」と「Arctis GameBuds White」、Xbox対応の「Arctis GameBuds X(Blackのみ)」の3タイプがラインナップされる。予約開始日はどれも9月26日だが、発売日はそれぞれ異なり、「Arctis GameBuds Black」が10月29日、「Arctis GameBuds White」が11月15日、「Arctis GameBuds X」が12月13日となっている。
実際に体験したブランドサポーターのみんえもんさんは「普段はヘッドセットでゲームをしているので完全ワイヤレスイヤフォンでプレイするのは初めて。フィット感があって、気持ち良い。痛くなるイメージがあったので、軽いし、密閉感があって聞こえたので、すごく良かったし、髪型が崩れなかったりメガネが痛くなかったりする。遅延とかもなかった」と好印象を語っていた。
新スイッチ採用で進化を遂げた「Apex Pro Gen 3」キーボードシリーズ
もう1つ発表があったのが、キーボード「Apex Pro」シリーズの次世代ハイエンドモデル「Apex Pro GEN 3」だ。これまでの「Apex Pro」シリーズのモデルの技術を継承しながら進化したモデルである。
ハードウェア面での最大の特徴は、新開発の「OmniPoint Switch 3.0」の採用である。このスイッチは、キーの構造を根本から見直し、製造工程にも改良を加えることで、従来モデルよりもさらに滑らかで精確なキー入力を実現している。工場出荷時に各キーに個別の潤滑剤調整を施すことで、キーのガタつきを最小限に抑え、高い精度での入力を可能にしている。
また、大型キー用のスタビライザーの構造も刷新された。これにより、スペースキーやエンターキーなどの大型キーにおいても、安定した入力感を実現している。さらに、キーボード全体の構造も見直され、3層構造の消音フォームを採用することで、タイピング音の大幅な低減に成功している。
ソフトウェア面では、3つの新機能が追加された。1つ目は「プロテクションモード」で、特定のキーを押した際に隣接するキーの感度を自動的に下げることで、誤入力を防止する機能である。2つ目は、人気ゲームごとに最適化されたキー設定やRGBライティング設定を自動で適用する「GGクイックセット」機能だ。3つ目の「ラピッドタップ」は、キャラクターの動きをより細かく制御できるよう、複数キーの同時押しを最適化する機能となっている。
「GGクイックセット」を使えば、プリセットで用意されているゲーム毎に最適なアクチュエーションレベル、キーバインド、ラピッドトリガーのオンオフ、マクロ及びRGBライティングなど、各ゲームに最適な設定が用意されており、対象のゲームを選ぶだけで、プレイしやすい状態にキーボードをカスタマイズできる。
なお、「ラピッドタップ」、「プロテクションモード」、「GGクイックセット」は、GGソフトウェアのアップデートにより、旧モデルのApex Proシリーズでも実装可能になる。
実際に体験したSALOさんは「触ってて気持ち良いのが大事。Apex Pro Gen 3はバッチリで気持ち良かった」と話し、OooDaさんも「打鍵感が全然違いますよね」と興奮の様子を見せており、新モデルの性能の高さを語った。
Apex Pro Gen 3シリーズは、フルサイズ、TKL(テンキーレス)、TKLワイヤレスの3モデルがラインナップされ、それぞれに日本語配列と英語配列が用意される。発売日は全モデル共通で10月29日となっている。
参考価格は、Apex Pro Gen 3(日本語配列・英字配列)が49,420円、Apex Pro TKL Gen 3(日本語配列・英字配列)が45,530円、Apex Pro TKL Wireless Gen 3(日本語配列・英字配列)が54,420円となっている。
あわせて、「Apex Proシリーズ(旧モデル)」が期間限定で最大約15%OFFで全国の家電量販店、及びAmazon.co.jp、楽天市場にて購入可能となっている。