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Xbox、運動能力に制限があるプレーヤー向けの「アダプティブ ジョイスティック」など4つの新アクセシビリティサービスを発表

8月21日 発表

 マイクロソフトは8月21日、4つの新しいアクセシビリティサービスを発表した。

 今回発表されたのは、Xbox用の「アダプティブ ジョイスティック」、「8BitDo Lite SE 2.4G ワイヤレス コントローラー」、「ByoWave Proteusコントローラー」の3つの新しいアクセシビリティデバイスと、3Dプリントが可能な「アダプティブ サムスティック トッパー」の無料ファイル。運動能力に制限があるプレーヤーでも快適にゲームを楽しめるよう設計された計4つのサービスが展開される。

 マイクロソフトはフィードバックを考慮しながら、アクセシビリティ機能に引き続き投資していき、障害を持つプレーヤー自身がカスタマイズし、Xboxでのゲーム体験を向上できる選択肢をさらに提供していくとしている。

【Introducing the Xbox Adaptive Joystick】

□Xbox Wire「Xboxが4つの新しいアクセシビリティサービスを発表」のページ

Xbox アダプティブ ジョイスティック

2025年初頭 発売予定
価格:29.99米ドル

 本製品には前面に4つのボタン入力、標準のXboxサムスティックおよび従来のコントローラーのバンパーとトリガーの配置を模倣した2つの追加ボタンが含まれており、これらのボタンは全てカスタマイズ可能。片手での操作やテーブルトップへの取り付け、手以外の身体部位で使用することがきる。

3Dプリント可能な「アダプティブ サムスティック トッパー」ファイル

 プレーヤーからの要望を受け設計されたという「アダプティブ サムスティック トッパー」の3Dプリント可能なファイルがWebサイト「Xbox Design Lab」にて無料提供される。6つのデザインから選択でき、高さや幅などをカスタマイズすることができる。

□Xbox Design Labのページ

8BitDo Lite SE 2.4G ワイヤレス コントローラー

販売中
価格:59.99米ドル

 本製品は運動能力が制限されているゲーマー向けに特別に設計されたXbox向けのワイヤレス コントローラー。低抵抗のボタンと高感度のホール効果ジョイスティックを備え、誰でも簡単に操作できる。全てのボタンはコントローラーの上部に配置。また、ゲーム中に安定するよう滑り止めシリコンマットも付いている。

 Xbox Series X|S、Xbox One、またはWindows 10以降のデバイスでの有線接続にも対応。さらにプログラム可能なボタンが2つ搭載されており、プレーヤーは追加のソフトウェアなしでマッピングできる。

□8BitDo「Lite SE 2.4G ワイヤレス コントローラー」のページ

ByoWave Proteusコントローラー

販売中
価格:299米ドル

 「Proteus コントローラー」には「スナップ アンド プレイ」パーツが付属し、パーソナライズされたカスタマイズが可能。プレーヤーは自身のプレイスタイル、身体的ニーズ、ゲームの好みに合わせ1 億通り以上の異なる組み合わせでコントローラー設定を微調整できる。また、モジュール マッピング システムにより、構成の保存と切り替えも簡単に行なうことができる。

□ByoWave「Proteusコントローラー」のページ