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「リゼロ」3期先行劇場公開を記念したレッドカーペットイベント開催! 「リゼロ」愛に満ちたキャストトークが続々
2024年8月12日 09:00
- 8月10日 実施
長月達平氏原作のライトノベルを基にしたアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」3rd seasonの放送が2024年10月より開始される。
放送に先駆けて8月30日より行なわれる第1話「劇場型悪意」の先行劇場公開を記念し、歌舞伎町シネシティ広場にてジャパンプレミアカーペットイベントが開催された。イベントにはキャラクターの声を担当する、小林裕介さん(ナツキ・スバル役)、高橋李依さん(エミリア役)、岡本信彦さん(ガーフィール・ティンゼル役)、天﨑滉平さん(オットー・スーウェン役)、山根綺さん(リリアナ・マスカレード役)、安済知佳さん(シリウス・ロマネコンティ役)が登壇し、集まったファンとの交流やトークショーなどで大いに盛り上がった。今回はその模様をご紹介しよう。
登壇からレッドカーペット、プチトークでファン大歓喜
イベントは、キャストの登壇からカーペットウォークでのファンとの交流、マスコミ関係者による質問コーナーを経て、トークセッション、フォトセッションという流れで実施された。
イベント開始時間となり、小林裕介さんからスタートのコールがあると、会場のテンションは一気にボルテージMAX。ホントに「リゼロ」は愛されているなと感じた。また、キャスト以外にもエミリアたんに加え、レムとラムの着ぐるみが登場。頭を大きくディフォルメしたぬいぐるみを彷彿するデザインに、高橋さんも「可愛い!!」と大絶賛だった。
そして、いよいよファンお待ちかねのカーペットウォークが始まり、期待に胸を弾ませるファンの鼓動が聞こえるようだ。キャスト陣はファンの声援に応えるべく、手を振ったり、会話をしたりしながら、レッドカーペットを往来し、会場全体を笑顔に変えた。だが、笑顔を作ったのはキャストだけでない。実はイベントは炎天下の中で行われたのだが、天崎さんによればカーペットウォーク中に、会場で配られたウチワを使ってファンの方々が扇いでくれて「すっごい涼しかったです!」と感謝の言葉を述べた。このファンとの繋がりは「リゼロ」ならではのエピソードだと感じた。
「リゼロ」愛に包まれたキャストトークに感激!
ファンとしては、キャストとの交流もさることながら、3rd seasonの中身についても気になることだろう。そこで、今回のイベントでは、マスコミ関係者によるインタビューとトークセッションが用意されていた。インタビューで3rd seasonの見どころについて聞かれると、「アニメ映えするバトルがふんだんに盛り込まれていて、全てのキャラクターに必ず見せ場がある」と、小林さんが力強く答えた。また、一番の推しキャラについて聞かれると、小林さんは「エミリア」、高橋さんは「スバル」と回答。高橋さんにとっては前作の最終回でスバルが騎士となったことが影響しているようだ。また、面白いのは「ベアトリス」と答えた山根さんで、何と好きすぎて収録の際に演技がベアトリス調になって注意されたのだとか。
また、3rd seasonへの意気込みとして興味深かったのが小林さんで、最初は何も考えずに以前の調子で収録に臨んだとのことだが、エミリアを含めた仲間たちが増えたことで、これまでは心の中に感じだ孤独感が消え「どれほど苦しいシーンがあっても前向きにやっていける」ようになったという。これにはファンとして、ジーンとくるものがあった。最初スバルは失敗も多く、本当にやりきれないラストも多かった。しかも、死に戻りのヒミツを離せないぶん、孤独な戦いであったこともわかる。その彼が、そういう苦しさから開放されたかと思うとジーンと来るものがあった。頑張ったな……スバル!と声をかけてあげたいと、心からそう願ったくらい。、
続くトークセッションでは、キャラクターの声での自己紹介から始まった。オリジナルメンバーがリアルに名台詞を演じてくれるだけでなく、新メンバーによるキャラクターボイスの披露もPV以外の一般公開が初ということで盛り上がった。また、1話が90分の長尺であることに触れ、岡本さんからは「時間が溶ける」、天崎さんからは「ポップコーンはお早めに」というコメントで、いったいどんな展開になるんだ?と期待が高まる。また、山根さんは劇中歌が多いことに触れ、お風呂で歌って練習したエピソードが語られた。
さらに安済さんからは、全話を見てからすぐに3rd season1話の台本を読み、自分が演じるシリウス・ロマネコンティ役の”ヤバさ”を知ることで、アフレコへのアプローチを考えたとのことだ。そして、「リゼロ」の魅力について質問された高橋さんは、試練を乗り越えたことでエミリアが自分らしさを見つけたように、ベアトリスを含めてキャラクターたちが自分らしさを探している姿が推しポイントだと答えた。
また、トークセッションでは作品についてだけでなく、その設定についての質問も用意されていた。「リゼロ」といえば「死に戻り」だが、キャストの方でやり直したいことがあるか?と聞かれると岡本さんが中学時代にバドミントン部で筋トレしすぎて背が伸びなかったことを挙げた。これには、小林さんとも意気投合。声優をやるならマイクの位置が最適だとおどけながらも、170センチは行きたかったと語った。また、小林さんは「ない」と断言。「全ての時間であがいて生きているからこそ今がある」という心情は、何度も”死に戻り”をしているスバルを演じているからこそのコメントであろう。そんな小林さんの演技が、スバルをより一層魅力的にしているんだろうなぁ……と、ファンの一人として超絶納得だ。
猛暑の中でのイベントだったが、声優さんによる「リゼロ」愛に満ちたトークは「あっ」という間の幸福な時間だった。そしてイベントの最後は「リゼロ」では同じみの、両手を挙げたポーズで「ビクトリー!」を叫んで締め。本イベントでキャ ストの意気込みを感じることで、この「Re:ゼロから始める異世界生活」の3rd seasonが一層楽しみになった。3rd seasonの皮切りとなる先行劇場公開は、絶対に見逃せない!
(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活3製作委員会