Xbox Game Pass、7月10日より2年連続の値上げを実施

　Microsoftは、ゲームのサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」について、7月10日より価格改定を行うことを明らかにした。

　この価格改定には日本も含まれ、Xbox Game Pass Ultimateが1,210円から1,450円に、PC Game Passが850円から990円に、それぞれ値上げとなる。新価格は、新規ユーザーに対しては7月10日から、既存ユーザーに対しては9月12日から、それぞれ適用となる。値上げは2年連続。

国別の新たな価格リスト

　また、サービスの内容も一部変更される。対象をXboxコンソールに限定したGame Pass for Consoleは廃止となり、その代わりとなるXbox Game Pass Standardを数カ月以内に提供を開始する。価格は14.99ドル（日本円は未発表）で、具体的な内容は今後発表される。

　一部明らかになっている部分としては、オンラインマルチプレイをサポートするXbox Game Pass Coreの内容を包含し、その一方で新作タイトルのリリース初日からのプレイは対象外になるとしており、現行のXbox Game Passのサービスは、Xbox Game Pass Ultimateのみが維持される見込み。なお、Game Pass Ultimateは米国では19.99ドルとなるが、日本では1,450円と、為替レートを考えると引き続き安価で提供される。

【日本での提供状況】

7月10日9時時点での日本のサービス提供状況。価格は旧価格となっているが、すでにXbox Game Pass Consoleの提供はストップしている

参考までにこちらがXbox Game Pass for Consoleの提供内容。Xbox Game Pass Standardは、for Consoleのサービスの一部を削り、Xbox Game Pass Coreを包含させたような内容となる