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雪印メグミルク、「雪印北海道バター」や「雪印コーヒー」など12月1日より値上げ

原料・エネルギー価格高騰、円安の影響により

10月27日 発表

 雪印メグミルクは、家庭用乳食品・市乳および業務用商品一部の価格改定を12月1日より実施する。

 国内の酪農経営を取り巻く環境は、国際的な穀物・エネルギー等の価格高騰や円安の影響により急激に上昇した生産コストが高止まりし、厳しい状況となっている。

 さらに包装資材、物流費、人件費等も上昇する中で、雪印メグミルクとしては様々なコスト削減策を内部にて進めているが、これらのコストアップは企業努力による吸収の範囲を超えるものとし、今回の価格改定を実施するに至ったとのこと。

 価格改定の対象となるのは家庭用の乳製品5品(バター)と市乳商品6品(白物乳飲料、色物乳飲料、クリーム)、業務用の106品(バター類、ホイップクリーム類等)。家庭用各商品については一覧が公開されており、「雪印北海道バター」、「雪印コーヒー」などが含まれているのを確認できる。

□家庭用 乳食品・市乳、業務用商品 価格改定のお知らせ

対象商品

1.家庭用
・乳食品 5品 バター
・市乳商品(市販用) 6品 白物乳飲料、色物乳飲料、クリーム

2.業務用 106品 バター類、ホイップクリーム類等

改定内容

1.家庭用
・乳食品 メーカー希望小売価格 改定率 4.8%~7.0%
・市乳商品(市販用) メーカー希望小売価格 改定率 1.7%~4.7%

2.業務用
・バター類 メーカー出荷価格 改定率 2.5%~11.8%
・ホイップクリーム類等 メーカー出荷価格 改定率 0.8%~5.5%

家庭用商品の価格改定対象一覧
雪印北海道バター
雪印コーヒー