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アニメーション監督の山本二三氏が胃癌のため8月19日に死去

「二三雲」が代名詞。「天空の城ラピュタ」などジブリ作品にも多く参加

8月19日 死去

 アニメーション監督の山本二三氏が胃癌のため8月19日に死去した。享年70歳。

 山本二三氏は、「天空の城ラピュタ」、「火垂るの墓」、「もののけ姫」といった作品で背景を手掛けたアニメーション監督。近年では「時をかける少女」や「天気の子」で劇中の絵画を担当し、独特な雲の描き方が注目を集め、「二三雲」と呼ばれていた。

 訃報によると、山本二三氏は8月19日に胃癌のためこの世を去ったとのこと。なくなる数日前まで故郷五島の民話「堪次々城」の漫画を描き続け、完成まであと1ページを残して約120ページの下書きを描き上げたという。

 告別式は8月27日11時から、埼玉県飯能市の広域飯能斎場にて行なわれる予定となっている。