ニュース

Xboxコミュニティに8ストライク制の段階的罰則を導入。8回目で最長の1年間マルチ機能から追放

通報の妥当性はセーフティチームによって個別に判断

8月16日 発表

 Microsoftは8月16日、Xbox Series X|SなどのXboxコミュニティにおいて、悪質なプレーヤーに対する施策を発表した。

 今回明かされたのは、「エンフォースメント ストライク システム」というもの。同システムでは、Xboxコミュニティにおける快適な環境の構築の為に、悪質なプレーヤーに対する罰則強化や各プレーヤーの違反歴を確認できる機能などを追加する。

 悪質なプレーヤーは、他プレーヤーから通報を受けたあと、通報の内容がXboxのセーフティチームによって確認される。内容が妥当だと判断された場合、その回数(ストライク数)によってペナルティが課せられることとなる。1回では1日マルチプレイや他プレーヤーと交流する機能(チャットなど)が使用できなくなり、最大8回の通報で1年間アクセスできなくなる。また、同社は「この罰則は購入した商品のシングルプレイモードなどは遊べる」としたうえで、違法行為などの深刻な違反に関しては「最も重い罰則には購入済み商品へのアクセスを含むすべてのアカウント機能の停止もありうる」としている。

 さらに、プレーヤーには自身が何度罰則・通報を受けたかを確認できる機能が追加される。同機能では不当に通報されていないかなどを確認できる他、罰則を受けた場合にはその履歴も確認できる。

□「エンフォースメント ストライク システムの紹介(英語)」

罰則の段階などを示す図
罰則・通報を受けたかを確認できる機能の画面