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「ドラゴンクエストモンスターズ3」、バトルや仲間モンスターについての詳細が公開

【ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅】

12月1日 発売予定

価格:
通常版 7,678円
マスターズ版 11,198円
超マスターズ版 14,003円

 スクウェア・エニックスは、12月1日に発売を予定しているNintendo Switch用RPG「ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅」のゲーム情報を公開した。

 「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズの最新作である本作は、主人公ピサロとなってモンスターを仲間にし、仲間にしたモンスター同士でパーティを組んで敵と戦いながら冒険するRPG。今回は、本作のバトルや仲間モンスターについての詳細が公開されている。

仲間にしたモンスターでパーティを組んでバトル!

 本作では、仲間モンスターをメインに最大4体、スタンバイに最大4体の合計8体までパーティに入れることができる。モンスターたちが戦闘でとる行動は「命令」で細かく指示することも、「ガンガンいこうぜ」や「いのちだいじに」といった「作戦」をもとに個々のモンスターの考えに任せることも可能だ。

パーティのピンチに「バースト」で奮闘

 本作では、パーティがピンチに陥るとモンスターがバースト状態になることがある。バースト状態になると与えるダメージなどがアップし、行動回数も増える。味方モンスターがバースト状態になれば一発逆転のチャンスになる。

仲間モンスターを増やす方法

 バトルで戦ったモンスターは戦闘後に自ら起き上がって、仲間入りを希望してくることがある。お目当ての魔物がいる場合は「スカウトアタック」をしかけて仲間に誘うことも可能だ。そのほか、旅の途中でほかのモンスターマスターのモンスターと自分のモンスターをお見合いさせて新たな魔物を誕生させることもできる。

 また、魔物が大好きな肉などのアイテムをバトル中に敵に与えると、モンスターが起き上がって仲間入りを希望することがかなり多くなるほか、スカウトアタックの成功率も上がる。アイテムもどんどん活用していくといいだろう。

 仲間にしたモンスターたちのうちの2体のモンスターを親として「配合」すれば新たなモンスターを生み出すこともできる。本作では、これまでのシリーズ作品から配合の組み合わせを一新。生まれてくるモンスターがイメージしやすくなっているので、はじめてシリーズをプレイする人でも配合を直観的に楽しむことができる。

配合組み合わせの例

 とてもすばやい魔獣の「キラーパンサー」と大きな翼をもつワシの魔物「ガルーダ」を配合すると、羽が生えたトラのモンスター「ウイングタイガー」が誕生する。

【親:キラーパンサー×親:ガルーダ→子ども:ウイングタイガー】
キラーパンサー
ガルーダ
ウイングタイガー

スキルを覚えさせてモンスターを育成

 モンスターには、最大3種類のスキルを持たせることができる。レベルアップなどで獲得したスキルポイントをスキルに振り分ければ、仲間モンスターに特技を覚えさせたり能力値をアップさせたりすることが可能だ。

 また、配合で生み出した子どもには、子ども固有のスキルのほか、親のスキルを引き継がせて強化することもできる。スキルの種類はとても豊富で、回復呪文を中心に覚えるもの、攻撃力やHPをどんどん上げられるものから、特定のモンスターの名を冠したものまで多種多様なスキルが登場する。

「全体回復」スキルの例

 「ベホマラー」、「ベホマズン」といった仲間全体を回復する呪文に加えて蘇生呪文の「ザオラル」や補助呪文の「スクルト」、最大MPを上げるスキル効果なども習得。パーティの回復役には欠かせないスキルとなっている。

「竜王」スキルの例

 「はげしい炎」や「煉獄火炎」という火属性の強力なブレス特技に加えて、「やけつく息」や「やみのはどう」といった相手を弱体化する特技も習得。さらに呪文の「ベホイム」、「ギラグレイド」まで覚える、竜の王にふさわしいラインナップとなっている。

種族特有の特性でバトルを有利に

 モンスターは種族ごとに「特性」という特別な能力も複数持っており、特定のレベルに到達すると解放されていく。特性の効果は、攻撃を強化したり相手の邪魔をしたりとさまざまだ。さらに、同じ種族でも身体のサイズが大きなモンスターだけが持つ特性もある。

仲間モンスターのランクと大きさ

 本作のモンスターは、同じ種族でも大きさによってSサイズとLサイズの2サイズが存在しており、小さなSサイズのモンスターならパーティに4体、大きなLサイズのモンスターなら2体まで入れることができる。もちろん、Sサイズ2体とLサイズ1体というパーティも可能だ。なお、LサイズのモンスターはSサイズよりも能力値が高くなるほか1ターンに複数回行動することもある。

 また、モンスターにはG・F・E・D・C・B・A・S・Xまでの9段階のランクがあり、ランクは種族ごとに決まっている。ランクSには魔王級のモンスターが名を連ねているほか、すべてのモンスターの頂点に君臨するランクXのモンスターも存在するようだ。

スライム:ランクG
デスソーサー:ランクC
ゾーマ:ランクX

人間界と魔界、2つの闘技場で腕試し

 ピサロは、冒険を進めていくなかで人間界のエンドールにある闘技場と、魔界にあるエクサ・アリーナという2つの闘技場でモンスターマスターとしての腕を磨くことになる。どちらの闘技場も参加者はスゴ腕のモンスターマスターばかりだ。魔界の王を志す者として強力なモンスターを育成し、2つの闘技場で、全ランクの制覇を目指そう。

「DQXI」のキャラクターやあのモンスターたちも参戦

 本作で仲間になるモンスターたちは500種族以上。そのなかには「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」に登場した魔軍司令ホメロスやリーズレットのほか、今作で「DQ」シリーズ初登場の未知のモンスターも存在する。

魔軍司令ホメロス

 とある王国の将軍だったが、野心の果てに魔物に生まれ変わったモンスター。

リーズレット

 美しき氷の魔女。はるか昔に禁書に封印されていたというモンスター。

ビッグももんじゃ

 ふくふくした見た目の魔獣系モンスター。ももんじゃたちの王様。