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スクエニ元社員・中裕司被告、インサイダー取引で有罪判決

懲役2年6か月、執行猶予4年、罰金200万円、追徴金1億7000万円余りを言い渡す

7月7日 判決

 東京地裁は、インサイダー取引を行なった元スクウェア・エニックス社員中裕司被告に、懲役2年6月、執行猶予4年、追徴金約1億7100万円の有罪判決を言い渡した。

 今回判決の元になった事件は、中裕司被告がインサイダー取引に関与したとして、2022年11月に逮捕されていた事件。

 同被告は2020年1月、勤務していたスクウェア・エニックスがオンラインゲームを手がけるAiming社と提携することなどを知り、情報が公表される前にAiming社の株式あわせて、およそ280万円分を買い付けており、インサイダー取引に関与したとして、2022年11月に逮捕、2022年12月に再逮捕されていた。

 今回本事件に関する判決が本日7月7日に東京地裁より言い渡され、懲役2年6月、執行猶予4年、追徴金約1億7100万円の判決となった。