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Switch版「英雄伝説 零の軌跡:改・碧の軌跡:改」冒険の拠点「クロスベル市」などゲーム情報を公開

「碧の軌跡」では重要な戦略要素となる新システムが登場

8月31日 発売予定

【「英雄伝説 零の軌跡:改」Switch版】

価格:4,378円

【「英雄伝説 碧の軌跡:改」Switch版】

価格:4,378円

 日本一ソフトウェアは、8月31日に発売を予定しているNintendo Switch版ストーリーRPG「英雄伝説 零の軌跡:改」および、Nintendo Switch版ストーリーRPG「英雄伝説 碧の軌跡:改」のゲーム情報を公開した。

 「英雄伝説 零の軌跡:改」および「英雄伝説 碧の軌跡:改」は、「軌跡シリーズ」のなかでもクロスベル自治州を舞台としているタイトル。シリーズタイトルだが、舞台やキャラクターが一新されているためシリーズを遊んだことがない人でも楽しめる。「零の軌跡」の続編が「碧の軌跡」となっているため、順番に遊ぶことでより深くストーリーを楽しめる。もちろん、2020年にプレイステーション 4版で実装されたフルボイス化や高速スキップモードも搭載し、さらに遊びやすくなっている。

 今回は、主人公たちの冒険の拠点となる「クロスベル市」の詳細をはじめ、進化したATバトルにさらに大きな変化を与えられる「アタックエンカウント」などのバトルシステム、有利に戦闘を進めるのに欠かせないパワーアップした導力魔法「アーツ」の詳細やメインストーリーとは別に冒険を彩る様々なやりこみ要素などを紹介したい。

【Story】

ゼムリア大陸西部、クロスベル自治州――

カルバード共和国とエレボニア帝国という2大国の狭間にあるこの自治州は、貿易都市として発展を遂げてきた。
しかし、常に両大国からの干渉に晒され続けた国内では、議員・役員の利権争いや政治汚職が広がり、裏社会ではマフィアや犯罪組織が台頭――犯罪の温床となっているという闇の面を抱えていた。

そんなクロスベルの警察内に集められたロイド・エリィ・ランディ・ティオの4人。
彼らは警察に対する市民からの信頼を取り戻すために新設された「特務支援課」として働くことを告げられた。
逆風の中で始まった「特務支援課」としての日々に戸惑いながらも、4人は力を合わせて様々な壁に立ち向かっていくことになる。

【キャラクターたち】

特務支援課の冒険の拠点「クロスベル市」

 「クロスベル市」は、活気ある商業地区、金融・ビジネス街、カジノ・ショウ劇場もある歓楽街、一般市民の住む住宅街、治安の悪い裏通り・旧市街など複数の地区に分かれている。

 クロスベルは広大な都市だが、フィールド2倍速移動機能があるので移動はサクサク。さらに冒険の途中でガイドマップが手に入れば移動がショートカットできるようになる。

中央広場

 クロスベル市の中心に位置している広場。百貨店やオーバルストアなど様々な施設が立ち並んでいる。

行政区

 市政が執り行なわれている官公庁街。クロスベル警察本部もこの区画にある。

旧市街

 都市開発から取り残されてしまった寂れたエリア。裏の市場に流通している違法な店が点在していたり、2つの不良グループが対立しあったりしている。

東通り

 エキゾチックな街並みの東通り。遊撃士協会があり、訪れる機会は多い。

さらに進化し磨きがかかった戦闘システム「アタックエンカウント」

 「アタックエンカウント」では、「軌跡」シリーズお馴染みのバトルシステム「ATバトル」に加え、移動中にもバトルの要素が楽しめる。移動中に敵シンボルに向かって攻撃ボタンを押すと、隊列の先頭キャラクターがフィールド上で敵を攻撃する。

 背後から攻撃をヒットさせれば敵が気絶するため、その状態でエンカウントすればプレーヤー側が圧倒的有利な「奇襲」状態になる。その他、背後から敵に接触された場合の「敵先制」など、エンカウントの仕方に応じて戦闘状況が様々に変化する。

武器によって攻撃範囲が異なる。誰が先頭になるかは重要な要素
敵とのレベル差が大きいと、フィールド上の敵シンボルに攻撃を当てるだけで倒すことができるようになる

「碧の軌跡」では重要な戦略要素となる新システムが登場!

バースト

 画面右上のBP(バーストポイント)が最大まで溜まると一定ターンの間「バースト」を発動できるようになる。バーストを発動すると、味方キャラクターの行動順が早まる、状態異常が回復するなど、多くのメリットが発生。さらにアーツも詠唱なしで発動可能になり、戦闘を有利に進めることができる。

バックアタック

 「零の軌跡」にもあったバックアタックが「碧の軌跡」でさらにバージョンアップ。フィールド上で背後から敵に接触されてしまうと敵の先制攻撃となるだけでなく、隊列が乱されてサポートメンバーが強制的に戦闘参加になるなど、より緊張感のある仕様になっている。

クオーツを組み合わせて戦力強化! 戦闘を有利に導こう

 アーツとはアーツを使用するための機械「オーブメント」によって引き起こされる「魔法」の総称。各キャラクターが所持する戦術オーブメント「エニグマ」に「クオーツ(結晶回路)」をセットすることで、持ち主の能力を強化できる他、クオーツの組み合わせに応じて様々なアーツを発動させることが可能になる。

エニグマは個人によって設定が違っている。試行錯誤して各キャラクターにとって最強のクオーツの組み合わせを見つけ出そう
クオーツは店で合成したり、宝箱から入手したりすることが可能。最初は上司のセルゲイからいくつかのクオーツを手渡されるので、これを使ってクオーツの扱い方を覚えていこう

「碧の軌跡」ではさらにアーツがパワーアップ!

 「碧の軌跡」では「エニグマ」がバージョンアップし「エニグマII」になる。中央にマスタークオーツと呼ばれる特別なクオーツを装着することができるようになっている。マスタークオーツをセットした状態で戦闘を重ねるとマスターアーツと呼ばれる特殊なアーツが使用可能になる。

クオーツのレベルが上がってパラメーターが強化され、アビリティが増えている。さらに育成すればマスターアーツが解放される

「支援要請」をこなし、捜査官として階級UPを目指せ!

 メインストーリーの進行とは別に、市民からの様々な依頼を「支援要請」という形で請けることができる。依頼内容は魔獣の退治など、「軌跡」シリーズでお馴染みのものからストーカー事件の捜査といった警察特有のものまでバラエティ豊か。「支援要請」を達成することで、市民の隠されたエピソードを見ることができたり、時には依頼主から特殊アイテムを貰えたりする場合もある。

【魚料理の食材求む!】
【ストーカーの捜査依頼!】

冒険を楽しく彩る、メインストーリー以外の様々なやり込み要素

料理

 料理手帳とレシピを手に入れると料理が作れるようになる。食べると様々な効果を発揮する。調理人によって得意不得意があるので注意しよう。たまに「大成功」料理ができたり、「予想外」の料理ができたりしてしまうこともある。

釣り

 「釣り竿」と「釣り餌」を入手してポイントに立つと釣りができるようになる。様々な魚を釣って釣り手帳のコンプリートを目指そう。さらに「碧の軌跡」では占領された釣り場を巡って、釣皇倶楽部の四天王と爆釣勝負をすることができる。

カジノ

 「カジノ」ではポーカーやブラックジャック、スロット、ルーレットなどのミニゲームを楽しむことができる。勝負に勝ってメダルを集めると様々な景品と交換することができる。

ポムっと!

 「零の軌跡」でティオとヨナが遊んでいたゲーム「ポムっと!」が「碧の軌跡」でプレイできるようになる。クエストやイベントで対戦用アカウントを手に入れることで、様々なキャラクターとの対戦が楽しめる。全ての対戦相手に勝利して「ポムっと!」マスターを目指そう。

「零の軌跡」をクリアしていると、「碧の軌跡」がさらに楽しめる!

 「零の軌跡」をクリアしたセーブデータがあると、「碧の軌跡」はクリアデータを引き継いでプレイすることができる。レベルや体験しているイベント、絆値や釣りランク、捜査官ランク、コンビクラフトなどの要素が引き継がれる。その他、「碧の軌跡」でのシナリオやキャラクターのセリフも細かく変化していく。