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「FFXVI」プレローンチイベントにて祖堅氏登場! 今作のBGMは誰でも同じ音楽体験ができる“魔法”を採用

【ファイナルファンタジーXVI】

6月22日 発売予定

価格:9,900円~

 6月12日、ロサンゼルスで開催されたプレイステーション 5用アクションRPG「ファイナルファンタジーXVI」の発売を記念したプレローンチセレブレーションにて、コンポーザーを務める祖堅正慶氏が登場し、本作におけるBGMについての紹介を行なった。

 祖堅氏は登壇後の第一声で「パッケージ版のゲーム音楽の製作は久々だったので、発売にこぎ着けて嬉しい」と、いよいよ発売が迫った「ファイナルファンタジーXVI」の完成についてコメントした。

 公開中のトレーラー“REVENGE”で使用されている楽曲について作曲のプロセスについて聞かれると、キャラクターのジョシュアのことを考えて製作したという祖堅氏。「詳細についてはここでは言えないが、ゲームをプレイしていただけると理解してもらえると思う」と語り、この楽曲は本日より配信される体験版で聴けるかもしれないとのこと。

 また、本作のコンポーザーをお願いされた時どう思ったか?という質問に対し、「FFXIV」のBGM制作も担当している祖堅氏は「地獄が2つ来た」と思ったという。ただし、「地獄が2つ」あったおかげでどうせだったら楽しいものを作ろうと決意し、「FFXIV」とはまた違った楽曲を制作できたとのこと。

 今作のBGM制作過程においての大きな特徴は、アクションシーンにおける音楽体験が誰でも同じようにできる“魔法”を使ったことだと語る祖堅氏。通常であれば、バトルシーンなどでアクションが得意な人と苦手な人では音楽の展開スピードが違うため、シーンにぴったりハマった音楽体験ができないことがあるが、「ファイナルファンタジーXVI」の一部の戦闘シーンでは、そういった問題を解消できる機能を搭載しているという。今回は同じシーンでのBGM比較映像なども公開された。

 最後には祖堅氏自らキーボードを弾く演奏なども披露され、会場は大いに盛り上がっていた。

【Final Fantasy XVI Pre-Launch Celebration Live Stream!】