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HIKE/猿楽庁、ポールトゥウィンと共同でユーザーテストサービス「Fun Test」の提供開始

「より楽しく、より遊びやすく、より続けたくなるゲーム」の実現をサポート

【Fun Test】

5月22日 提供開始

 HIKEの事業部門「猿楽庁」は、ポールトゥウィンと共同でゲームリリース/リニューアル時のユーザーテストサービス「Fun Test」の提供を開始した。

 猿楽庁は、エンターテインメントコンテンツのチューニングを手がける職人集団。チューニングとは、主に制作中のコンテンツをプレイ検証し、「より面白く」・「より親切に」・「より楽しく」するため、アイデアの提案やバランスの調整などを行なうことで、チューニング対象は、家庭用ゲームソフトやスマートフォン向けアプリ、カードゲーム、玩具まで幅広い。

 今回提供開始された「Fun Test」によって「より楽しく、より遊びやすく、より続けたくなるゲーム」の実現をサポートするとしている。

「Fun Test」について

 ゲームのリリース/リニューアルに合わせて約3,000人のテスター(調査者)が、いち顧客としての仮想ユーザーとなり、ゲームをプレイしていく過程で感じるストレスポイントやギャップを抽出するサービス。クライアントが求める分析・評価ポイントに絞ったレポートのカスタマイズができるため、高品質なレポートの提出が可能となる。

より楽しいゲームへ

 ターゲット層に合致したテスターからプレイした際の感情を収集し、ゲームの強み/弱みとなるポイントを可視化できる。

より遊びやすいゲームへ

 テストプレイでゲームのUIや操作性を評価。ストレスポイントや、誤認が生じるポイントを明らかにする。

より続けたくなるゲームへ

 継続したテストプレイにより、各フェーズクリアまでの評価が、設計したゲームバランスとズレていないかを明らかにする。

 全国にいる約3,000人のテスターはPTWのセンター内でセキュリティ教育を十分に受けており、ISO27001に則った万全の対策で実施される。長年にわたってチューニングに注力してきた猿楽庁による的確な分析に加え、継続したモニターテストの実施も可能。

「Fun Test」の意義について

 新型コロナウイルス禍でのゲーム需要増加に伴い、2020年は国内ゲーム市場規模(オンラインプラットフォーム/家庭用ソフト※オンライン含む/家庭用ハード)が過去最高の2兆円を突破した(※1)。この需要は特需で終わることなく、2021年も2兆円の大台を維持している。

 こうしたゲームコンテンツを手軽に楽しむ人々が増え、ゲームが生活の一部になった一方、ユーザーのゲーム消費率が早くなり、人気を集めたゲームでも飽きられてしまうまでの時間が早くなる傾向も見られる。だからこそ、いかに品質の高いゲームを提供するかが今後の課題となっているという。ターゲット層の満足度を最大限に引き上げるため、「Fun Test」による的確な分析でサポートする。

(※1)出典:ファミ通ゲーム白書2022