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北欧神話の怪物に襲われるホラーアドベンチャー「Bramble: The Mountain King」を先行プレイ

さらわれた姉を救うため北欧神話の世界を歩む

【ハピネットゲームフェス!~2023 春の陣~】

開催日程:3月25日11時~18時

会場:東京都千代田区「ベルサール秋葉原」

入場:無料

 ハピネットのイベント「ハピネットゲームフェス!~2023 春の陣~」にてプレイステーション 5/Nintendo Switch/PC用ホラーアドベンチャー「Bramble: The Mountain King」が試遊出展されている。

 本作はDimfrost Studioが手掛ける北欧神話をテーマにしたホラーアドベンチャーゲーム。H2 INTERACTIVEより5月25日にプレイステーション 5およびSwitch向けにパッケージ版が発売される予定で、PC版はMerge Gamesが販売を担当する形で4月27日に発売となる。そんな本作を「ハピネットゲームフェス!~2023 春の陣~」にて一足先にプレイすることができた。

【「Bramble: The Mountain King(ブランブル: ザ・マウンテン・キング)」公式発表トレーラー【PS5/Switch 日本語版】】

 主人公は幼い少年の「オーリ」。姉がさらわれてしまったことをきっかけに本作の舞台となるブランブルを冒険することになるが、そこには自分たちの知らない世界が広がっており、巨大で不気味な生物たちが棲み着いていた。というのが本作の導入となる。

 デモ版はゲーム序盤の内容を体験することができ、薄暗い洞窟や森の中を進んでいくことになる。イメージとしてはTarsier Studiosが開発したホラーアドベンチャー「Little Nightmares(リトルナイトメア)」が近く、主人公はできることがかなり少ないが、様々な脅威に立ち向かう必要がある。スティックによる移動と、ジャンプ・しゃがみ・周囲を明るくするライトなど基本操作はこれだけ。場面によっては物を掴んだり、投げたりもできるようになるが、操作自体はかなりシンプルなためすぐに本作の世界に入り込むことができるだろう。

 本作を実際に遊んで感じたのは本作の世界が非常に美しいということだ。今回の試遊はPS5版となっていたが、マシンパワーの影響もあってか主人公・オーリを取り巻く自然が美しく描写される。フィールドに生えている木々や草、水面の表現も非常にリアルで、これらが臨場感を生み出している。さらに、コントローラーから伝わる振動もあるため、実際に手にとって遊んでほしい仕上がりになっていた。

 また、ステージを進んでいると巨大なクリーチャーが出現し、追いかけてきたり攻撃してきたりと、主人公を狙ってくる。美しい映像は自然の美しさだけでなく、クリーチャーの不気味さも際立たせており、映像表現にも注目してほしい。なお、今回試遊出展されているデモ版はPlayStation StoreおよびSteamにて配信されているものと同じになっているため、自宅でダウンロードして本作の世界観に触れることも可能だ。

追いつかれるのはもちろんのこと、足を踏み外して落ちてしまっても溺れてしまう
鬼気迫る表情のクリーチャー。迫力満点だ