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「ワンピース」尾田栄一郎氏が「FILM RED」功績で渡辺晋賞受賞!

尾田氏「賞に甘んじることなく、更なる巨大な“ひま潰し”の製作を目指します」

3月3日 発表

尾田栄一郎氏

 一般財団法人渡辺音楽文化フォーラムは、第18回となる渡辺晋賞を、漫画家/映画「ONE PIECE FILM RED」プロデューサー・尾田栄一郎氏に授与した。

 渡辺晋賞は、エンターテインメント業界における新しい感性のプロデューサーを顕彰し、大衆文化のさらなる発展向上を目的とするプロデューサー賞。以前には「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」に企画プロデューサーとして深く関わった岩上敦宏氏も受賞している。

 今回の尾田栄一郎氏への受賞理由としては、映画「ONE PIECE FILM RED」の総合プロデューサーとして、観客動員1,427万人・興行収入197億円、2022年度国内興行成績1位・国内の映画興行収入ランキング歴代8位という結果や、全米初登場2位など国際市場でも結果を出していることが挙げられている。

 また、企画から製作、戦略的な宣伝までを総合的にプロデュースしており、プロデュースチームを先導し密な連携を取りながら、監督、脚本家、演者を決定。加えて、物語のヒロイン「ウタ」の歌唱パートへのAdoさんの起用や、使用楽曲については現在第一線で活躍するる多数のアーティストからの楽曲提供をプロデュースチームや監督と共に厳選するなどの手腕を発揮したことも理由となっている。

 ベストセラー漫画家であるとともに、作家として甘んじることなく、映画の企画・製作・宣伝を総合プロデュースしたその姿勢及び実行力が高く評価された。

 尾田氏は今回の受賞についてコメントを出しており、その中では「賞に甘んじることなく、更なる巨大な“ひま潰し”の製作を目指したいと思います」として、今後の更なる活躍にむけた意気込みを明かした。なお、全文は下記の画像にて確認できる。

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