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元従業員がモバイル端末4,400台を無断で売却。バンダイナムコホールディングスが民事訴訟を提起

損害賠償額は6億円

【バンダイナムコエンターテインメント:元従業員による不正行為】

1月18日 公表

 バンダイナムコホールディングスは1月18日、子会社・バンダイナムコエンターテインメントの元従業員による不正行為があったことを公表した。

 元従業員は、バンダイナムコエンターテインメントの管理システムに登録されているスマートフォンなどのモバイル端末4,400台を、無断で外部業者に売却。2015年4月頃より2022年4月頃までの間に、この行為によって約6億円を不正に着服していたことが発覚した。

 この不正行為によって、元従業員は2022年12月20日に懲戒解雇。同社は、東京地方裁判所に約6億円の損害賠償を求める民事訴訟を提起したことも、併せて発表した。さらに、同社とバンダイナムコエンターテインメントの取締役などに対して報酬減額や、再発防止に向けた施策も行なわれる。

バンダイナムコホールディングスのホームページ