「魔界戦記ディスガイア7」、独自のシステム「神討モード」や破天荒なキャラクターたちを紹介

伝説の武器の力を解放する「神討（しんうち）モード」

　「始祖の七振り」に選ばれた使い手は戦闘を通して「神討ゲージ」が貯まっていき、神器の力を解放する「神討モード」になることができる。

　神討モードになったキャラクターは能力値が向上し、それぞれに対応した特殊なスキルと技が解放される。日ノ本魔界群に伝わる伝説の力を使いこなし立ちふさがる強敵たちを討ち倒そう。

神討ゲージ増加の条件はキャラクターごとに異なる

「神討モード」で使える技はどれも超強力

それぞれと共鳴する始祖の七振り

「神剣　完斬無止（カンザンムサシ）」

　万物両断の力であらゆるものを切り裂く神剣。攻撃時に対象の防御力を大幅に減少させ、大ダメージを与える。

「神杖　説革天下（トクガワテンゲ）」

　万物を従える絶対命令権を持つ神杖。神討モード発動時には周囲の敵ユニットを指示どおりに動かす「操り」状態にする力を持つ。

フジ

CV：石川界人

　外道／守銭奴／怠惰の三拍子が揃った、武士道の根付く日ノ本では珍しい悪魔らしい性格の悪魔。

　幼い頃から戦場での戦い方を仕込まれたため、「勝てば英雄、負ければ下僕」をモットーに、勝つためなら、不意打ちでも、騙し討ちでも何でもする。

　自称「人情アレルギー」で、人間的な愛情・友情・同情を自覚すると、拒絶反応で吐血と共に悶絶してしまう。

ピリリカ

CV：新田ひより

　ワヘイ魔界で幸せに育った天然お嬢様。漫画や映画の“作られた武士道” に強く憧れていたが、現実の日ノ本魔界を見てカルチャーショックを受ける。

　世間知らずで生粋の善人のため、騙されやすいが「どんな悪人にもなにか悪に染まる理由があったはず」と最後まで信じて寄り添う、芯の強さも持ち合わせている。

　人気のアパレル会社の社長で大富豪のため悪気なくお金で解決しようとする癖も……。

アオ

CV：今泉りおな

　フジを「お父さん」と呼び慕う幼い外見の少女。日ノ本各地で“お父さんのため”の破壊活動を繰り広げ、「氷牙姫（ひょうがき）」としてお尋ね者となっている。

　フジからの愛情を強く求めており、行く先々に現われてはアピールを続けている。

　フジには子供らしく甘える一方で、フジ以外の者には容赦がなく、邪魔をする者は圧倒的な力でグチャグチャに破壊してしまう。

ウェイヤス

CV：寺島拓篤

　ビビりでヘタレでナルシストな大穢戸幕府のお飾り将軍。毎朝の日課は鏡で自分の姿を見ること。無類の女好きだが、女中にすら相手にされていない。

　実権を持っていないからか、将来のことなど考えず金で雇った舞妓を侍らせて日々宴会に興じている。

　お飾り将軍とはいえ、始祖の七振りの1本である「神杖・説革天下（トクガワテンゲ）」に選ばれたため、本気になればちゃんと強い。

シーフォー

CV：北川里奈

　日ノ本魔界にその名を轟かせる界盗。幕腐関係者からのみ盗みを働く、「界盗義賊マウス★ガール」として民衆から大人気。

　普段はどこか抜けた雰囲気の少女だが、武具や爆発を見たり、火薬のにおいを嗅ぐと人が変わる火薬＆武具マニア。長期間火薬のニオイをかがないと体調が悪くなってしまう。

　研究のために日ノ本魔界群特有の武器「魔改神器」を収集しているらしいが……。

スイセン

CV：川瀬茉望

　幕腐の重鎮「十三奉行」の一角、「予知奉行」を務める機械仕掛けの身体を持つ少年。打倒幕腐を掲げ旅をするフジたちの前に立ちふさがる。

　見た目は幼いが自我を持った生体兵器で戦闘力は高い。機械ゆえの高い情報処理能力を持ち、集めた情報をもとに未来を予知して戦う。

　普段はロボットじみた淡泊な口調だが、時には見た目通りの子供らしい発言をすることも。

彼岸絶勝斎

CV：近藤 唯

　日ノ本最強の剣豪が受け継ぐ称号「絶勝斎」を担う女性。フジに剣を教えた師匠であり、弟子であるフジいわく「日ノ本で一番強くてえげつない、最凶最悪の剣士。」

　剣を使うと強すぎて戦いにならないため剣に飽きてしまい、今は槍を極めている最中。傲岸不遜にして傍若無人な性格で、根っからの戦闘好き。戦いを邪魔されると怒りのあまり暴走してしまい、美味しい甘味を食べさせない限り鎮まらない。

ピーちゃん

CV：堀内賢雄

　ピリリカが幼い頃から彼女に仕えている秘書プリニー。外見も口調も一般的なプリニーとは異なるピリリカ専用の特別製。

　優秀な秘書だがビジネスライクで、ちょっと薄情。自分の管轄外の仕事には関わりたがらず、時にはピンチのピリリカを見捨てて逃げてしまうことも……。

ニトラ

CV：白雪巴

　幕腐に襲われていたところをフジに助けられた物腰柔らかな天使。天使の彼女がなぜ魔界にいるのか、彼女の目的はなんなのか、その行動には謎が多い。

魔提督オープナー

CV：堀内賢雄

　訓練された悪魔で構成される軍事組織「界軍」のトップ。突如として日ノ本魔界に現われ幕腐を支配下に置くと、武士道を重んじる伝統的な価値観を大きく捻じ曲げた。始祖の七振りの一つ「神拳」を持ち、その圧倒的な武力で武士たちを支配している。

日ノ本魔界群　各地の紹介

大穢戸魔界（オオエドマカイ）

　日ノ本魔界観光に来たピリリカとはぐれ武士のフジが出会う日ノ本の中心地。日ノ本を治める大穢戸幕腐の拠点「大穢戸城」が存在し一見栄えているようだが、魔提督オープナーの操り人形と化した大穢戸幕腐の圧政により庶民は苦しい生活を強いられている。城下町から一歩外に出れば、さらに悲惨な状況の貧民街が広がっている。

壮麗な大穢戸城を見に、外界からも多くの観光客が訪れる

横破魔界（ヨコハマカイ）

　大穢戸魔界を出たフジとピリリカが最初に訪れることになる魔界。文明開化の影響を強く受けたハイカラな街並みが整備されている。将軍家の別荘があり、現将軍ウェイヤスは連日贅沢三昧の宴会を催しているという噂も……。

日ノ本魔界らしくないハイカラな建物が立ち並んでいる魔界

鰯魔界（イワシマカイ）

　超弩級宇宙イワシの中にある魔界。魚の漁獲量は全魔界ナンバーワン。いつもたくさんの漁師たちで賑わっていた港も、大海奉行ジ・アゲインがイワシに重税を課すようになって寂れてしまった。その日の食べ物にも困る有様で、子供たちはいつもお腹を空かせている。

以前は美味しい海の幸を気軽に味わうことができる魔界だったが……

半丁魔界（ハンチョウマカイ）

　幕腐主導で作られた博徒の聖地。毎日一獲千金を夢見る悪魔たちが集い、賑わいを見せている。「日ノ本カジノ」の景品となっている始祖の七振りを求めて、フジたちも足を踏み入れることになる。

多くの者が一獲千金の夢を見て半丁魔界に集う

下郎怨泉（ゲロオンセン）

　日ノ本三大冥泉のひとつ。怨泉奉行のユバナが統治している。死霊の怨念をたっぷり含んだ名物の怨泉には死者すら蘇生するほどの滋養強壮の効能があるらしい。幕腐の統治下とは思えないほどフレンドリーにフジ一行を迎え入れるが……。

今は雰囲気のある街並みと怨泉をウリにした観光地となっている

いたずら好きな死体少女：死姫族

　仲間が死ぬとパワーアップしたり死んでも蘇ったりするとっても可愛い女の子。肉体年齢が幼いからか、知性は控えめ。

全てを狂わす大きな瞳：巨眼族

　多くの悪魔から畏敬を集める、魔界でも高位の存在。攻撃時に敵の防御ステータスをランダムに変更してしまう。

ザコ・オブ・ザコ：プリニー族

　魔界にたくさんいる下っ端悪魔。投げられると爆発する。中には罪を犯した人間の魂が入っており贖罪に励んでいる。大切に扱って欲しいッス。

幸運を振りまく哀しき魔物：氷棲族

　魔界の水質汚染が原因で生まれた哀しき魔物。通常の支援に加え取得経験値UPなど特殊な力も持っている。

嫌がらせのスペシャリスト：魔翔族

　鱗粉を使って様々な状態異常を振りまく昆虫型の魔物。その外見のせいで人間だけでなく魔族からも避けられがち。

墓から蘇った歩く死体：屍族

　攻撃しながら自己回復が出来る非常にタフな魔族。なお、脳が腐っており知性は非常に低い。

大空を支配する魔界最強の魔族：邪竜族

　その強さはもちろん、誇り高さも桁違いのドラゴン。攻撃に耐えることで己の力を増幅させる。

魔界に咲いた一輪の妖花：妖花族

　上半身は人間、下半身は花の魔物。セラピー効果のある香りと美貌で味方を癒し支援する。

骨竜への騎乗はエリートの証：騎将族

　悪魔の矜持を体現する魔族の騎士。頑丈な鎧で敵の物理攻撃の威力を弱める力を持つ。耐久力も高いので盾役としても頼もしい。

両手の邪眼にご用心：呪眼族

　両手に呪眼を宿した牛系魔物。臆病な者が多いが、油断するとそのパワーで叩きのめされる。相手の防御力を下げる手段を持つ。

近接特化のムチプリネコ娘：猫娘族

　マーシャルアーツを得意とするおてんばネコ娘。多彩な反撃や追加攻撃など手数の多さで相手を圧倒する。

男はみ～んな役立たず：夜魔族

　男を誘惑する麗しき女悪魔。男の心を弄び、弱体化させる。女性悪魔から嫌われやすいが何故か猫娘族とは気が合う。