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Xbox Series X|S、Xbox Adaptive Controllerが「2022年度 グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞

10月7日 発表

 マイクロソフトは10月7日、家庭用ゲーム機「Microsoft Xbox Series X|S」ならびに「Xbox Adaptive Controller」が、「2022年度グッドデザイン賞」において、「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞したことを明らかにした。

 グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザインの推奨制度。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加している。

 今回受賞となった「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」は、社会の課題に対する取り組みとしての内容、将来に向けた提案性や完成度の高さなど、総合的な観点から、グッドデザイン賞審査委員会が今年度もっとも優れていると評価したデザインに贈られるものとなっている。

□「2022年度グッドデザイン賞」のページ

審査委員の評価

 「誰でもゲームを楽しめる環境を作る」その理想を具現化するためのゲームコントローラー。それぞれの障碍レベルにあわせ、きめ細やかな要望に応えられる高い自由度により、近年益々複雑化する操作も数人で分担して一緒に楽しむことができたり、様々な器具に本体固定できるよう底面金具を複数設けたり、他社の豊富なスイッチ資産も使用できるなど、対応力の高さに驚かされる。何よりこれだけ特別設計でありながら特段高額ではないところが、同社の理念や姿勢をより明確に表しているといえるのではないか。現在に至るまで同社がいち早く専用ラボ施設を設置し、多様性あるメンバーにて日々開発改善するその姿勢に我々が受け取れる物は非常に大きいといえる。製品はもちろん、高い理念姿勢や実現力を審査委員一同高く評価した。
(担当審査委員:宮沢 哲氏、堀田 峰布子氏、小野 健太氏、清水 久和氏、林 信行氏)