ニュース

シリーズ最新作「英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-」本日発売! カルバード共和国編・新章開幕

【英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-】

9月29日 発売

価格:
通常版 8,580円(税込)
ダウンロード版 8,250円(税込)
デジタルデラックス版 11,000円(税込)

 日本ファルコムは、プレイステーション 5/プレイステーション 4用ストーリーRPG「英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-」を9月29日に発売する。価格は通常版が8,580円(税込)、ダウンロード版が8,250円(税込)。合わせて、ゲーム本編に、シーズンパスやDLCが付属するデジタルデラックス版も発売される。価格は11,000円(税込)。

 本作は、ストーリーRPG「軌跡」シリーズ最新作で、カルバード共和国編・新章となるタイトル。「裏解決屋(スプリガン)」の青年、ヴァン・アークライドを主人公にカルバード共和国の光と闇の狭間で生きる人々を描いた共和国・第1章「英雄伝説 黎の軌跡」からさらに磨きをかけ、新たな物語が始動する。

【PS5/PS4「英雄伝説 黎の軌跡II-CRIMSON SiN-」ロングトレイラー】
【ストーリー】

七耀暦1209年。
マフィア組織《アルマータ》の脅威が過ぎ去り、かつての平穏を取り戻したカルバード共和国。

そんなある日──
首都イーディスの片隅で、CID中央情報省特殊部隊が何者かに惨殺されるという猟奇的な事件が発生する。

事態の収拾に向けて動き出すカルバード警察や遊撃士協会。
新たな騒乱の匂いを嗅ぎつけ、暗躍を始める裏社会の勢力。

そんな中──
「裏解決屋スプリガン」ヴァン・アークライドも
意外な人物の来訪をきっかけに調査に乗り出すこととなる。

惨殺事件を引き起こした人物は一体誰なのか? その目的とは?
そして、曾祖父の最後の遺産、“第8のゲネシス”を探し求めるアニエスは──?

獣じみた“紅黎(あかぐろい)”異形の咆吼と、
“何か”を追い求める少年少女との邂逅(かいこう)が、
彼らの《軌跡(物語)》を逃れられぬ因果へと誘いざなっていく──。

主なキャラクター紹介

ヴァン・アークライド

CV:小野大輔
年齢:25歳/武器:撃剣(スタンキャリバー)

「ま、さしずめ報酬ゼロの依頼(4spg)ってところか。せめてご褒美スイーツくらいは用意するかね」

 首都イーディスで《アークライド解決事務所》の所長を務める青年で、自他共に認めるスイーツ&サウナ&導力車好き。

 《裏解決屋(スプリガン)》として警察や遊撃士とは異なる“グレー”な依頼をこなしているがきっちり筋は通すという彼なりの流儀を重んじており、仕事柄“表(オモテ)”、“裏(ウラ)”どちらにも顔が広い。

 アニエスの依頼で8つの原型導力器《オクト=ゲネシス》を探すなか、ヴァン専用戦術オーブメントに搭載されたホロウコア《メア》を通じて黎(あおぐろ)き異形の姿《魔装鬼(グレンデル)》へと変身し各地でマフィア組織《アルマータ》との戦いを繰り広げた。

 《オクト=ゲネシス》を巡る争いで共和国全土を恐怖に陥れた《アルマータ》が壊滅したことで、事務所メンバーも一時解散することに。すっかり寂しくなった事務所でひとり気ままにハードボイルドな日々(本人談)を過ごしているらしい。

アニエス・クローデル

CV:伊藤美来
年齢:16歳/武器:導力杖(オーバルスタッフ)

「どうか頼ってください──私だって、《裏解決屋》の一員なんですから!」

 首都の名門校《アラミス高等学校》で生徒会・庶務を担当している高校1年生。丁寧な言葉遣いと清楚で柔和な雰囲気が特徴的な少女だが、《裏解決屋》としてのグレーな仕事や社会の“闇”を前にしても、決して染まることのない強い意志を宿している。

 曾祖父の遺産である8つの原型導力器《オクト=ゲネシス》を探す過程でヴァンと出会い、助手として事務所でバイトをしながら遺産探しを続けることになった。《ゲネシス》が7つ揃った現在は、学藝祭の準備に追われながらも定期的に事務所を手伝いつつ、最後の1つを探し続けている。

 ヴァンに対しては所長として尊敬しているだけでなく、特別な想いも抱いているようだが……。

エレイン・オークレール

CV:斎藤千和
年齢:24歳/武器:騎士剣

「“貸し逃げ”なんか2度とさせない──覚悟しておくことね、ヴァン」

 《剣の乙女(ソードメイデン)》の渾名でエースとして活躍するカルバード共和国のA級遊撃士。

 達人級の剣術の腕前と凛とした美貌を併せ持つことからメディアの注目の的となっているが、遊撃士協会の広告塔としての取材を除き、写真集や女優といった他業界からのオファーはすべて断っている。

 学生時代、恋人として短い青春時代を共に過ごし、ある日何の前触れもなく失踪してしまった幼馴染・ヴァンとは7年の歳月を経て再会。互いに過去のわだかまりを抱えたまま、ギクシャクした関係を続けていたが、《アルマータ》との戦いの中で少しずつ歩み寄っていけるようになった。

 ――そんな中、首都の片隅でCID(中央情報省)γ中隊が何者かに惨殺されたこと、そして、現場には“紅黎(あかぐろい)”異形の怪物の姿があったという報せがエレインのもとに届くのだが……。

スウィン・アーベル

CV:梶原岳人
年齢:17歳/武器:特殊双剣

「過去を受け入れて前を向き始めた人間の決意―― それを踏みにじるヤツを、オレたちは決して許さない!」

 数年前に暗殺組織《庭園(ガーデン)》から脱走した元暗殺者の少年。戦闘では二振りの剣を合体させて威力を高めたり斬り込んで“マーキング”した部位を爆破したりするなど、特殊な機構が組み込まれた双剣を使いこなす。

 一見ドライで合理主義的な振る舞いを見せるが決して冷徹な人間ではなく、実際は真っ直ぐな性格をした常識人。《庭園》を抜けた後はしばらくの間、ナーディアと共に追手から逃れつつ、絶対に人の命は奪わないことを誓い運び屋などで路銀を稼いでいた。

 その後、クロスベル自治州~エレボニア帝国の旅を通して縁の出来た仲間と共に、新しい人生を歩んでいたようなのだが……。

ナーディア・レイン

CV:石見舞菜香
年齢:17歳/武器:針&仕込みぬいぐるみ

「なーちゃんは毎日お昼寝で予定表を埋め尽くすような、のんびり自堕落ライフを所望します!」

 スウィンのパートナーとして共に《庭園》から抜け出した元暗殺者の少女。常人離れした感覚と卓越した計算・予測能力を持ち、感覚を研ぎ澄ますことで戦況や敵の弱点を“解析”できるのだが、燃費の悪さからか戦闘後すぐに寝たり、だらけてサボったりすることも。

 自由気ままな立ち振る舞いやスウィンに甘える姿ばかり目立つが、実際にはスウィンよりも遥かに疑り深いリアリストで、冷徹な思考の持ち主。そんな一面を自覚した上で、本質的には“真っ当な”スウィンに代わり、裏で他者を疑う役目を引き受けることで彼を支えている。スウィンと同じく、クロスベル《再事変》以降は新たな仲間と共に第二の人生を送っていた。

新エリア紹介

 「英雄伝説 黎の軌跡II」では、前作で訪れることのなかった北部都市メッセルダムなど、探索地域が拡大。更に、首都イーディスをはじめ各地域にも新たなエリアが多数登場する。

港湾都市メッセルダム

 カルバード北部、北海に面した中規模港湾都市。北海貿易の要衝であり、古くは王都オラシオンに新鮮な魚介を届ける重要な漁業地だったが、飛行船技術の発達により勢いは縮小――それでも尚、レミフェリアなどへの重要な玄関口となっている。

 南部ラングポートとは異なり東方人街はなく、王国時代の街並みを残した港湾エリアは歴史地区としても人気。地理的に東方文化や中東文化への馴染みは薄いが、反伝統の前衛芸術(アバンギャルド)も昔から盛んで、1208年にサルバッドが開催地となるまでは、毎年「導力映画祭」が開催されていた。

首都イーディス・トリオンモール

 首都3区・トリオンタワーの正面に広がる巨大モール。ヴェルヌ社製の最新導力製品が並ぶ「ヴェルヌストア」、高級スイーツを堪能できる「クインシーパーラー」、多数の作品を上映している「導力シネコン」のほか、リベール王国の商品が販売されている「リベールアンンテナショップ」等も存在している。

首都イーディス・セントルマルシェ

 イーディスでもっとも賑わう大規模市場。日用雑貨から生鮮食品まで一通り揃うため、首都の台所として親しまれているほか観光目的に訪れる者も多く、常に活気に溢れている。

 大通りから一歩離れたエリアにはこだわりの珈琲豆を扱っている焙煎所があり、モンマルトのコーヒーはここの豆が使われているらしい。

煌都ラングポート・東方弐番街

 東方人街では“旧市街”にあたる地区。東方人街の顔であり、ルウ家のお膝元でもある壱番街とは異なり大衆食堂、銭湯など地元民の生活に密着した店・施設が多く並んでいるため観光客はあまり訪れることがない。東方三大拳法の1つ、“月華流”の総本山となる道場がある地区としても知られている。

システム紹介

 「英雄伝説 黎の軌跡II」では、主人公である裏解決屋(スプリガン)のヴァンとその協力者たちがカルバード共和国各地に別れて別々に行動していくことになる。

 各部ではチャプター選択方式を採用。チャプター毎に主要メンバーが異なるほか、個別のストーリーが展開していく。なお、選択したチャプター終了後は自動的にもう一方のチャプターが開始する形でストーリーが展開する。

一部のチャプターでは特殊ミッションが発生することも

 ホロウコアAI《メア》を操作する導力ネットワークのハッキング、スウィンの能力を活かしたターゲット尾行など、各チャプターに登場するキャラクターの特性に応じてストーリー中に特殊なミッションが発生することがある。

限定版「英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN- Limited Edition」同時発売

 ゲーム本編にオリジナルサウンドトラックなどのアイテムが付属する「『英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-』Limited Edition」と、Limited Editionに、特典書籍「『英雄伝説 黎の軌跡』極厚シナリオ本」(5,000冊限定)が付いた「極厚シナリオ本付き」も同時発売される。価格はLimited Editionが11,000円(税込)、「極厚シナリオ本付き」が14,080円(税込)。

「英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN- Limited Edition」

 「英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN- Limited Edition」では、この限定版でしか入手できない多数の豪華アイテムが「黎の軌跡II」仕様の専用三方背ケースに同梱される。

「英雄伝説 黎の軌跡II」オリジナルサウンドトラック mini」

 前作「英雄伝説 黎の軌跡」から更にバラエティ豊かになった劇中曲の中から、厳選された楽曲を収録したオリジナルサウンドトラック

「軌跡シリーズ」Special 卓上カレンダー2022-2023

 「軌跡シリーズ」の美麗イラストをふんだんに使用した、2022~2023年用の記念卓上カレンダー

カルバード共和国全図・大型マイクロファイバークロス

 「英雄伝説 黎の軌跡II」の舞台となる広大なカルバード共和国の全図を、大型マイクロファイバーでグッズ化

DLC「空の軌跡」シリーズBGMセット

 マルドゥック社が提供する導力ネット内のダンジョン《メルヒェンガルテン》内で、BGMを「英雄伝説 空の軌跡」シリーズに変更することができるLimited Edition限定の専用DLCコード

「英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN- Limited Edition」 ※数量限定「黎の軌跡」極厚シナリオブック付き

 極厚シナリオブック付きには、1,000ページ超の限定特典「黎の軌跡」極厚シナリオブックが付属。5,000冊限定生産となる。

 極厚シナリオブックは、LGCアライメントによるシナリオ分岐も網羅。前作「英雄伝説 黎の軌跡」序章から終章までの本編シナリオを2段組&1,000ページ超の極厚ボリュームで丸ごと収録した、永久保存版の書籍となっている。

デジタルデラックス版/シーズンパス

 「英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN- Limited Edition」デジタルデラックス版および、シーズンパスでは、9月29日の発売日以降にPlayStation Storeで有料販売されるすべてのキャラクター衣装、アタッチアイテム、ホロウコア Voice、BGM セットを無料で入手することができる。価格は「デジタルデラックス版」が11,000円(税込)。「シーズンパス」単体価格は3,850円(税込)。なお、初回特典DLCや店舗限定DLC、その他消費アイテム系DLCは対象外となる。