ニュース

司馬遼太郎氏の歴史小説が初の漫画化! 「竜馬がゆく」コミックス1巻が本日発売

竜馬の生涯を「コウノドリ」などで知られる鈴ノ木ユウ氏が描く

【漫画「竜馬がゆく」第1巻】

8月23日 発売

価格:748円(税込)

 文藝春秋は、歴史小説「竜馬がゆく」のコミカライズ第1巻を、本日8月23日に発売した。価格は748円(税込)。デジタル版も同時発売されている。

 「竜馬がゆく」は、幕末維新を先導した坂本竜馬を主人公とする、司馬遼太郎氏の長編時代小説。今回、その坂本竜馬作品の原点となる作品が初のコミカライズ化となる。漫画を手がけるのは、産科医療漫画「コウノドリ」などで知られる鈴ノ木ユウ氏。漫画「竜馬がゆく」は、「週刊文春」にて現在連載中だ。

 原作を読んだことがない若い世代の読者から、古くからの司馬遼太郎氏のファンまで老若男女楽しめる作品になっており、第1巻には竜馬の幼少期から岡田以蔵や武市半平太との出会い、そして高知からの旅立ちまでが収録されている。

【「竜馬がゆく」第1巻 あらすじ】

12歳、「坂本の寝小便ったれ」とからかわれ泣かされる。字を満足に覚えられず寺子屋の師匠に見捨てられる。そんな竜馬だが母の死を受け入れることをきっかけに強い男へと変わっていく。
17歳、強くなった竜馬と武市半平太、岡田以蔵との出会いーーそして江戸へ。

司馬遼太郎の傑作歴史小説を初の漫画化。坂本竜馬の奇跡の生涯を「コウノドリ」の作者・鈴ノ木ユウが描く、幕末大河コミック第1巻!

著者プロフィール

【司馬遼太郎氏(原作者)】

1923年、大阪府生まれ。産経新聞在職中の1960年に「梟の城」で第42回直木賞を受賞。1966年の「竜馬がゆく」、「国盗り物語」での第14回菊池寛賞はじめ、多くの賞を受賞。主な著書に「燃えよ剣」、「坂の上の雲」、「翔ぶが如く」、「関ヶ原」、「功名が辻」、「菜の花の沖」など多数。1996年没。

【鈴ノ木ユウ氏(漫画)】

1973年、山梨県生まれ。2007年、「東京フォークマン/都会の月」で第52回ちばてつや賞に準入選。2010年に「エビチャーハン」で第57回ちばてつや賞に入選。2011年、「おれ達のメロディ」を「モーニング」(講談社)に短期集中連載。同誌に2013年から2020年にかけて連載した、産科医療を題材とする「コウノドリ」は第40回講談社漫画賞の一般部門を受賞。累計800万部超。綾野剛さん主演で2度テレビドラマ化された。