ニュース
ASUS ROG×エヴァンゲリオンコラボ製品群がお披露目
ヤシマ作戦風のPC電源や暴走するキーボード。その完成度に加藤夏希さんも絶賛
2022年7月1日 09:42
- 【ROG×エヴァンゲリオンコラボ】
- 予約開始日:7月1日
- 発売日:7月15日
- (ゲーミングモニターのみ予約・発売日未定)
ASUS JAPANは7月1日、ゲーミングブランドREPUBLIC OF GAMERS(以下、ROG)とエヴァンゲリオンがコラボレーションした、PCパーツと周辺機器を発表した。本日7月1日より予約を開始、7月15日に発売を予定している。
発表に先立ち行なわれた発表会には、テレビ番組に「エヴァンゲリオン芸人」としても出演した経験を持つ、女優の加藤夏希さんが登場。ステージ上で、公開さればかりのコラボパーツを使用してのPC組み立てを行なうというサプライズを行なってくれた。その模様と、お披露目された各種PCパーツを紹介していこう。
“「REPUBLIC OF GAMES × エヴァンゲリオン」コラボ新製品日本発売 記者発表会”と題されたイベントは、多数のメディア関係者が注目する中でスタート。ASUS JAPAN Director/取締役のDavid Fu氏の挨拶から始まり、続いてプロダクトマネジメント部 部長の黄尚哲氏により、今回用意された各種パーツの解説が行なわれた。
ラインアップの説明が一通り終わると、ゲストの加藤夏希さんが登壇し、舞台はこの日一番の盛り上がりを迎えた。今日の話が舞い込んできた時に、どう思ったかを問われた加藤さんは「ちょうど去年からパソコンを探していたので、このお話が来た時は運命としか感じられなかった」と、早くも興奮を抑えられない様子で、思った以上に高いテンションで感想を語ってくれた。
続いて、加藤さんがステージ上に用意された新製品を一つずつ手に取り、鑑賞するタイムに突入。一つ一つパーツを取り上げては、表面だけでなく裏面もジックリと観察しながら「あちこちにロゴがあったりして、まるでNERVの職員になったようです!」と、思った以上に高いトーンでコメントをしていたのが印象的だった。
パーツ解説のため、加藤さんと一緒にステージに立ったセールスマーケティングの市川彰吾氏は、「機能とデザインが一致するように作りました。例えばヘッドセットであれば、その音の遮音性が良くなるように設計し、それに対してデザイン面としてA.T.フィールドを当てる、といった感じです」と解説。これには加藤さんだけでなく、会場も大きく頷いていた。
この後は加藤さんが、「パソコンを組む上で最大の山場」(市川氏)であるCPU装着を、実際に行なってみることとなった。もちろん使用するのは、本日発表されたばかりのエヴァンゲリオンコラボマザーボードだ。若干不安な表情を見せる加藤さんだったが、「PCの組み立ては、ここで失敗する人が90%くらい。逆に、ここさえクリアできれば成功したといっても過言ではないので、やってみましょう」と後押しする市川さんに促され、吹っ切れた様子でトライ。
CPUソケットのレバーのロックを外し、カバーを開けてCPUを置くところまではスムースに進行。最後に、レバーを下ろしてロックしようとすると、勢いよくカバーが外れて飛んでいく事態に! 「これ、問題ないんですか!?」と慌てて市川氏に尋ねる加藤さんだったが、「それで正解です、大丈夫です」との返答を聞いて、ホッとした表情を見せてくれた。
その後、回収したカバーにNERVのイラストが描かれていることに気づき、「こんなところにまで印刷が?」と市川氏に聞くと「これはもう二度と使わないものですが、そこまでこだわって制作しました」と回答。それを受けて「もう使われないなんてもったいないですね。ネックレスにしたいくらいです」と答えていた加藤さんのコメントに、満足げな笑みを浮かべていた市川氏の表情が印象に残った。
「ROG×エヴァンゲリオンコラボ」製品ラインナップ
ここからは会場で確認できた「ROG×エヴァンゲリオンコラボ」製品を写真でご紹介しよう。
マザーボード:ROG MAXIMUS Z690 HERO EVA Edition
「ROG MAXIMUS Z690 HERO」をベースに、エヴァンゲリオン仕様にカスタマイズされたモデル。第12世代のインテルプロセッサ対応LGA1700ソケットを搭載し、最大128GBまでのメモリを装着可能。I/Oスロットカバー部分には初号機が描かれ、画像が時間経過で起動と暴走モードに変化する。CPU部分はATフィールドをあしらっており、ヒートシンクは特殊装甲を再現。
グラフィックスカード:ROG STRIX GeForce 3080 EVA Edition
- 市場想定価格:214,280円
ベースとなっているのは、「ROG STRIX GeForce 3080」。カラーリングはマザーボードと同じく初号機をイメージしたもので、バックプレートに描かれた初号機のイラストとマークが大きく目立つ。3つのファンにもそれぞれNERV、エヴァ初号機、ROGロゴが配置されており、サイドはシンクログラフをモチーフとしたライティングとなっている。2.9スロットを使用する巨大なモデルなので、あらかじめケースの大きさを確認しておきたい。
CPUクーラー:ROG RYUJIN II 360 EVA Edition
- 市場想定価格:58,800円
CPUクーラーはPCの中心部に配置されることから、NERV本部作戦司令室をイメージした仕上がりとなっている。液晶のカスタムUIデザインは、NERV本部のオペレータをイメージ。実際に、どのような感じで画面が推移していくのかを、動画でご覧いただきたい。
電源:ROG THOR 1000W Platinum II EVA Edition
- 市場想定価格:60,980円
80 Plus Platinum認定を取得した、1000Wクラスの電源としては最も静かな電源。側面にある有機ELディスプレイには、消費電力がリアルタイムで表示される。コネクタはプラグイン形式となっており、ベースとなったROG THOR 1000W Platinum IIのケーブルは黒だが、本モデルはエヴァンゲリオンに電力を供給するアンビリカルケーブルをモチーフにしたため、赤と黒のカラーリングを採用。また、付属ケーブルにもイラストがプリントされている。
PCケース:ROG Strix Helios EVA Edition
- 市場想定価格:67,380円
ケース内部は、NERV本部内初号機格納ゲージを模したデザインとなっている。正面には、エヴァ初号機の発光をLEDで再現したほか、ケースの左右は強化ガラスで覆われており、中を見ることができるようになっている。天面にはマジックテープの持ち手があり、ここを掴んで持ち運ぶことが可能だ。上部手前側には電源スイッチとリセットボタン、USB3.0コネクタ×4があるので、使い勝手も申し分ない。重量は、約18kg。
液晶モニター:ROG Strix XG27AQM-G EVA Edition
- 発売日:未定
- 市場想定価格:未定
エヴァ初号機の紫と緑を基調としたカラーリングを採用した、27インチ2560×1440ドットのQHDモニター。オーバークロックによる270Hz高速リフレッシュレートと、0.5msという高速応答により、ストレスなくゲームを楽しむことができる。
ゲーミングヘッドセット:ROG Delta S EVA Edition
- 市場想定価格:33,980円
ESS 9281 QUAD DACとASUS AIノイズキャンセリングマイクを搭載した、「ROG Delta S」をベースにしたモデル。エヴァ初号機のカラーリングを纏い、ヘッドフォン部分にはカスタマイズ可能なRGBライトを備えている。重量はわずか300gで、軽快な使い心地をもたらしてくれる。
ゲーミングキーボード:ROG STRIX SCOPE RX EVA Edition
- 市場想定価格:20,980円
紫と緑のアルミケースに、ROG RX光学式メカニカルスイッチを収納したモデル。キースイッチ一つ一つにRGB LEDが組み込まれており、キーをまんべんなく照らし出す。IP57の防水性能を備えているので、液体をこぼした場合やホコリなどからも保護してくれる。スペースキーは水圧転写プリントが行なわれているほか、EVAをイメージしたキャップも付属。
ゲーミングマウス&マウスパッド
- ゲーミングマウス:ROG KERIS Wireless EVA Edition
市場想定価格:12,980円 - ゲーミングマウスパッド:ROG Scabbard II EVA Edition
市場想定価格:7,980円
ゲーミングマウス「ROG KERIS Wireless EVA Edition」は、エヴァ初号機の印象的なカラーリングを採用し、16,000dpiの精度を誇る。重量はわずか79gで、手前側には初号機のロゴ入り。サイドボタンは、3色のカラーリングバージョンのものと交換可能で、稼働時にはホイール部分が緑に発光する。
ゲーミングマウスパッド「ROG Scabbard II EVA Edition」は表面に撥水、溌油、防塵加工のあるナノコーティングを施した素材に、特務機関NERVとEVAをモチーフにした対照的なデザインを組み合わせたものになっている。厚さは3mmでわずかなクッション性があり、ゲームをより快適に楽しめる仕組み。実際のサイズは非常に大きく、写真のように広いスペースを使用する。
SSDエンクロージャ:ROG Strix Arion EVA Edition
- 市場想定価格:10,780円
USB-C 3.2 Gen 2×1接続を採用し、最大10Gbpsでの高速ファイル転送を実現。アルミニウム合金製のケースには、効率的な放熱を実現する内部サーマルパッドを搭載している。ネジを使わずにSSDを簡単に取り付けられる設計を採用しているので、ドライバーは不要だ。搭載できるのは、最大2TBの2230/2242/2260/2280 M.2 PCIe NVMe。エヴァンゲリオンをモチーフにした、スタイリッシュなキャリーストラップも付属している。
©カラー
©ASUSTEK COMPUTER INC.