“同志よ、また共に働こう、人類のために！”ソーシャルアクション「トゥモロー チルドレン フェニックス エディション」発表

　Q-Gamesは、プレイステーション 5/プレイステーション 4用ソーシャルアクションADV「トゥモロー チルドレン フェニックス エディション」を2022年内に発売する。価格は未定。

　「トゥモロー チルドレン フェニックス エディション」は、2016年に配信された「The Tomorrow Children」を改良したタイトル。舞台は、冷戦時代を境に今とは違う歴史を歩んだ未来世界。1967年、ソ連にて全人類の意識を共有しようとする実験が失敗。自然、文明、あらゆる生命体が地球上から消え去り、地表は人々の意識が溶けて固まった「ボイド（Void）」に覆われた。

　プレーヤーは、40以上の島を探検し、資源の採掘や宝物を見つけ、オンラインの同志たちと協力しながら人類復興に向け“完璧”な町を築いていくこととなる。

　「トゥモロー チルドレン フェニックス エディション」の名前の由来について同社のディラン・カスバート氏は、「サービス終了後も復活を望み続けてくれたファンの皆さんへ、本タイトルをもう一度お届けするという数年にわたるプロジェクト、それはまさに、灰のなかから蘇生する霊鳥の名にふさわしいと思ったからです」とPlayStaion.Blogにて述べている。

　同氏によれば新たな要素について、「新しい島やアイテム、新たな遊びがたくさん追加されています」とコメント。「他のプレーヤーと一緒に行動する機会が増え、オリジナルの島をいろいろな方法で探索できるようになりました。町の建設もこれまで以上に自由にコントロールできます」とのことで、よりオンライン要素が大切さを示唆している。

　さらに、最も大きな変更点として「中央サーバーに依存しない仕組みへ変更することにしました。また課金要素を撤廃することで、エキサイティングなゲームバランスの調整が可能となりました」とゲームそのものの仕組みについて言及。やはり全貌は語られていないが、いつまでもプレイし続けられる方法を同社なりに模索しているのが伝わってくる。

　同ブログなどでは、アナウンストレーラーも公開。「ボイド」で再び復興を目指す人類の手足「プロジェクションクローン」や、ボイド下の集合意識にある恐怖心によって生み出された脅威「イズベルク」といった懐かしの要素を確認できる。詳細については、今後公式Twitter「トゥモローチルドレン報道機関」などにて発表される。

□PS.Blog「PS5/PS4『トゥモロー チルドレン フェニックス エディション』発表！ あのゲームが“不死鳥”のごとく復活！」のページはこちら