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Twitterのサブスク「『Twitter Blue』に登録した人には、認証済みマークを付与するべき」とイーロンマスク氏が指摘

広告非表示機能にも言及

4月10日の投稿

 Twitterの筆頭株主であるElon Reeve Musk氏は4月10日、ソーシャルネットワーキングサービス「Twitter」において、自身のアカウントにて「サブスクリプションプラン『Twitter Blue』に登録した人には、認証済みマークを付与するべきだ」と指摘した。

 同氏は、該当のツイートに紐づけて、いくつかの「Twitter Blue」に関する考えや、現行の特徴などについて述べた。一連のツイートでは、「『Twitter Blue』の登録者には認証済みマークを付与するべきだ」とした上で、公人や公式マークなど既存のマークとは別のものを付与するべきだとも指摘している。

 また、Musk氏は「Twitter Blue」において既に、20秒間のツイート編集猶予時間や広告の非表示設定などが搭載されている点にも触れた。広告の非表示機能に関しては、「Twitterが広告収入に頼っていては、企業がTwitterのポリシーにあまりにも干渉しやすくなってしまう」と述べており、同氏のTwitterの中立性に関する懸念が伺える。

 20秒間のツイート編集猶予時間というのは、「ツイートの取り消し」と呼ばれるもので、ツイートを作成し送信する際に、猶予時間を設けることで、時間内であれば送信前のツイートを編集できるというもの。これはツイートを作成してから一定時間送信しない様にする設定で、5秒、10秒、20秒、30秒、60秒のいずれかから猶予時間を選択できる。

 「Twitter Blue」は現在、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで提供されている。月額3ドルで登録可能で、支払方法については、スマートフォンアプリ版ではアプリ内購入として処理、Web版では決済パートナーであるStripeから支払いができる。なお、同サービスは、Twitterのアカウント毎に紐づけられるもの。